自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

ウマすぎて。。

2010年05月31日 00時15分11秒 | うまいもの
今日は午後から雨が降るらしいので、
昼過ぎまでトレーニング(ガチこぎで)。

自宅から17号線戸田橋へ向かい、荒サイを下流に向かって走っていると、
たくさんの自転車マンのなかに、ひときわフォームの美しい人を発見。
ス~ッと追いついてみると、
私を見たとたんにスピードが俄然あがる。
とりあえずついて行ってみる。
するとさらにスピードがあがる。

結局この人と、40km/hペースで15キロほど走ることに。
いい足してたなあ。実業団の人かな?

で、ほどほどの所でこっそり離脱。
彼は気付かずにエラい勢いで走り去って行きました。

帰宅途中、後楽園を通過。
お腹も空いたし、ここで私の大好きなアップルパイの店
「マミーズ」に立ち寄ることにした。
あいかわらずアップルパイしか並んでない地味な店内は、素敵だ。
せっかくなので大きな方をホールで買う。

そしてこれが今日の失敗。
大会に向けてウェイトを落とそうと思ってたのに、
アップルパイが美味すぎて、一気食い。
写真を撮る前に食べちゃったから、
写真はラスト一切れだけ。
完全に消費カロリーを上回る補給をしてしもうた。。

選考修了~次の仕事判明。

2010年05月29日 21時53分56秒 | おしごと日記
面接開始から12時間。
全員の面接が終わりました。
さすがに難しい筆記試験&クリエイティブテストを通って来ただけあって、
面白い人も何人かいました。
私が「絶対欲しい!」と思ったのは2人。
さらに続く選考をくぐり抜けるのが誰なのか、
とても楽しみ。


今年の応募者たちは全体的に「のんびり」していて、
「空気を読んでばかり」の方が多かった気がします。
そして筆記試験の点数がとても悪い。
パッと目に飛び込んで来るような、アウトローな個性派はほとんどいませんでした。
先輩の試験官によると、これは「ゆとり世代」の特徴だとか。
教育って、人間形成に大きく影響するものなんですね。


試験でいちばん重視されたのは、「人間的魅力」はもちろんですが、
「柔軟性」と「瞬発力」。
学歴やTOEIC800点などの情報は、あまり重視されません。
とは言っても、やはり早稲田、慶応、東大の学生は
頭の回転が総じて速く、
日芸、美大の学生は発想が面白い方が多い。
これは、生まれ持ったものというより、
学生時代に過ごした周囲の環境が影響したのでしょうか。
大学受験も、ただの学歴とバカに出来ないもんです。



試験監督をやることが決まった時、もっぴーが
「オレも応募する!」とか言ってたけど、
もっぴーの瞬発力と柔軟性を考えたら、間違いなくトップ通過だったろうと思いました。
(エッチな部分は減点対象にならないし)


しかし。
自分が試験監督やることになるとは思わなかったなあ。
思い起こすと、本当にダメ社員だったから。
面接が終わる度に「○○さんは入社してもすぐ辞める」「○○くんは入社させると『誰が採ったんだ!』ということになる」
のような話をしている先輩面接官たちを見て、
私もそんなことを言われていたんだなあ、と
身がすくむ思いがしました。



さて、次の仕事が宣告されました。
6月のスタジオパークの後は、
アメリカに行く事になるようです。
番組名はまだお知らせできませんが、
いままではベテランディレクターにしか許されなかった番組です。
簡単なように見えて実は難しい、レギュラーのミニ番組です。

…自転車に乗ってる余裕はなさそうですぞ!?

面接官。

2010年05月28日 19時15分11秒 | 自転車
久々に会社に行くと、
デスクに分厚いファイルが置かれてました。

明日の入社試験一次面接を受ける学生たちの
履歴書の束です。

数百人の応募者から筆記で絞られた100人分の履歴書と作文を、
じっくり見て行きます。


いやはや、大変。
50人目くらいで頭痛がしてきた…。
履歴書って、面白く読ませるコツが大事ですね。


しかし驚くのは、TOEIC800点以上みたいな人がぞろぞろ。
私の場合、資格欄に書くことなんて何ひとつ無かった。
(免許すら取ってなかった)
よく受かったもんだ。


さあ、面接は明日。
面白い出会いがあるといいなあ。

収録おわり。

2010年05月28日 01時10分40秒 | 自転車
なんとか収録が終わりました。

結局、総合演出のディレクターが復活してくれたので、
難を逃れました。
今日のスタジオは150人体制。
さすがに仕切るのは大変だから、
ホント助かった…。


alanさんとも再会して、
「少年監督!」と喜んでもらえたし、
少しは嬉しいこともありました。


普段は終電後になると
二時間歩いて帰宅するのですが、
今日ばかりはめったに乗らないタクシーで帰宅。

明日からまた編集の日々ですが、
とりあえず、お疲れ様でした!!

