自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

男子部・第3戦!(前後編)

2018年06月29日 02時17分30秒 | チャリダー★





ロードレース男子部の第3戦が放送です!


6月30日(土)午後6時〜(前編)
7月14日(土)午後6時〜(後編)


出場したレースは「2 Days race in 木島平村」
2日間で3レースを戦う「ステージレース」で
男子部の皆さんが 格上選手たち相手に
真剣に戦っております


色々あって 私はオマケレースである
通称「残念レース」(第1、第2ステージを完走できなかった人のためのレース)にしか出場できませんでしたが
レース紹介VTRの中で ちゃっかり写っております
最初は写っていたのに
途中からふわっと居なくなります
落車で戦線離脱したので…(笑)


参加されて居た選手の皆さんは
ナイスガイばかりでした
走っていて とても楽しかった
またどこかでご一緒させていただきたいと思っています

木島平に参加された方は
ほぼ皆さん写っていると思いますので
どうぞお楽しみに★



↑スタジオ楽屋でお弁当中の男子部…けっこうリラックスしてます

坂バカ新年会★富士国際ヒル

2018年06月17日 22時11分00秒 | 自転車



坂バカにとって 1年で最も大切な日が
いよいよやって来た


そう 富士あざみラインを上る
「富士山国際ヒルクライム」の日だ


「初あざみ行って来た?」
5月になるとそんな会話が聞こえてくる
我々にとって「あざみ初め」こそが年明けなのだ
私もとっととあざみ初めしたかったが
その時間が取れず…試走なしのぶっつけ本番だ



落車以降 体調管理が非常に難しかった
ちょうどウェイトを落とす予定だった時期に運動量が減ったので
体重を減らせない
おまけに今月はモーレツに忙しくて
火曜日から金曜日まで連日睡眠時間1時間以下
はっきり言って気持ちは仕事どころではなかった(笑)


結局レース前日のウェイトは59.2kg
目標より2kg重くなってしまった


なんとか仕事を抜けさせてもらい
深夜1時に御殿場のホテル着
すぐに寝た





朝 起きると
思ったよりも体が軽い
絶好調ではないけれど
最悪というほどでもなさそうだ


今年は実業団E3クラスでの出走
クラス参加者は80人ほど
とにかくまあ みなさん速いので
邪魔にならぬよう最後尾に


そういえば イノッチの姿が見えない
確か来ているはずなのだが…





いない





いた!
と思ったら、ただのメガネの男性だった
この手のメガネは曇るから
おすすめしませんよ(笑)



8時36分 レーススタート
みんなすごい勢いでかっ飛ばしていく
パワーを見ると350w
いかんいかん つられてオールアウトしたらレースが終わる
ハイスピードの集団が前方に小さくなっていくのを見送って
一人淡々と260wでこぐ


キツくない
今日は255〜260wでいけそうだ
計算だと 260wで56分ほど
ここからどれだけ上げられるか?


1km地点
前方から バラバラと選手たちが落ちてくる
さっき350wでロケットスタートした選手たちだ
かなり息が荒い オールアウト寸前だ
平坦のレースなら ちょっと無理してでも
集団について行った方が良かったりするが
ここはあざみライン
スタート直後から勾配10%を超えるので
ドラフティングが使えるほどスピードが出ない
なのでひたすらマイペース


3km地点 鳥ちゃんの壁
14分ちょうど
ここから2kmは勾配が緩くなるので
同じペースの選手に声をかけて 先頭交代して走る



5.4km地点 馬返し
24分10秒
ここまでの平均パワーは263w
脚はまだまだ行けそう!

しかし…



激坂区間に突入した途端
全然パワーが出なくなる
バイクの調子が悪くてスプロケ(後ろのギヤ)を交換できず
最大30T(歯数が30)で来ていた
「これで走れなきゃ1時間は切れねえ」と甘く見ていたが
やっぱりケイデンスが上がらず パワーも上がらない
何とかして32Tに替えておくんだった…
と思っても後の祭り
220wでひたすら耐える


パワーが上がらないので
焦って体がブレ始める
その都度「待て待て」と言い聞かせる
体をブラさず体重を丁寧にペダルに乗せる
パワーは225w ほんのすこしだけ上がる


平均15%を超える激坂区間
悶絶する人たちにたくさん声をかけた


残り4km看板で34分ちょうど
1km5分ペースで行けば54分でゴールできるが
そう上手くはいかない
ケイデンスが上がらない激坂区間は続く
残り2km看板で46分
ここ2kmで12分もかかってしまった

しかしここからは勾配が8%前後と緩くなる!
残り1km看板から5分走ペースにスイッチ
パワーが復活し再び280wで走る
残り500m
あと2分の頑張りで 全てが終わる
2分走モードにスイッチを入れる
もう1段上げて300wで


ここで踏むことをやめたら
自分はこれまで何のためにやって来たのか分からなくなってしまう
ボトルの水を捨てる
よだれが垂れる
脚がもげそうだ
最後の急勾配 あと100m!
立ち上がってダンシング
フルもがき!


ゴール。
よだれまみれの顔を上げると
大時計の数字が見えた
邪魔にならない場所まで這って行き 正体不明で倒れこむ


苦しすぎて何にも分からず あえいでいると
誰かが声をかけて来た




激坂区間で声をかけたボンシャンスの若者
「あの時はありがとうございました」と言いに来てくれた
海外で走る 志高い青年は
走った後も礼儀正しく 清々しかった



タイムは 57分16秒だった
自己ベストを4分更新した
実業団E3クラスで 80人中31位
一般クラスの年代別だと7位の成績で
あと一歩で6位入賞というタイム
2010年から追い求めて やっと
1時間切りを果たした





だけど あんまり嬉しくなかった
以前は1時間を切れたら 私はそれ以上速くなる必要もないし
あざみラインを卒業しても良いと思っていた

でも ロードレース男子部に参加したことで
世界が変わってしまった
例えば文平くんがここを走れば 48分ぐらいで上ってしまう
坂が苦手な伊織くんだって55分は切るだろう
彼らの仲間として存在するなら
彼らと同等に走れて さらに自分だけの強みを持たなければいけない





私はまだまだトレーニングの途上で
その途中経過をここで見たにすぎない
そう感じてしまった
…もちろん少しは嬉しかったですけどね★





このままイノッチと会えずじまいかと思ったが
最後の最後に発見できた(笑)
1時間を切れなくて ガッカリしていた
今年はイノッチの第2ブレイク年だから仕方ない
ローラートレーニングで疲れた顔のまま
ドラマの現場に行くわけにはいかない





ゴール後のイノッチを見て 思わず笑ってしまった
苦しいのに笑ってるようにしか見えない
でもこれが本物の坂バカだ
苦しい顔しかできない私は まだまだなのだ





そしてまた 一般人にカモフラージュ
こりゃ見つけられんわ


ゴール地点で 1年ぶりに顔見知りの坂バカたちと会う
今年はどうでした?
おおー やりましたね!
ここはまるで同窓会の会場
そしてまた1年後の健闘を誓い合って下山する


そんなわけで 私の新年が明けました
本年もどうぞよろしくお願いします
さあそして明日からは 島根県益田市にロケです!






日本橋は夜の7時。

2018年06月13日 10時59分59秒 | 自転車


夜の7時という時間は
予定が入らないことがほとんどない

だいたいが打ち合わせ
次のロケのこと 今度のスタジオ収録のこと 新企画のこと
それがたまたまポッカリ空いた!
私は急いで日本橋へと向かった


やってきたのは 坂バカ女子部の大宅さんがやってる
ヨガ教室
自転車を置く場所はないので 雨で自転車通勤でなかったことも幸いした


ヨガ という単語に良い思い出はない
うちは母親が健康志向の強い人で
小さい頃 いろんな教室に連れ回された
その中にヨガ教室もあった
電車で1時間も揺られて行った先では
おじさん おばさんたちがヨガのポーズをしながら
バッタンバッタン暴れていた
「ヨガのポーズをとっていると 内なるものが出てきて
 自然と暴れ出す」とのことだったが
私はいくらやっても「バッタンバッタン」にはならなかった
今思えば あれは空中浮遊を目指していたのかもしれない


ヨガ というとそんな思い出しかなかったので
実に30年ぶりに行ったわけである


教室に入ると 生徒の皆さんは既にスタンバイしていた
大宅さんには知り合いであることを伏せて接してくれ と言っておいたので
普通の初めての生徒さんとして振る舞う


大宅さんの指導は慣れたもので
言われるがままに体を動かしていれば何の心配もない
自分の体の硬さに辟易したり
「〜しましょう」という大宅さんの語尾が気になって
たまには「〜します」と語尾を変えてくれないかなあ と思ったり


ヨガはとても良かった
1時間 様々なポーズをとって 呼吸が深くなっていった
呼吸が深くなると体は楽になる
2時間ぐらいやっていたかった





恒例という お茶タイム
私はこういう場が苦手なので
参加者の皆さんの話をボンヤリ聞いていた
レース志向の人ではなく 健康のために自転車に乗っているという人が多かった



