インフル…

今週はずっと家でゴロゴロしております。

インフルエンザでね。



インフルになるのなんて、２０年ぶりかしら。
ゴロゴロしているというより、頭いたくて何にもできない上に、
家から出てはいけません、と医師から釘を刺された。


釘を刺されたのに外出したやつが会社にいたから
私はこうなるハメになったのでしょうかね…。



高層マンションの窓から外を眺めるネコちゃんの気持ち。
ああ、旅に出たいよう……

足折心晴。

足を痛めて１０日。
どうにも痛みが引かないのです。
帰国後病院でレントゲン撮ったら、骨折は思ったより酷くはなくて、
「軽いもんだからすぐ痛くなくなるよ」てなもんだったのですが、
やれやれ、足をかばって歩くので、ふくらはぎがパンパンです。





自転車で走った、茨の植物がまばらに生える赤土の大地。
あまりに果てしなくて、ここに暮らし、ここを歩くことを考えると恐ろしい。
ああ、世界をずいぶん見て回った気でいた私に、
アフリカは自分が弱く小さな物体でしかないことを教えてくれた。

旅人も、ゴールした時にそんなことを語ってくれたっけ。



………

歩きにくいけど、自転車には乗れるので、
久々に代田橋のサイクルカフェに猪野学氏と行ってみると、
なんとまあ、行列ができている。
このまえ「お願いランキング」で、
お化粧したイケメンシェフに１００点もらったのが放送されたんだって。

地味だけど腕のいいプロトンのシェフ（化粧はしてない）が日の目をあびて、
たくさんの人に「おいしい！」と言われて、
くしゃくしゃに疲れているのが嬉しかった！



写真は、プロトンの食事じゃなくて、
タンザニアのごちそう。
ごはんに、豆の塩煮、以上。
（同じ煮豆が左右に分かれてるだけ。キュウリは生野菜なので食べられません）
村の食堂にあるメニューはこれだけだし、毎日毎食この連続なのですが。
肉体労働のあとの食事は、ありがたく、そして美味なのです。
ビタミン不足でできた口内炎も、おかずのひとつでしょう☆

放送日は２月２５日～２７日！

タンザニア編の放送日が決まりました！
２月２５日～２７日の３日間。
２７日はVTRを２本お見せして、探検部スペシャル的になる…らしいです。
ホントかなあ？？






走っても走っても進まないような、
どこまでも吸い込まれるように走って行けるような。
そんな気分で走り続けた今回の旅。

ルートの半分以上がダートだったのですが、
キリマンジャロの周囲は意外とアップダウンが厳しく、
勾配は５％～１５％を行ったり来たり。

特に怖いのが下り坂。
下り坂でブレーキをかけすぎると、すぐにタイヤが横滑りしてコースアウトします。
だからといって下り勾配１５％でブレーキをかけない訳にはいきません。
まさに地獄のダート…。





車からの撮影も地獄でした。
道がデコボコなので、車が揺れるたびに
窓から乗り出した体をぶつける、ぶつける。
全身のアザと擦り傷、
そしてあたまのタンコブ２個がタンザニア土産でございます…☆




こらそこの男！ 岩場でホイホイ飛び回ると捻挫するぞ！！

ゴールしたよ！！

大変な、大変すぎる旅でした！





なめていた訳では決してないのですが、
甘く見ていました。
アフリカはすごかった。


撒きビシのようにタイヤを傷つけ続ける植物のトゲ。
急勾配のダート道は「固い土＋砂利」で滑る滑る！
気を緩めるとあっという間にパンク＋タイヤが持って行かれ大転倒。
私も出演者も、一生分の転倒をしたと思います。






道で出会ったマサイの女の子たち。
マサイはなかなか写真すら撮らせてくれないのですが、
この子たちは許してくれた。
そして、いつまでも走って追いかけて来てくれた。
言葉もろくに通じないのにね。





なんとまあ、私に告白してくれた女の子。
私をじーっと見ては、もじもじしていた。
あとで聞いたら、この国では肌が白いだけでモテるのだそうだ。
白い肌が良いなんて、誰が決めたんだい？






町。ひたすら働く人々。
汗と埃の匂い。






茂みからひょっこり現れる、
野生動物とともに暮らすマサイ。





３０キロ向こうまで見渡せるのに、人口の光がまったく見えない大地。
満天の星空。





今回のゴールは、キリマンジャロの標高３１００m地点。
ここに自転車で来た人は誰もいないそうです。
自転車探検部もついに前人未到を成し遂げたようです。
（バカバカしすぎて誰もやらないだけかも…）

