自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

ガーミンウォッチつづき。

2022年09月29日 15時20分35秒 | 自転車



自転車にはたいへん気持ち良い季節



隙を見つけては走り回っているが
回復量との兼ね合いで
自然と走る距離や強度の上限が決まってしまう



例えば150kmを強度高めで走ると
次の2日間は回復にあてたい
つまり週に2本ロングを走ると
それで打ち止めということになる




ガーミンウォッチ君は
「回復に72時間必要」と言ってくるし…




さて そこで楽しみにしていた
「ボディバッテリー」(体力を数値化したもの)だが






どうしても睡眠が短いと
数値的には回復してくれず
昼過ぎには残量が下限の「5」になってしまうのである





短い睡眠で生きているからといって
質の高い睡眠とは限らないらしい…


自分の睡眠データを見ると
眠り始めて4時間ほどで 深い睡眠が出現しなくなり
あとは浅い睡眠を繰り返している
短い睡眠で生きている秘密は そこらへんにあるかもしれない




しかし残量が5のままトレーニングして
夜中まで仕事していると
自分がゾンビみたいで笑えてくる(笑)




もう少しアプリが発達すれば
私の能力の上限と 今のパフォーマンスを比較して
体力や回復量が算出できるようになるのかもしれない




↑ロケハンで30分260W(4.6倍)のヒルクライムで撃沈
 出演者に伝えると 絶対それを超えようと頑張ってくれる(笑)





体力のギリギリを攻めてトレーニングを続けて
本当に自分は強くなっているのか?
すでに自分の持つキャパシティーの上限にいるんじゃないかしら?
「やるしかない」と「無駄なんじゃないか」のせめぎ合い





ただ一つ トレーニングを続けていると良いことが
1つある

マッサージに行ったら「いい体ですね」と
お姉さんに恥じらいながら言ってもらえる(笑)




自分のトレーニングのこと
男子部のこと
坂バカ部のこと
仕事で来た田舎の食堂で
地味なラーメンすすりながら
そんなことや あんなことを
ボーッと考えております




ガーミンウォッチ。

2022年09月20日 19時59分05秒 | 自転車
9月は走りまくろうと思い
隙間を見つけては距離を稼いでいる





いつもの太平山へ行って
ロング+10分走を何本か





アラサイで吉見運動公園までの往復100kmは
1時間220wを2本





江戸川サイクリングロードでは
のんびり120kmほどサイクリング



きついトレーニングメニューは平日深夜のローラーで



↑これはレースのデータですが


深夜2時ごろトレーニングしてても
リアルタイムで応援が来るのが驚き…
みなさんお仕事ご苦労様です



10年以上 心拍計が嫌いで使ってこなかったが
伊織くんが「腕に巻くタイプいいですよ」と勧めてくれた
心拍データがあると 疲れ具合なども
より正確に数値化できるらしいし
Amazonで3000円ぐらいで買えるっぽい


ところが
買い物とは恐ろしいもので
調べているうちに いろんな機能がついている
ガーミンウォッチを使ってみたくなってしまった





お安めのモデルでこの値段だが…
何に惹かれたかというと
ボディバッテリー…つまり体力の残量を
数値で表してくれるというではないか


イノッチが ドクター竹谷に勧められて
ガーミンウォッチをつけているのを見て
「あんなもの絶対に買うもんか」と思っていたが
気がついたら買っていた(笑)


果たして私の体のバッテリーは
どんな具合で推移しているのか?
そして心拍数はどうなっているのか?






まずは心拍数
安静時心拍は46
これは予想通り
代表クラスは40を切るらしいが
私のレベルはそんなものである


意外なことに
最大心拍は165ぐらい
坂道でFTP強度で漕いでいても
155ぐらいまでしか上がらなかった
良いのか悪いのかは分からないが
思いのほか低かった


さあいよいよ
私のボディバッテリーがどう推移するのか
観察してみようと思ったが






睡眠1時間だと ガーミンくんは
睡眠だと認識してくれず
「睡眠データなし」となってしまうのである


ボディバッテリーの数値は
1時間の睡眠では回復せず
朝起きた時点で「残量15(満タンで100)」(笑)


しかも昼過ぎに残量が「5」になって以来
ずっと数値は変わらない(笑)
(現在21時なのに5のまま)


さっき60キロ(TSS130)走っただけで
「リカバリータイム72時間」というアラートを出されてしまった



果たして私は
この高価な時計を
使いこなせるのだろうか……

全日本特集2022。

2022年09月07日 00時00分48秒 | チャリダー★
今年も無事にオンエアできそうです
全日本選手権特集


レースの分析はもちろん
活躍した選手たちにがっつりインタビューして
その瞬間 何を考えていたのか聞きました




選手のインタビューは 私にとって決戦の場


その選手の手に入る限りの情報を頭に入れ
それを知らぬふりをして質問したり
「知ってますよ」という顔で知らないことを聞いたりする


短い時間で 今まで人に明かしたことがないような話を
喋ってもらうための
駆け引きの場なのです





インタビューには 選手のバイクを飾ることにしているので
全日本を走った実車を見られるのが楽しみでもあります


こちらの楕円チェーンリング
誰のものか分かった方は 相当なマニアですよ





インタビュー場所は その人に合った場所を探す



みんな豪華なホテルの1室で撮れれば楽だけど
背景が似ていると 選手を知らない人が見たら
見分けがつかないまま1時間終わってしまう


今回は選手の1人が筑波山で練習していると言うので
選手の持つ空気感を考えて
筑波山近くの「蔵図書館」をお借りして撮影しました



その効果やいかに(笑)
オンエアでチェックしてください





インタビューの時 メンタル的には対等な立ち位置から喋るので
どんな相手にも緊張することはほとんどない
しかし新城幸也選手のインタビューだけは緊張する


私のインタビューの常套手段が効かないのである



例えば普通の選手は こちらが黙っていると
沈黙に耐えきれず 思わぬことを喋り出してくれるが
ユキヤさんは「ん?」という顔をするだけで
喋り出してくれない(笑)






なので今回は
「僕はユキヤさんのインタビューが苦手なんです」
から話をスタートした
これを言うことで 自分の胸襟が開いて楽になるし
これを笑い話にしてスタートできれば
一気に距離が縮められると思ったから



さあその効果やいかに(笑)



「チャリダー」全日本選手権2022
9月10日(土)午後6時〜
@NHK BS1





8月の走行距離。

2022年09月05日 08時53分52秒 | 自転車



8月の走行距離は
1086kmでした


なかなか走る時間が捻出できませんが
今週放送の全日本選手権特集が完成すれば
少しは走れるようになる気がする…





知人が乗鞍のオフィシャル写真を買っていたので
私も買ってみた


自分が走ってる姿は なかなか見られないので
ちょっと不思議な気がする



結局今年の乗鞍では
あんまり自分が強くなってなかったことが分かってしまったが(笑)
自己ベストが出ただけ良しとせねばならんと
気を取り直している





写真を撮ってくれと頼んだら
こんな写真を撮ってくれた
みんなの脚だけ見るのも 乙なものだ(笑)






自転車というのは
楽しいものだ
ちょっと走れば 大人の遠足みたいになる


小さいころ
大人は「大人」という生き物なのだと思っていた
でも 大きくなってみると
中身は子供のままなのだった


きっと 父たちも
こうやって くだらない会話をして
楽しく写真を撮りあって 生きていたんだろう





乗鞍に向けて また新しい補給食を試した
これはまあまあ美味しかった




さあ次に向かって楽しもう
とりあえず今週末放送の全日本特集を
しっかり仕上げます★