ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

喜びは分かち合ってこそ

2019年10月04日 | こころの子育て

赤ちゃんは、4〜5ヶ月ごろから自分に喜びを与えてくれる養育者(母親)が、
その行為を喜びを感じながら行ってほしいと望んでいることを
明らかにした研究があります。

フランスの発達心理学者アンリ・ワロンの研究観察です。


子どもは、赤ちゃんの時から母親と一緒に喜び合いたい。

自分1人で喜んでいることは、本当の喜びではない。

相手(他者)と一緒に喜びを分かちあってこそ
初めて本当の人間的な喜びになることを
本能的に実感している。

喜びを分かち合う経験の中で、
子どもは他者とコミニケーションを取る力を身に付け

人間的な情緒発達の基盤が
育てられる。

「はじまりは愛着から」
児童精神科医 佐々木正美著
福音館書店より引用
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする