conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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〈病棟記〉 2日目

2010-08-10 15:16:00 | 日記
その前に現情を簡単に記してみよう。
昨日(9日)は、週2回の外来診療日だった。診療後にK医師は、『ずいぶん良くなってきました。次の予約は16日にしましょうか』と、うれしい予後経過を示してくれた。

間隔が1週間に伸びたのである。
自己免疫が増強された結果かもしれない。なぜなら、入院中から梅肉エキスを続けて飲んできたからである。

K医師の言では梅肉エキスがMRSAの改善に役立つとは思えない、と言うことだった。が、MRSAを宣告されてからは、何とかして体質改善をしなければと思い、自家製のハーブヨーグルトも併せて飲んできたのです。

退院後はほとんど梅肉エキスだけになりましたが、時おりハーブヨーグルトも飲ませてもらっています。
さて、病棟記の続きを綴ってみよう。

 6月18日(金)

朝から点滴を続ける。
09:00尿管を抜いた後、若い看護師さんが温タオルを手渡して、周りを拭くようにと言いながら終わるのを待っている。

手術着からパジャマに着替える。
看護師さんが手伝うようすを見せたが、その必要もなかった。丁字帯と手術着を渡すと看護師さんは部屋から出て行った。

15:20術後初めての外来処置に呼び出される。
耳中のガーゼを取り換えたあとK医師は『MRSA』であることを強調しながら、『時間をかけて直していきましょう』と言った。

術前にも『MRSA』と言う用語は聞いていたが、単に「薬が効かない…」という大雑把な理解だけで、療養生活の上でどのように身を処したらいいのか分かっていなかった。

『大変手のかかる』病変であることを、近々外来処置を通して分かってくるのである。
今しなければならない事は、食事をきちんと摂ることなのだ。
体力が免疫の補充になると思ったからである。

包帯を巻いた右耳をカバーするように頭を傾けて寝ていると、「ズバンズバン」と、呼吸に合わせて耳奥で唸る。傷口が疼くというのでもない、呼吸を止めると鳴らなくなる。

何度か息を止めたりしているうちに、いつの間にか眠りについた。
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