虎ちゃん(加藤虎ノ介・俳優)の舞台を観に行った。
虎ちゃんと会うのは、5年ぶりぐらいになるだろうか。
凄みのある演技は観るものを釘付けにする、
まさに名優。
5年経って、どうなっているか。
ワクワクしながら、雨の中を草月ホールまで歩いて行った。
虎ちゃんは、朝ドラ「ちりとてちん」でブレイクした俳優。
桂吉弥師匠、茂山宗彦、青木崇高、そして虎ちゃんの4人は
落語家の兄弟弟子として大人気だった。
当時NHKのお昼の番組「スタジオパーク」を担当していた私に
「4兄弟の四草(虎ちゃん)を担当してほしい。まったく話ができないけど何とかしてくれ」
というオーダーが来た。
会ってみて、なるほど、と思った。
本人の口から出るのは
「話せることなんて何にもないんですよ」
という言葉ばかりだったからだ。
「何にもない」と言われたって、
何とかせにゃあならない。
私は大阪の撮影現場に何度も通って、
自然を装いながら虎ちゃんと会い、いろんな話をして、
どうにか数奇な生い立ちや演技にかける思いを話してもらえた。
それ以来、信頼してくれたのか、
「引っ越しの手伝いをしてくれ」とか
「メシ食おう」とか
連絡をくれるようになった。
虎ちゃんが連絡をくれるのは、
決まって何かで困っているときだ。
今回の舞台も突然連絡が来た。
これは観に行かねばなるまい。
結果から言うと、演技は圧巻だった。
3人のお芝居なのだが、正直ほかの2人のシーンは
あまりに一本調子で、眠くて仕方なかったが、
虎ちゃんのシーンになると眠気は吹っ飛んだ。
このエネルギーだ。
これを感じられるから、虎ちゃんの舞台は観る価値がある。
記念写真でも撮りたかったが、
あいにく今日は携帯を家に忘れた。
なので写真はありません。
老け役だったから、さすがに年取ったなあ、と思って見ていたけれど、
実物はまったく変わっていなかった。
やられた。
めったに会うことはないのだけれど、
どこかで強く繋がっている。
そんな出会いを重ねていきたいなあ、と思う。
虎ちゃんと会うのは、5年ぶりぐらいになるだろうか。
凄みのある演技は観るものを釘付けにする、
まさに名優。
5年経って、どうなっているか。
ワクワクしながら、雨の中を草月ホールまで歩いて行った。
虎ちゃんは、朝ドラ「ちりとてちん」でブレイクした俳優。
桂吉弥師匠、茂山宗彦、青木崇高、そして虎ちゃんの4人は
落語家の兄弟弟子として大人気だった。
当時NHKのお昼の番組「スタジオパーク」を担当していた私に
「4兄弟の四草(虎ちゃん)を担当してほしい。まったく話ができないけど何とかしてくれ」
というオーダーが来た。
会ってみて、なるほど、と思った。
本人の口から出るのは
「話せることなんて何にもないんですよ」
という言葉ばかりだったからだ。
「何にもない」と言われたって、
何とかせにゃあならない。
私は大阪の撮影現場に何度も通って、
自然を装いながら虎ちゃんと会い、いろんな話をして、
どうにか数奇な生い立ちや演技にかける思いを話してもらえた。
それ以来、信頼してくれたのか、
「引っ越しの手伝いをしてくれ」とか
「メシ食おう」とか
連絡をくれるようになった。
虎ちゃんが連絡をくれるのは、
決まって何かで困っているときだ。
今回の舞台も突然連絡が来た。
これは観に行かねばなるまい。
結果から言うと、演技は圧巻だった。
3人のお芝居なのだが、正直ほかの2人のシーンは
あまりに一本調子で、眠くて仕方なかったが、
虎ちゃんのシーンになると眠気は吹っ飛んだ。
このエネルギーだ。
これを感じられるから、虎ちゃんの舞台は観る価値がある。
記念写真でも撮りたかったが、
あいにく今日は携帯を家に忘れた。
なので写真はありません。
老け役だったから、さすがに年取ったなあ、と思って見ていたけれど、
実物はまったく変わっていなかった。
やられた。
めったに会うことはないのだけれど、
どこかで強く繋がっている。
そんな出会いを重ねていきたいなあ、と思う。