6月17日(木)
朝6時頃に目が覚める。そのままうとうとして7時起床。朝食はなし。
9:30 検温、血圧測定、点滴始め。
10:55 妻、手術立会いのため来室。
通路の端にある談話コーナーで、妻と会話中に看護師さんが呼びに来る。
13:00 手術衣に着替えてベッドに寝たまま、3Fの手術室へ運ばれる。
(右に回り、左に回り、いくつかのドアーが開けられては締まる。エレベーターがいやに広いな~などと経路の痕跡を刻んでいた)
手術室の前で妻の追従が止められ、終わるまで待機となる。この間に妻の友人が来て、レストランで待機していたらしい。
手術室入室と同時に即、麻酔処置をして、、、どのくらい時間がたったのだろう。
夢を見ていたというのでもない、ある空間域にいたことは感じた。
突然耳元で声がした。『手術が終わりましたよ!』男性の声だった。麻酔から覚めたといっても痛みは感じない。
手術室を出ると妻が顔を覗き込んできた。
それもその筈で『顔面神経痛の恐れもある、』と医師から宣告を受けていたからだった。顔がひん曲がっていないのを見届けて、ホっとしたことだろう。
455号室に戻ると、今度は妻の顔の奥にS子さんの顔を見た。ちらりとだが写真で見た顔に違いなかった。4時間も待機してくれた感謝の気持ちを込めて、「もう帰っていいよ」「S子さん、ありがとうね!」妻とS子さんにお礼を言って帰ってもらった。
それから2時間後に夕食が出たけれど、箸を汚した程度で食べるのをやめた。というより食べられなかった。
朝6時頃に目が覚める。そのままうとうとして7時起床。朝食はなし。
9:30 検温、血圧測定、点滴始め。
10:55 妻、手術立会いのため来室。
通路の端にある談話コーナーで、妻と会話中に看護師さんが呼びに来る。
13:00 手術衣に着替えてベッドに寝たまま、3Fの手術室へ運ばれる。
(右に回り、左に回り、いくつかのドアーが開けられては締まる。エレベーターがいやに広いな~などと経路の痕跡を刻んでいた)
手術室の前で妻の追従が止められ、終わるまで待機となる。この間に妻の友人が来て、レストランで待機していたらしい。
手術室入室と同時に即、麻酔処置をして、、、どのくらい時間がたったのだろう。
夢を見ていたというのでもない、ある空間域にいたことは感じた。
突然耳元で声がした。『手術が終わりましたよ!』男性の声だった。麻酔から覚めたといっても痛みは感じない。
手術室を出ると妻が顔を覗き込んできた。
それもその筈で『顔面神経痛の恐れもある、』と医師から宣告を受けていたからだった。顔がひん曲がっていないのを見届けて、ホっとしたことだろう。
455号室に戻ると、今度は妻の顔の奥にS子さんの顔を見た。ちらりとだが写真で見た顔に違いなかった。4時間も待機してくれた感謝の気持ちを込めて、「もう帰っていいよ」「S子さん、ありがとうね!」妻とS子さんにお礼を言って帰ってもらった。
それから2時間後に夕食が出たけれど、箸を汚した程度で食べるのをやめた。というより食べられなかった。