「底なし沼」とはよく言ったものである。
自転車好きにとって、パーツマニアの道は
最も危険な道と言っても良い。
「これでもう変えるところが無くなっちゃいましたね」
と言ってたハズなのに、変えたいパーツは次から次へと現れる。
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「これ以上変えるパーツはないっす」と言って半年。
EFFECTさんにやって来ました。
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SRAM eTapのプーリーを外してもらいました。
そして取り付けたるは、噂のこいつ。
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カーボンドライジャパン製・ビッグプーリー。
ミドルゲージ for 富士あざみライン、
筧五郎さんモデルのセラミックベアリング仕様です。
表側はがっつり肉抜きされているため「56」ロゴは裏側ですが。
ポールスミスのジャケットのオシャレな裏地みたいなものだと思ってください。
カーボン部分から金属部分まで、すばらしい精度で作られていて、
取り付けずに眺めるだけでも楽しい逸品。
音もなくスイーッと回り続けます。
さらにカーボンの積層が…(以下略)
説明書に「専門知識が必要」とあったので
EFFECTさんに取り付けてもらいましたが、
一度見れば簡単です。
ディレーラーの裏側にある小さな窓の蓋を開けて、
プーリーゲージを留めている小さな金具を細めのラジオペンチで取り外せば
プーリーが外れます。
取り付けは逆の作業をするだけ。
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EFFECTの日比谷メカも初めての作業だったようで、
二人して説明書とにらめっこしながら進めました。
さて、実際乗ってみたインプレですが。
乗ってすぐ「軽い」と分かるほどの回転の違いがあります。
(ホッとしました…)
特にチェーンがクロスする「インナー x トップ」「アウター x ロー」に近いほど
違いが顕著です。
さらに気になる「変速性能」ですが、
変わらないか、わずかに良くなった気がします。
個人的な見解ですので、専門的なご意見があれば
ぜひ教えていただきたいのですが、
シマノのディレーラーはプーリーにわずかな遊びがあって、
これがシマノ独自の特許で、変速性能を高めています。
ビッグプーリーにはこの「遊び」がないため、
シマノユーザーは「変速性能が落ちた」と感じる方が多いようです。
私の場合、SRAMですので、
もともとこの「プーリーの遊び」がありません。
そのため、変速性能は変わらないのだと思われます。
ここで今回の作業中に気づいたことがあります。
SRAMにビッグプーリーを取り付けた際、
プーリーゲージにわずかな「遊び」があったのです。
ゲージ部分をディレーラー本体側に押せばわずかに引っ込む程度の「遊び」です。
バネで固定してあるため、グラグラするようなものではありません。
これは前述のシマノ製プーリーの「遊び」と同じ効果を得んがための機構だと思うのですが、
これが純正の状態にもあったかどうかは定かではありません。
純正の状態にもこの「遊び」があるなら
おそらく変速性能はほぼ変わらず、
私が「良くなった」と感じるのは、日比谷さんの調整の賜物なのでしょう。
また、これが純正にはない「遊び」なら、
カーボンドライジャパンの粋な計らいなのかもしれません。
長くなりましたが、とにかくSRAMの場合、
変速性能は良く、いまのところ快調です。
これでやっと、富士あざみラインで32Tが使える。
さらに数Wフリクションが軽くなって、夢の1時間切りできるかも…
いやいや、たぶんこれは、まったくもってタダの「幻想」なのですが、
そうと知りながらもワクワクしちゃう。
これだからパーツマニアはやめられないんす…★
自転車好きにとって、パーツマニアの道は
最も危険な道と言っても良い。
「これでもう変えるところが無くなっちゃいましたね」
と言ってたハズなのに、変えたいパーツは次から次へと現れる。
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「これ以上変えるパーツはないっす」と言って半年。
EFFECTさんにやって来ました。
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SRAM eTapのプーリーを外してもらいました。
そして取り付けたるは、噂のこいつ。
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カーボンドライジャパン製・ビッグプーリー。
ミドルゲージ for 富士あざみライン、
筧五郎さんモデルのセラミックベアリング仕様です。
表側はがっつり肉抜きされているため「56」ロゴは裏側ですが。
ポールスミスのジャケットのオシャレな裏地みたいなものだと思ってください。
カーボン部分から金属部分まで、すばらしい精度で作られていて、
取り付けずに眺めるだけでも楽しい逸品。
音もなくスイーッと回り続けます。
さらにカーボンの積層が…(以下略)
説明書に「専門知識が必要」とあったので
EFFECTさんに取り付けてもらいましたが、
一度見れば簡単です。
ディレーラーの裏側にある小さな窓の蓋を開けて、
プーリーゲージを留めている小さな金具を細めのラジオペンチで取り外せば
プーリーが外れます。
取り付けは逆の作業をするだけ。
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EFFECTの日比谷メカも初めての作業だったようで、
二人して説明書とにらめっこしながら進めました。
さて、実際乗ってみたインプレですが。
乗ってすぐ「軽い」と分かるほどの回転の違いがあります。
(ホッとしました…)
特にチェーンがクロスする「インナー x トップ」「アウター x ロー」に近いほど
違いが顕著です。
さらに気になる「変速性能」ですが、
変わらないか、わずかに良くなった気がします。
個人的な見解ですので、専門的なご意見があれば
ぜひ教えていただきたいのですが、
シマノのディレーラーはプーリーにわずかな遊びがあって、
これがシマノ独自の特許で、変速性能を高めています。
ビッグプーリーにはこの「遊び」がないため、
シマノユーザーは「変速性能が落ちた」と感じる方が多いようです。
私の場合、SRAMですので、
もともとこの「プーリーの遊び」がありません。
そのため、変速性能は変わらないのだと思われます。
ここで今回の作業中に気づいたことがあります。
SRAMにビッグプーリーを取り付けた際、
プーリーゲージにわずかな「遊び」があったのです。
ゲージ部分をディレーラー本体側に押せばわずかに引っ込む程度の「遊び」です。
バネで固定してあるため、グラグラするようなものではありません。
これは前述のシマノ製プーリーの「遊び」と同じ効果を得んがための機構だと思うのですが、
これが純正の状態にもあったかどうかは定かではありません。
純正の状態にもこの「遊び」があるなら
おそらく変速性能はほぼ変わらず、
私が「良くなった」と感じるのは、日比谷さんの調整の賜物なのでしょう。
また、これが純正にはない「遊び」なら、
カーボンドライジャパンの粋な計らいなのかもしれません。
長くなりましたが、とにかくSRAMの場合、
変速性能は良く、いまのところ快調です。
これでやっと、富士あざみラインで32Tが使える。
さらに数Wフリクションが軽くなって、夢の1時間切りできるかも…
いやいや、たぶんこれは、まったくもってタダの「幻想」なのですが、
そうと知りながらもワクワクしちゃう。
これだからパーツマニアはやめられないんす…★