自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

増えてます。

2016年04月29日 00時36分32秒 | 自転車



増えてます、と聞けば
たいていは良いことのお話。

増額。
増量。
増毛。


では、私の場合何が増えたのかというと。


通勤のフルもがきの回数、でございます。



最初は片道12キロで3回×20秒のフルもがきでしたが、
最近は8回まで増えました。
もう、膝ガクガクです。



フルもがきをするのは、週に3回ほど。
ダメージでかいので、それ以上はできません。
それじゃあ残りの日はゆったりサイクリング、と行きたいところですが
意外とのんびり走れない。
ついつい強度を上げてしまい、
往復1時間ちょっとで平均270W出ている。
(信号待ち含まず、ですよ)
これも膝ガクガク。


しかし!
がんばっているのは、すべて富士国際でのベストタイム更新のためなのですが、
今年は出られないことが判明。
そのころ私はイタリアにいるからです。


さあ、なんでイタリアに行くのか?
その話はまた今度。
そんなことより、今年は何を目標にすれば良いのかしら…★


※写真はエフェクトさんでのメンテナンス。
 プロの技はすごい。ギアチェンジがスパスパ決まってうれしい。

卒業作品。

2016年04月28日 07時13分43秒 | チャリダー★


今週のチャリダーは
「坂バカ女子部オーディション」!
(写真はイメージです…)

大々的に募集をさせてもらった
「坂バカ女子部」がついに結成されます!
いやあ、面白いですよ。


そして来週は、
「チャリダー大実験」!
トレーニング以外の方法で
速く走るにはどうしたらいいのか?
ディープリムホイールから◯◯ウェア、都市伝説的なことまで
いろいろ計測したら、面白いことが分かりました。
いやあ、これもめちゃくちゃ面白いです。


そんな面白い番組を作ってくれたのが、
数年前にインドネシアの旅のアシスタントとして行ってくれた
ADナカシマ、あらためDナカシマ。





↑インドネシアの女子大生にダントツ人気だったナカシマ。
(私と山陽さんは見向きもされなかった)
私の考えたアイデアを面白がってくれて、
さらに素敵な映像にしてくれるディレクターに成長しました。
嬉しいなあ。


しかし! この放送を最後に、他番組へと卒業することに!
うちは新人養成機かよ!?



ほかにも、多くのスタッフがこの春で入れ替わりました。
そして新しく入ってきたスタッフに、
さっそくフレームで壁に立てかけられて
トップチューブに傷が付きました。
バイクを愛する気持ちから教えなあかんのか…。


いやあ、試練の時ですな。
でも、放送は面白く仕上がってるので、どうぞお楽しみに★








イノッチの強烈舞台。

2016年04月25日 20時40分25秒 | チャリダー★



うじきさんと一緒に、イノッチの舞台を観に行った。
「たとえば野に咲く花のように」


…すさまじく良かった。



それはもう、衝撃的なほどの完成度で、
「舌をまく」「ぐうの音も出ない」「いやはや…」
といった表現しか思い出せない。
しかも、イノッチの演技に、2度も泣かされてしまった。



演出家は、鈴木裕美さんという。
とても好きな演出家で、この人の舞台で「ハズレ」たことがない。
ご本人を見た感じでは、たぶん超ドS。
きっと、ドMな俳優さんしか出られないに違いない。
そしてきっと、気が狂うほどの厳しい稽古が繰り広げられたのだろう。
あたしゃ無理だ。



実を言えば、もう一人の知り合い俳優さんの演技は
他の人たちよりちょっと物足りなかった、とか、
ワガママ女の子役の女優さんの演技が一本調子だった、とか、
最後に大きく描かれてた「戦争中のあるできごと」が
大したことじゃなかったり、とか、
細かい不満はいくつかあったけど、



猪野学の演技には、これっぽっちも曇りがなかった!!



これほど嬉しい日はない。
イノッチ良かったなあ、ただの坂バカじゃなかったなあ、と
芝居の後は、うじきさんと嬉しく一杯。



さて。
うじきさんと別れて、いざ編集室へ戻ろうと思った時。
戻る足が重くて仕方ない。



今編集している作品が、ちっぽけに思えて仕方なかったのだ。
嬉しさと同時に襲ってきた、悔しさ。
あれほどの完成度の作品、
私の生涯で作ることができるだろうか? という問いが頭をめぐって止まらなかった。

膝の痛みの顛末と、袖ヶ浦エンデューロ。

2016年04月17日 10時26分31秒 | チャリダー★

チャリダーの新年度第一回放送をご覧いただき、
ありがとうございました!
来週の「伊豆の旅後編」は
超絶にすごいドクターのヒルクライムと、
旅の終わりはちょっと感動ですよ。
ぜひご覧ください。



…で。
出場してきました、袖ヶ浦エンデューロ!





