ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

ポジティブ発言5対ネガティブ言葉1

2019年10月27日 | カウンセリング

夫婦で配偶者を毎回非難するたびに5つのポジティブな発言が必要だそうです。

ポジティブな発言 対 ネガティブな言葉が1:3を日常的にやっていると、
この2人には間違いなく破局が訪れるというのです。

だからといって、ポジティブが13でネガティブが1でも、いけないそうです。

愛情に溢れた結婚には5:1の比率と考えられているそうです。

ポジティブ感情は、思考-行動のレパートリーを拡張させると考えられています。

そして、身体的、認知的、社会的な個人資源を継続的に形成する、

これを「拡張-形成理論」といいます。(バーバラ・フレデリクソン Fredrickson ,2001)



◯ネガティブ感情
①怒り(anger)
②悲しみ(sadness)
③圧迫(stress)
④侮辱(contempt)
⑤欺瞞(disgust)
⑥恐怖(fear)
⑦困惑(embarrassment)
⑧自責(guilt)
⑨恥辱(shame)
⑩嫌悪(hate)


◯ポジティブ感情
①愛(love)
②喜び (joy)
③感謝 (gratitude)
④安らぎ (serenity)
⑤興味 (interest)
⑥希望(hope)
⑦誇り (pride)
⑧愉快 (amusement)
⑨鼓舞 (inspiration)
⑩畏敬 (awe)

この中で、キーとなる感情は、「愛」
他者への愛
自分への愛
自然への愛など。

◯ポジティブ感情の増やす方法

・良いことを十分に味わう
・恵まれている点を数える
・自分のした親切を認識する
・好きなことに夢中になる
・自分の強みを活かす
・他者との絆をつくる
・自然とのつながりを持つ
・心を開くマインドフルネス


「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」
バーバラ・フレドリクソン著
日本実業出版社

「ポジティブ心理学の挑戦」
マーティン・セリグマン著
ディスカバートゥエンティワン
から引用
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持続的幸福のために…ポジティブ心理学

2019年10月27日 | カウンセリング




昨日は、心理カウンセリングの勉強会のあと
朝日カルチャーセンターに行きました。

タイプ別コミュニケーション法を学びました。

学生さんから大人まで
色々なタイプの方にお集まりいただき、
とても楽しく学べました。

コミュニケーションが良くなると
人間関係もよりよくなります。

だから、タイプ別に接し方を学ぶのです。

私たちは、生まれながらにして素晴らしい能力を持っています。

愛情と承認を求めています。

もし、自分が愛情が欲しければ
不平不満ばかり抱いて、犠牲者にならずに

先に人に愛情を与えることです。

〜幸福から持続的幸福へ〜
というサブタイトルがついた本が面白いです。



スピリチュアル面の健康度に関するモジュールは、

ボーリンググリーン州立大学心理学部教授のケン•バーガメントと、

ウエストポイント(陸軍士官学校)の行動科学•リーダーシップの教授である

パット•スウィニー大佐によって設計された。

このモジュールでは、兵士の「スピリチュアル•コア(核)」となる部分を中心にしているが、

これは自己認識、自己主体感、自己調整、自己動機つけ、及び社会的認識から構成されている。

(中略)

自己認識は、人生の差し迫った問題に対する洞察を得るために、
沈思と内省を伴います。

これはアイデンティティー、目的、意味•意義、世界の真実、自分らしくあること、生きるに値する人生を築くこと、自分の可能性を実現させることなどに関係しています。

自己主体感とは、自分のスピリットを成長させるための終わりなき旅が自分の義務であるという前提に関わるものです。

そのためには、自分の欠点や不完全さを受け入れ、
自分の人生では自分が主人公なのだと認識する必要があります。

自己調整は、自分の感情、思考、行動に関する理解とコントロールの能力を伴います。

人間のスピリットに関する自己動機付けは、自分の辿るべき日が、自らの最も奥深自己調整は、自分の感情、思考、行動に関する理解とコントロールの能力を伴います。

人間のスピリットに関する自己動機づけは、自分の辿るべき道が、自らの最も深奥にある願望を実現することにつながると言う期待感を伴います。

社会的認識は、関係性が人間のスピリットの成長に決定的な役割を果たすと言う認識に関わるものです。

特に肝要なのは、他人が、異なる価値観や、信念や、習慣を持つ権利があると認識することです。

そして自分自身の信念をあきらめることなく、他人の違う考え方に対して十分な配慮を行い、オープンであることを示す必要があります。

「ポジティブ心理学の挑戦」
マーティン•セリグマン著
宇野カオリ監訳
p.265-266
ディスカバートゥエンティーワン刊より抜粋




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