conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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〈病棟記〉 

2010-08-16 21:43:00 | 日記
通院が一週に一度となって、今日はその診療日。
10:30の予約時間を10分ほど待たされて、名前を呼ばれた。本を読んでいたので電子掲示板を見落としたのかな。

「どうですか?変わりませんか」診察台に横たわるとすぐに、K医師が聞いてきた。
「安定しているようです。臭くもないようですから」
そう云った後、自分の言葉に100%の確実性がこもっているか反芻するかのように、天井の一点を見つめた。

「良いですね」K医師はそう言いながら、「洗浄だけしておきます。」と言って手際よく診療を終えた。
「また一週間後に来てください」


〈病棟記〉6月22日(火)

8:30外来処置
正午前に看護師さんが来て「先生からシャワーの許可が出ました」と言って、首から下の洗浄をするように伝えてきた。

病院によってはすべてレンタル方式をとるところもあるけれど、ここは必要品のすべてを持参するのが原則で、入浴剤も持参したものだった。もちろん後から知ったことではあるが、売店に行けば殆どのものは売っている。

体を洗浄することがMRSA患者にとって、他者への配慮にもなるし、自己防御にもなる。
このように入院早々に自覚を促してくれた現代っ子の美人看護師さんは、トイレの後にも手指の消毒を欠かさないように忠告してくれていたのだった。

洗浄や消毒の必要性をはっきり認識した旨を美人看護師に伝えると、

「私が言ったことを分かってくれた?」

その言葉から、どこか遠慮気味に『~した方がいいわよ』と消毒を勧めていたのを思い出した。
食事は毎食完食する。2週間分の服薬も、毎食後きちんと飲んでいる。

18:30K医師が病室まで呼びに来る。外来にて処置。
看護師さんは誰もいない。先生一人でガーゼや脱脂綿、包帯と、ガチャガチャ探しながら
一通りの処置をしてくれたのには、胸がジーンときた。
おまけに火曜日(今日)は手術日なのに、、、ね。
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