日本で受けるカウンセリングは、認知行動療法も用いられるようになりました。
でも、やはり、カウンセリングで話の聴き方と言えば
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/fd/b7dc9aa751415ae39a5b109dd18d52e0.jpg?1570670556)
Rogersロジャーズのクライエント中心療法が主流です。
クライエント中心療法とは、クライアント自身は本来成長する力を持っている。
しかし、自己一致ができていないためにうまくいかない状態にある。
カウンセラーは自己一致している存在であり、
クライアントが自己一致し、
自分で気づいていけるように促すことが大切である。
自己一致とは…
理想的な自己(自己概念)が現実的な自己
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(経験)との一致する部分が大きいと、健康・適用している状態。
一致する部分が小さいと不健康・不適用状態という考え方です。
この考え方を子どもに応用したのが、Axlineアクスラインという人で、児童中心療法を考えました。
児童中心療法における「8つの原則」が子どもに接する上でとても参考になります。
①子どもとの間に温かい友好的な関係を作る
②子どものあるがままの姿を受容する
③受容的な感情を持つ
④子どもの感情を敏感に察知し、伝え返してあげる
⑤選択し、変化するかどうかの責任は子どもにあると言うことを尊重する
⑥非指示的態度で臨む
⑦子どもの変化には長い時間を必要とするのであり、進行を急がない
⑧子どもの変化に必要な制限を時として与える