そしてゴール後、旅人の男から私へのご褒美。
もちろん、麓までの平均勾配１０％の下り坂２０km！！





旅人が３時間かけて稼いだ標高を、３０分で消費する贅沢！
コースアウト３回、転倒１回、究極のダウンヒル！
自転車で登った人も世界初なら、
下った人も世界初でしょう☆




さあ、帰国したら…
とりあえず病院に行きます☆

ジャンボ！

自転車探検部の連続放送、ご覧いただきありがとうございました！
励ましのお言葉、アフリカにも届いております。
それを励みに今回のロケもがんばりますよ！


さてさてアフリカ・タンザニア。
まったくもってふしぎの国。
誰もいない大地を走っていると…





どこからともなく人々が現れるのです。


ほんとうに、さっきまで人影すら見えなかったのに…


で、こうなる。




スワヒリ語だって「ジャンボ！」くらいしかわからないのに、
マサイ語なんてさっぱり分からない。
これはもう日本語で話すしか方法はなく…
お互いに通じなくてげらげら笑い合ってる感じです。



スケール感はペルーのアンデスを超える壮大さ。
人間は…涙が出るような人たちがいっぱい。
その話は、帰国してからかな？？


最後に、とっても好きな写真を送ります！
ほなまたジャンボ！

アフリカ～☆

やってきましたアフリカ・タンザニア！！





乾燥し赤茶けた大地が緑色に変わると、
キリマンジャロの裾野が雲間から現れました。
今回はその巨大な山をめぐる物語になりそうです。




これはビックリ。
マサイの人々が道端にウロウロしてる！
しかもこの民族衣装は………おっとここから先は番組でね☆




出発地に到着し、恒例の自転車店を開業し組み立てること３時間。
撮影機材のチェックとフォーメーションを組んだところで、
ロケ出発まであと３０分…。
ああ、今日もまた徹夜でございます。



残念ながら出演者の顔と名前は帰国後までおあずけ！
たぶんブログの更新もおあずけ…
ほなまたジャンボ！

明日から！ 「世界の街道をゆく」ミャンマー編！

私も放送が楽しみな作品。
「世界の街道をゆく」ミャンマー編が明日から放送です！




いたるところで出会った乗り合いトラック。
窓から身を乗り出して撮ってたら
すごく喜んでくれた！





山上の美しい湖にも行きました。
湖の「浮き島」に暮らす人たちの文化は
ふしぎがいっぱいですよ。




ミャンマーは多民族国家。
かつては民族が独立割拠していたシャン州の名物、シャン麺。
世界で食べた料理の中で、いちばんおいしかった！


「世界の街道をゆく」歓びと祈りの道　ミャンマー
１月７日からの（月）～（金）
夜９時５４分からです！！



※７日～１０日の４夜連続で「自転車探検部」も放送じゃ！
　ワシもニュージーランドとか走ってみたいぞ！
　…と、観ればお坊様も思ってくれるに違いない☆

初走りはあの男と…

念願の初走りに行って来たよ！
しかもタンザニアの旅を共にするあの男と
練習走行を兼ねてね！




タンザニアを走るバイクはTREKのMTB「Superfly 100 Elete SL」。
TREKさんの粋な計らいで、トップグレードのバイクを貸してくれました。
あの男も「いいバイクだ！」とテンション上げ上げ。
これはアフリカがますます楽しみです！




もっと慣れておきたいからと、そのまま家に乗って帰った「あの男」。
もちろん街での駐輪はNG（あっという間に盗られちゃうから）。
出発は４日後です！！

今年も楽しく無茶するよ！

３０日に仕事がおわると、予想通り疲れがどっと押し寄せて
おきたら年始を迎えてた。
おっといけない、年賀状を書かねばと
元日に賀状をプリント。
毎年賀状がおそくてすみません。


ちょっと体力が回復すると、
とりあえず北へ向かいたくなった。
近場で済ますのも癪なので
豪雪地帯、新潟の十日町をめざす。
見事な雪景色に感嘆。
暮らす人たちにとっては、脅威であって美ではないのかもしれませんね。

温泉宿をみつけて爆睡。
帰京して、さらに爆睡。
これから大掃除。
終わるころには、新年一発目の打ち合わせに向かう時間だなコリャ…。


今年も年始から幸先よい感じですぞ～☆



※１月はDの番組ラッシュで～す。
１月６日、１３日の夜９時５４分からは「TOUGE」。とくに１３日は見てほしい！
１月７日～１０日の夜１１時からは「自転車探検部」
　　　（ブータン／ニュージー／ペルー／インドネシア）。
１月７日からずっと、毎晩８時５４分から「世界の街道をゆく」ミャンマー編。


タンザニアへは９日出発です！！