conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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〈病棟記〉 3日目

2010-08-11 23:20:00 | 日記
 6月19日(土)
早朝5時に目覚めた。
病棟の消灯が21時ともなれば、否応なしに目を覚ましてしまう。

包帯に巻かれた耳が枕に密着しないように、寝返ることも満足に出来ない状態では、朝を待つまでもなく背中が強張って寝ていられない。

6時に自主検温をしてみる。
35度5分・・・平常範囲に入る。

7時半ごろ看護師さんが朝食を持ってきてくれた。
土曜日はお決まりで、丸い小さなパンが二つと、それにスープ、惣菜、お新香、ジュースまたはヨーグルトが付いてくる。
3日目くらいになると、ほぼ完食に近い摂取ができて元気が出てくる。

今日から錠剤薬を服用するようにと看護師さんが持ってきたのは、朝昼夕それぞれに仕分けされた薬包なのだが、当然この中には抗生剤も入っている。

K医師は『多分効かないと思う…』と言いながら出してくれた抗生剤は、MRSAの吾輩にとって飲んでも飲まなくても変わりないのだけれど、痛み止めなんかの薬とともに一日3回の服用をまめに続けた。

薬の作用かどうか分からないけれど、下痢に襲われて立て続けにトイレへ…

耳の包帯が解けてしまい、看護師さんに巻き直してもらう。

ワールドカップ南ア杯が始まっている。
日本―オランダ戦が夜8時過ぎにキックオフになるのを待って、ベッド脇のTVにスイッチを入れた。

傷によくないと思いつつ、それでも前半を見通したのだがさすがにダウン。
0対0で前半を終わったものの、ボールのキープ率はオランダが優勢だった。

後の結果は1対0で負けたのでしたね。
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