土曜日
打ち合わせのために那須へ
番組の「坂バカ号」が修理中だったので
自分の車で180km




土井ちゃんとか アップ中の何人かのプロと話す





1周2キロを30周ぐらい走るクリテリウム
先日のレースで私たちを苦しめたアマチュアトップの選手たちが
3周目ぐらいでポロポロと遅れていく…
プロとアマチュアとは これほどまでに差があるのか

その先頭には 土井ちゃん
やっぱこの人は別格だ
100人ぐらい出走して 完走16人とか
サバイバルレースだった
完走したメンバーの顔ぶれをチェックした





実業団E3クラスに 男子部の伊織くんが出ていた
「集団落車が怖いので 2周目ぐらいで飛び出して逃げます」と

最後尾スタートだったのが みるみるポジションを上げて
本当に2周目でアタック
そのまま10周ぐらい逃げていた

最後は訳あって集団でゴールしたが
この人は平坦ならめちゃくちゃ強い
だって2分450W出るっていうんだもん バケモノだ




せっかく那須まで来たので 軽くトレーニング
落車の傷のところが 実はヒビが入っていて まだ痛むけど
ペダリングはできるので助かっている

美味しい空気の中でサイクリングでも…のつもりが
レースを見た後でテンション上がっていたらしく
那須岳に向かって全力走に
あのレースを走るにはこれぐらい必要だ と
2分320W 10分290W 20分270W ひたすら何本も
ちょっとハードに追い込みすぎて 両脚の太腿が攣った





昔 ここにロケで来た時は
ツツミンがいたなあと 感傷にふける



2時間ちょっとで60kmほど
次の日は 攣ったところが激痛で
全く走れませんでしたとさ…




不調に煮干し。

2018年06月02日 19時55分51秒 | 自転車



もうすぐ富士山国際ヒルクライムがやってくる


平均勾配10%のふじあざみライン
平均勾配を聞くと「なんだ10%か」と思ってしまうが
5%の区間もあれば20%オーバーの区間もあって
名物はチャリダー達の「蛇行」というアホなコースだ


富士国際には毎回 イノッチと出ている
このレースは イノッチなしには語れない
イノッチがこのレースを愛しているから
私も出続けているのかもしれない



↑自己ベスト58分20秒を出したイノッチ
 この日はめっちゃゴキゲンだった…


私にとって 何よりも目標となってきたレースで
初めて出た2010年のとき 1時間3分56秒だった
パワー計算によると 平均222W
自転車を始めたばかりの頃 FTPは222Wだったことになる
ぜんぜん速くなってないじゃん(笑)


ちなみにベストタイムは1時間1分12秒
確か平均231Wだった
1時間を切りたいと願い続けて8年目になるんだけど
本当は坂にめっぽう弱いんじゃないかしら…



ちなみに現在のFTPは265W(5月上旬計測)
このパワーで上れば55分台でゴールできるようだ
仮に245Wで上っても58分台
今年1時間を切れなかったら 坂道の走り方を
1から勉強してこい! ということになる
いや〜 出たくなくなってきた(笑)


体重は 本当は57kg台まで落としたかったが
ケガの影響で絞れず ただいま59.2kg
今週が勝負なんだけど 体がだるくて
今日も朝練ができなかった
まあこんな時もある


気持ちばかりが焦っても仕方ないので
おやつの煮干しを食べて頑張ります…★



5月の走行距離。

2018年06月01日 00時03分04秒 | 自転車



こないだのロケのとき
男子部の写真を撮りに行った


みんなキメた顔をしてくれたが
よく見たら全員 足元がサンダルだった(笑)
広報写真を撮りに行くのに サンダルで来ちゃうところが
男子部のすごいところ
次はちゃんとビンディングシューズを履いてください…




さて 5月の走行距離ですが
落車でケガして以降 距離が伸ばせず
882kmでした





前半にロケが重なったおかげで ある程度距離を乗れたし
強度の高い練習になったため
(強度の高いロケばかりだったのよ…)
そんなにダメな内容ではなかったけれど
ケガして以降は 汗をかくとキズパワーパッドが剥がれちゃうので
ローラーに乗れず おかげで
5月は走行距離ゼロの日が9日間もあった

そこも走れていたら 1200kmぐらい行けたのになあ


まあ落車したのに こうしてまた走れているのだから
神様が「もっと頑張れよ」と言ってくれていると思いたい



しかし今まさに絶不調
今朝もアラサイで2分走のトレーニングをしたが
340W出たのは1本だけ
何とか310Wで8本目までやったが 頭痛がひどくなって
ほうほうの体で退散

6月17日は 年に一度の富士国際ヒル
今年は実業団E3クラスでエントリーしてるが…
こりゃあそもそも 出られるのかいな?