ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

お母さん、子どもが泣いたら抱きしめて。

2019年05月02日 | こころの子育て
ゴールデンウィーク。
 
博多駅も家族連れが多い。
 
デパートで、買い物していたら
 
2歳くらいの子どもの大きな泣き声。
 
下に赤ちゃんがいるらしく、赤ちゃんをベビーカーからどかそうとしている。
 
ベビーカーを押しているお母さんが、大きな声で
 
「落ち着きなさい」と、
 
この2歳くらいの子どもの顔を思わず、パチンと叩いた。
 
この子どもは、さらに、ひどく泣き
 
顔を赤くして泣き叫び続けた。
 
周りの注目を集め、皆があっけにとられていると、
 
子ども服を見ていたおばあちゃんらしき人が現れた。
 
おばあちゃんはこの子どもを抱っこしたが、
 
この子は泣き止まず、デパートのフロアには、
 
しばらく、この子の泣き声が響き渡っていた。
 
 
こんな時に、この子どもは、おそらく不安なんだと言いたい。
お母さんが抱っこしてあげてと言いたい。
 
でも、こんなところで、急に話しかけるのも、どうだろう。
 
こんな時、とても悩む。
 
なので、ここに書きます。
 
皆さんも周りの子育て中の方に伝えてくれませんか?
 
マーガレットマーラと言う人が、お母さんと子供を実験室で観察しそれに基づいて発達理論を唱えました。
 
分離・固体化理論といいます。
 
生後15ヶ月から24ヶ月は、特に母親のもとから離れる不安が大きくなる時だ。
 
はいはい88強歩金初めてお母さんから自由にいろんなところに探索活動を始める赤ちゃん。
 
ふと振り返ると、
お母さんがいなくなっているのではないかという不安が襲ってきます。
 
 
この不安を見捨てられ不安といいます。
 
まだによると、一切3ヶ月から2歳までが1番不安が大きいのですが
36ヶ月つまり3歳まで分化してしまうまでに時間がかかると言うのです。
 
3歳までにはまだ未分化なので、
泣き止まない時は、不安なのかもしれません。
 
子どもが泣いたら、お母さんが抱きしめることが大切です。
 
もし、お母さんが抱きしめて子どもが泣きやんだら
それは不安だったのかもしれません。
 
お母さん、子どもが泣いたら抱きしめて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする