「学校行かんかったら、ニートになるよ」
お母さんが、つい言ってしまった言葉は、不安が大きくなっているからでしょう。
言ってしまう気持ちも分かりますが、
実は、この言葉は、子どもへの脅しになってしまっています。
人は、生まれつき、自分の行動を自分で決めたいという欲求があります。
しかし、それをお母さんやお父さんから強制されたり、
脅されると子どもの側は、「自由への脅威」を感じ
自由を回復しようという動機が生じるのです。
つまり、無意識のうちにそれに、抵抗したくなるというわけです。
この動機のことを
「心理的反発(心理的リアクタンス)」と言います。
「勉強しなさい。」
「お風呂に入りなさい」
「歯磨きしなさい」
「早く寝なさい」
子どもは、言われれば、言われるほど、したくなくなるというわけです。
・言われたことをしない
・引き延ばす
・忘れる
・ミスする
などは、受動攻撃、つまり受け身の攻撃なのです。
子どもの受動攻撃が多いということは、
親からの指示、脅しが多くなってしまってるのかも!?
受動攻撃が多い子どもさんには、楽しく触れ合ってみると、案外上手くいくかも?!
「おかえりんご」
「ただいまんご」
みたいに…。