いざ!

2010年05月27日 12時19分30秒 | 自転車
いよいよ収録です。

番組名は、
「SAVE THE FUTURE いきものピンチ SOS生物多様性」
NHK総合
放送予定 6月4日19時30分から

日本のトップ科学者が環境問題をわかりやすく解説してくれます。

私が担当したのは、スタジオで流すVTRです。



さあ、リハーサルが始まりますよ!!

七難八苦?

2010年05月26日 18時37分51秒 | 自転車
富士山国際ヒルクライムの受付表が届きました。
私は「ビギナー」クラスで出場。
男子Cクラス出場のイノッチとは6分差でのスタート。

こりゃあ、いくら相手が鉄人でも抜かれる訳にはいかん!!


…と思ったけど、やっぱり6分のハンデじゃ無理だろうな。
たぶん昨年1時間7分だったイノッチは
一時間切るタイムで走るだろうし。



さて、今日はこれからスタジオ収録に向けた最終打合せ。

なんとさらなる災難が降り注ぎそう。


総合演出のディレクターが倒れて、
ひょっとしたら私が収録を仕切らなきゃならないかもしれなくなってきた!


ホンマかいな…。


私は山中鹿之介かよ!?

ツイてる…。

2010年05月25日 10時55分01秒 | 自転車
サブ出し(スタジオのゲストに見せるVTR)の映像編集がようやく終わって、
今日は音楽いれ&ナレーション録り。

13時にはナレーターさん(波平さんの声の人)や声優さんが来るので、
9時から急ピッチで整音にはげむ!

と・こ・ろ・が。

現在11時。
機械の調子が悪く、
まだ何~んにも作業が進んでおりましぇん。


中国ではカメラが故障し、
急遽サブカメラを手配したり。
(中国にはハイビジョンカメラがなくて困った…)


ロケの天気が良くて助かったと思ってたのに。
雨の次は機械。


ついてないなあ。
いや。
憑いてる、ってことですかな…。

チーム・コンニャク。

2010年05月24日 14時36分18秒 | 自転車
今回の番組は大番組なので、チームは大所帯。
いろんな意見を言われて混乱を来すだろうというのが、当初の予想でした。

が。

事態はまったく違いました。

あまりのトップのワンマンぶりに、全員が振り回されとります。

我々ディレクター陣営、すでに
脳ミソ=コンニャク状態。

全員で番組終了までの日取りをカウントダウンする毎日。
「いつかはこの仕事も終わる!」とみんなで言い合う仕事なんて初めてだ。



どんな現場にも学ぶことはある、と思っていましたが、
こういう現場で学ぶのは、反面教師くらいのことな気がしてきた…。


大丈夫。
それでも、面白い番組にはしますから。
(できる範囲でね☆)

独房という名の…

2010年05月21日 16時03分17秒 | 自転車
今回の編集は、NHK局内の「独房」と呼ばれる編集室。
その名のとおり、狭い部屋がズラリと並ぶ、暗~い場所。

窓のある場所まで200mはあるため、
時間の感覚すらありません。


ただひたすら編集だけに没頭するスペース。
自転車とかソファとか持ち込んじゃだめかなあ。

あと2日かあ。
空が恋しいなあ…



※チャリン党ブログに中国自転車ロケハンを写真つきでアップしました。
旅好きな方はぜひ。

新サドル調整~夜編集へ。

2010年05月21日 00時32分16秒 | 自転車
今日から別なディレクターも同じ編集室を使い始めるため、
昼は彼に部屋と編集マンを譲って、私の編集は夜中から。
だって編集機使えるディレクターは私だけなんだもん。


てなわけで、昼間は寝溜めしつつ、
新しく取り寄せたサドルで少し走ってみたのであります。


買ったのは、前々から気になっていたTRIGONのフルカーボンサドル「エルゴソファ」。
レールまでカーボン製で
重さはぬわんと105グラム!
パッドはフルサイズと部分サイズが交換できて、
値段は定価ベースで15800円。
普通のカーボンサドルが50000円前後なことを考えると、
夢のようなお値段でございます。


…大丈夫なんだろうか?


