ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

人が怖い人へ

2020年02月16日 | カウンセリング
おはようございます。ひまわり先生です。

今日の福岡市は、強い風と共に小さい雨が降っています。

さて今日は、人が怖い人へ

人が怖い、対人恐怖症、醜形恐怖などの人は

人からどう思われているかということについて
常に気にしています。

人から嫌われることが怖いという人も多いです。

そんな人は
人から嫌われたり、
人から見捨てられたりしたら

もう生きていけないような恐怖を感じている場合もあります。

そして孤独になって
一人ぼっちになってしまう空想をします。

死ぬほど、
一人ぼっちになってしまうほど
その恐怖が強ければ
それは人の目が怖くなるハズです。

拙著「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜こどもたち生まれてきてくれてありがとう〜」

の本の中に、

「突然、唾が飲み込めなくなった女の子」

と、いうタイトルの事例を載せています。

高校一年生15歳の女の子が
唾を飲み込むのが怖くなって

学校で、苦しくて
授業を受けるどころではなくなっていました。

もちろん、ご本人の許可をいただいて載せますが、
この方は、この後、高校を卒業され
大学に進学され
就職、結婚、出産を経て
現在、子育てしておられます。

彼女を始めとする多くの方々の話から
自分の一つ一つの動きが
人からどう思われるかに神経が行き

自由に楽しく振る舞うことができないのです。

小さい頃から、とても「いい子」に育てられてきたという共通点があります。

「いい子」は、大人になれば「いい人」。

「いい人」が「いい子」を育てるのです。

因みに、対人恐怖症は、日本独特の精神疾患で、
アメリカ精神医学会のガイドラインDSMには、
ローマ字で
taijinkyoufushou
と、表記されています。


人様に迷惑かけないように。

お手数おかけします。

などと、他者目線からの考え方は、長年朝を保ってきた日本文化の良さでもあり

それが不自由さの元でもあります。

自己主張ばかりして自分の権利を主張しすぎる外国の人に比べて
震災の時などは日本人の協調性が際立って美しく見えます。

ほどほどに協調しながらも
ほどほどに自己主張し、

自由に振る舞い、楽しむことは、自分の人生を生きることです。



コメント
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