昨年、厚生労働省が発表した自殺対策白書に
世界保険機関のデータをもとに人口10万人あたりの自殺者の数を世界90ヵ国と日本を比べたデータがあります。
そのうち、日本で自殺した人は、6番目に多く
さらに、日本の若年層の死因の第1位は「自殺」です。
これは、先進国の中で、突出さて高い値だということが分かりました。
また、川崎市で起きた無差別殺傷事件には、ショックを受けました。
犯人は、どうして見知らぬ人を無差別にいきなり襲ったのだろうと思うと、空恐ろしくなります。
同時に大阪の 附属池田小の事件を思い出し、宅間守元死刑囚について書いてある本を
久しぶりに読み返しました。
臨床心理士さんが、死刑執行前に、直接会いに行き、
宅間守元死刑囚から詳しく話を聴いています。
彼の父親は、家族全員に対して激しい暴力をふるっており、
ひどく殴って血を流して倒れる母親を彼は、見て育ったそうです。
彼は、暴力をふるう父親を憎悪し、寝ている間に包丁で刺殺ひてやろうと思ったこともあると述べています。
怖れ、怒りが憎悪になり
父親への憎悪が、他人へと向けられた可能性だってあります。
今後、あの様な凶悪犯罪の防止のために
犯人から聴いたことから学ぶ必要ががあります。
おススメの本を貼り付けておきます。