ネット上にはインプレ的情報が皆無。
それでは私が体を張って、世界初インプレをいたしやしょう☆


で、10キロほど走りながら、一度の調整でベストポジションをゲット。
座り心地は…思いの外グッド!

これは掘り出し物を見つけちゃったかも!?


ご存知のように、欧米ブランドのほとんどが台湾生産になり、
その技術を生かした台湾製品が続々登場。
実は同じ製品のペイントだけ変えたものも多かったりする(さすが台湾…)。
これもその一つかも。
(セライタリアのフルカーボンサドルにそっくりだぞ)


さあ、こんどのロングライドが楽しみです。

なんか、私のことだから、山奥でサドルが空中分解したりして、
サドルなしで帰るハメになったりしそう。
それを期待されてるフシもありそうだし…。

四川のやまおく。

2010年05月20日 01時17分23秒 | おしごと日記
ここは四川省の山奥にある、碧峰峡という景勝地。
すさまじいマイナスイオンで満たされた自然保護区です。
パンダ保護センターに近く、ここで数日撮影しました。

中国はその土地によってまったく別の国の様で、
私は四川省がいちばん好きでした。
四川の田舎の人は、恐がりで、地味なのですが、
正直で嘘がなかった。
めったに外国人は来ないようなので、
ボブルビーのリュックを背負った私は宇宙人に見えたかもしれない。

中国自転車事情 つけたし。

2010年05月18日 04時23分01秒 | おしごと日記
中国で体験した自転車は、実は2種類。
ひとつは先頃お披露目した「新ジョカトーレ」。
もうひとつが、この「荷台つき自転車」。

これに乗ってみたくて、
町行く自転車ぜんぶに声かけた。
みんな怪しがって乗らせてくれなかったのですが、
この荷台に座ってるお兄さんだけはOKしてくれました。
(40人くらいに断られて、諦めかけたときだった)

この自転車、いわゆる「リヤカーつき自転車」なんですが、
四川省ではたくさん見かけました。
仕事は、運送屋さんです。何でも運ぶそうです。
月収は2000元(3万円)と言ってました。

ちなみに、この自転車のブレーキは辛うじて生きてました。
(形状は車のサイドブレーキそっくり)


商売道具。
彼にとって、家宝のごとき大切なモノに乗せてくれたんでしょうね。
ありがとう。良い思い出になりました。
きっと二度と会えないと思うけど、どうか元気で。

イノッチと会う。

2010年05月17日 10時34分53秒 | 自転車
イノッチが多摩川を自転車で走っていたときのこと。
休憩していると、突然、男性が自分の胸ぐらを掴んで
必死な顔をしてこっちを睨んで来た。

「?」と思って見ると、
もっと必死な顔をして胸ぐらを掴んで見つめて来る。

「…これ!」
男は自分の胸ぐらを掴んでますます必死な顔をする。
「???」
イノッチはますますハトのような顔になる。
そして男は正体を現した。
「こ~れ!! …着てますよ!!」

イノッチはようやく気付いた。
男性が必死に掴んでいたのは、イノッチがイタリアで着ていた「カステリ」のシャツだったのだ。
(サソリのマークのサイクルジャージ)


都合の悪いことに、その日イノッチは「カステリ」の製品を何ひとつ身につけていなかった。
イノッチがもじもじしていると、そんなことはお構いなしに
男性は手を差し伸べて来た。
「…がんばってください!」
男性は握手をし、熱いまなざしをのこして去って行った。

番組を応援してくれる人って、すごく嬉しいね、というお話。
下北沢の猪野学氏行きつけのお店にて。。


※10月の「グランフォンド八ヶ岳」(110キロ)に
 チャリン党として参加しようという話が出ました。
 京都の幹部さん、スケジュール開けてちょ。
 ファンライドの人が「トークショーなどに出てもらいたい」って言ってたよ。