チームは3人。
出場したのは、3時間のエンデューロ。
1周2.4kmの周回コースを
制限時間内に、できるだけ多く周回を稼いだ方が勝ち。
何回交代しても良いのですが、交代するたびに計測用のバンドを受け渡しするタイムをロスするため
交代回数は少ない方が良い。
というレースです。


今回のレースは、チャリダーのロケのお仕事。
もちろんガチで走ります。
相手は…チャリダーのレギュラーメンバーと五郎さん。
うへえ。敵に五郎さんがいるという恐ろしさ。
2月から痛みが引かない膝が最後まで持ってくれるか不安でした。


結果的には、なんと膝は「まったく痛くならなかった」。
2月からずっと、ちょっと走れば膝のお皿の下が痛くなり、
ポジションを変えても、変えても、
ぜんぜん痛みが引かなかったのに、
かなりの高強度で走っても大丈夫だった。


その秘密が、こちら。





レース前日、整体に行ったら、
右足が2センチ短かった。
これを揃えてもらったら、
走れば走るほど痛みが消えていった。



私には、右上半身が凝るクセがあって
(原因はプレッシャーから来るストレスらしい)
その影響で右足がいつも短くなる。
いつもは1センチぐらいの差が出たところで整体していたのだけれど、
今回はしばらく行けなかったのです。


ふうむ。
右足がみじかいことで、左足が何かをかばっていたのかもしれない。


とにかく、レースは無事に走れて、
撮影もバッチリ終了。
先頭集団でローテーションに加わったのは楽しかった。

でも、目標にしてた五郎さんは……
詳しくは言えませんが、
あんなの追いつけねえよ。すごすぎ。


このエンデューロの模様は、6月11日の放送予定です(ずいぶん先でスミマセン)。
お楽しみに!



いよいよ! 今年度1回目の放送です☆

2016年04月13日 09時53分04秒 | チャリダー★



いよいよ!
今週土曜日から!
新年度のチャリダーがはじまります!



うじきさん、朝比奈さん、堤下さん、
そしてドクター竹谷は
「3年前のリベンジ」のため西伊豆へ。

坂バカイノッチは
超激坂で有名な「風張林道」で
地元坂バカの挑戦を受ける!



4月16日より 毎週(土)夜6時~
「チャリダー★」@NHK BS1


4月~5月にかけては
めっちゃ面白く仕上がってますので
ぜひご覧ください~!

ゴールしたよ!

2016年04月12日 19時44分00秒 | チャリダー★


4日間で、555km!
なんと切りの良い数字!
無事ゴールしました~!



中国地方を走って思ったのは、
とにかく人が優しいこと。
車道を走っていても、だれひとりクラクションで
圧迫する人はいなかったし、
出会った人たちはみなさん、とても私たちを気遣ってくれた。

日本にも、こんな素敵な場所があったのか。
そう思いながら、旅を続けていました。





思ったよりも山岳はキツくなかったけど、
それでも心配していた左膝はぶっ壊れた。
今週末、エンデューロで走るんだけど、
それまでに治せるかしら?


今回はずっと、パワーで言うと150Wで巡航していたので、
お尻がかなりやられました。
ちょうどペダルに体重がかかりにくいスピードだったのです。
これが、200Wになってくれると
お尻はまったく痛くならないのですが。
次に期待してるよ、モッピー。



さあ、編集です!
いつも以上に時間がないよ~。
放送は、5月の予定です☆







ロケ準備~!

2016年04月04日 20時31分33秒 | チャリダー★



ロケの準備は、とても好き。

レンズ。一眼レフのボディ。メインカメラ。三脚。
そして数十枚のフィルター。
すべてを丁寧に磨いてゆく。


撮影のチャンスは、一度きり。
その瞬間を逃してしまうと、もう撮れない。
少しでも良い画が撮れるように。
少しでもミスが少なくなるように。
ボタンに持たせる機能をカスタマイズしながら、
心をこめて磨く。





機材を丁寧に磨いていたら、終電がなくなってしまったので、
引き続き自転車の整備にとりかかる。

ブレーキの具合。変速はバシバシ決まるか。
チェーンを磨き、あたらしいオイルをなじませる。





今回の行程は500kmオーバー、獲得標高7000mの山岳コース。
もちろん私は全部、旅人とともに自転車で走ろうと思っている。
でも、実はすごく心配。
重さ3キロのカメラを背負って走ると、50kmで腰に限界が来るし、
先月ちょっとサドルを替えたことで、膝を故障している。
ペダリングするたびに、左の膝がゴリゴリ痛むのだ。
いやー、こりゃ走りきれるかしら?





サドルを替えて膝をダメにしたのに、
撮影用のサドルに交換。
どこが撮影用なのかというと、バイクをクイックにコントロールするには
この細身のサドルがベストなのだ。
いやー、何度もいうが、膝が心配。
でも、選択肢は他になし。





ハンドルセンターからサドル先端の距離、505mm。
BBセンターからサドルトップ、685mm。
念じるように、ポジションを合わせる。





そして、出演者用のバイクも整備。
パワー系のチャリダーではないので、
クランクをコンパクトに変更。
スプロケは激坂対策に私のアザミ専用32Tを装着。
タイヤはロングライドに気持ち良い24C。



さあ、ここまでやったら、朝が来た。
心配はここに置き去りにして、ひとつ頑張っていきましょうかね!!!