自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

若者応援特集。

2024年12月05日 00時33分43秒 | チャリダー★




12月6日(金)と20日(金)の前後編で
若者たちのフランス遠征密着取材が放送です



今年の若者たちも 全員がナイスガイでした
熱くて 優しくて オチャメで
見ればきっと応援したくなると思います
そしたら ぜひ応援してあげてください






今年もツール・ド・ラヴニールを撮らねばと
8日間連続モト撮影の地獄を覚悟していたが
なんとまさかの日本代表不参加となってしまった


資金もスタッフも浅田監督が集めると言っているのに
JCFが不参加を決めた理由は結局よく分からなかった
ロードよりもトラックに注力したいとか
大人同士の人間関係とか
いろんな理由があるのだろうとは思う


だが結局 割りを食うのは若者たちで
ラヴニールを目標に頑張っていた若者たちは
さぞ無念だったろうと思う





どんな人にも
どんな気分の時でも
自転車は平等だ









働き方改革以降
1週間のロケで1日休むように指導されるようになったので
休みにかこつけた撮影をしてきた(笑)


私に休みを与えると
仕事よりも疲れることをするハメになるのだ





トゥールマレー峠を上って
景色や人を撮影した
ここに来るサイクリストたちは
全員 幸せそうだった






世界を目指せる環境を 私たちは若者に用意してあげたい
その一助となれたらと思って作りました
ぜひご覧ください



チャリダー「フランス武者修行に密着!」
前編 12月6日(金)23時30分〜
後編 12月20日(金)23時30分〜
@NHK BS



キルギスの旅を終えて。

2024年11月23日 20時28分01秒 | チャリダー★



キルギスの旅 ご覧いただき
ありがとうございました


今の自分にできる 全力の作品でした






ロケ前は 不安しかありませんでした
行ったことのない場所で
まともに自転車が走れるかどうかも分からず
キルギスの人たちがどんな反応をするかも分からない




そして一番の不安のタネは…





そう ジュンヤでした

撮影の経験はほとんどなし
旅の経験もゼロに近い
出演者をジュンヤにしたいと提案したとき
大勢に「大丈夫なのか?」と聞かれました




撮影って 独特のスキルが必要なのです
例えばカメラから常に表情が見える位置に立つとか
カメラの前を横切らないとか
とにかく「カメラが何を写しているか」を察知することが大事になります


だって 写せなければ番組になりませんから






心配のとおり
ジュンヤは最強に撮影が難しい出演者でした


しゃべっている時にひたすら背中を向けたり
食事の撮影なのに 撮影前に食べ始めてしまったり
スタッフの存在をすっかり忘れて走り去ってしまったり…



↑ずっと350Wで漕ぎ続けるジュンヤ
 後ろの私の存在はすぐに忘れる





結局6日間の撮影が終わっても
カメラのことを考えられるようにはなリませんでした


でも


出来上がってみると とても素敵な番組になったのでした







もちろん編集は大変でした
でも 旅への強い気持ちを持った人が
本当に行きたかった場所を旅すると
こんなに素敵になるのかと気付かされました




↑ジュンヤに置いて行かれた私(笑)




↑電波がない場所が多いキルギス
 初めて衛星電話を使った



↑ソンクル湖で出会ったフランス人たち
 他にシンガポール人とドイツ人 ロシア人も来ていた







ドライバーの父っつぁん


まさかの雪で 標高3000mのソンクル湖を撤退するとき
道は真っ白で 車の轍はぬかるんで
四輪駆動車が何台も立ち往生していた

こりゃあ無理だと思ったその道を
普通のワゴン車の後輪を滑らせながら
素晴らしいテクニックで下山してくれた


鏡に映ったその表情が 真剣さを物語る



あと数時間 出発が遅れたら
そしてドライバーが父っつぁんでなかったら
ソンクル湖から戻れなかったと思う



↑撮影:アロマ


父っつぁんはずっと苦しそうな咳をしていた
たぶん肺気腫なんだと思う
きっと5年後に来たら もういない気がする


ありがとう 父っつぁん
もう一度会いたいけど 5年以内にキルギスに来られる気がしないよ






父っつぁんの運転は
安心してカーペーサーができた








さて
キルギスの旅をご覧になったみなさま
ぜひNHKに感想をお寄せください
皆さんの声が番組の力になります
よろしくお願いします




↑キルギスの空港職員(笑)





11月8日は「キルギスの旅」。

2024年11月01日 11時20分10秒 | チャリダー★



ついに来週放送!


「自転車ひとり旅 in キルギス共和国」



場所さえ分からない方がほとんどだと思う
中国の西 中央アジアの高原地帯で
見える山々はすべて4000m級
シルクロードが縦横に走る絶景の国







旅人は元全日本チャンプの佐野淳哉さん(以下ジュンヤ)




五郎さんが ひとり旅卒業宣言をして
五郎さん以上の旅人なんて そうザラにいるわけがなく
ひとり旅シリーズは終わりにしようかと思った
でもいろいろ考えて ジュンヤと行くことにした


旅番組の撮影は初めてだし
旅先でどんな反応をするのか分からず
心配しかなかったが
素晴らしい旅人だった





優しくて 人を楽しませようとする心意気があり
旅の間ずっと人気者だった


そして人と出会うたびに感動し
ずっと泣いているのだった(笑)






旅は過酷だった
道はボコボコだし
標高が高くて空気は薄いし


何よりジュンヤが速すぎて ついていくのに必死だった(笑)






めちゃくちゃ寒かったし…



でも これまでで最高の作品になったと思います
前後編です ぜひ見てください


前編 11月8日(金)夜11時30分〜
後編 11月22日(金)夜11時30分〜
@NHK BS


11月から放送時間が変わるのでご注意を!





旅の思い出話は放送後に★


男子部最終戦!

2024年03月05日 22時04分27秒 | チャリダー★



2018年に結成したロードレース男子部
ついに最終戦を迎えます






男子部の遠征は常に相部屋
トレーニングの話をしたり
レースの作戦を考えたり
バカ話をしたり


自分はディレクターなので 本来は別チームなのだが
結成当初から「押しかけメンバー」として参加させてもらった
必死にトレーニングしたけれど
最後まで自分と彼らの脚は とてもメンバーとして役に立たないほどの差があった


でも 彼らは絶対に自分をバカにしなかったし
信頼を持って話を聞いてくれた
とてもとても楽しかった





最終戦 つまりこれで男子部の活動は終わりとなる
五郎さんの夢から始まり
全員がその夢に向かって走ってきた

その夢がどうなったのか?
そしてどういう未来が待っているのか
どうぞ放送をご覧ください





ただ一つ心残りなのは
エースのシュガーが参戦できなかったこと
人生にはいろいろなことがあって
良いこともあれば悪いこともある
今のところ シュガーが走れなかったことは無念でしかないが
何年か経ってみると ひょっとしたら
悪いことではなかったと言える日が来るかもしれない


そのためには 自分もシュガーともう一度走れるように
頑張っておかなければいけないなと思う


シュガー!
僕はトレーニングを続けるぞ
またいつか走ろうぜ 男子部として



チャリダー「ロードレース男子部 涙の最終戦」
3月8日(金)夜9時15分〜(44分拡大版)

※放送開始が早いのでご注意を!










12年目へ。

2024年02月21日 19時29分25秒 | チャリダー★
NHKからの発表通り
チャリダーは4月で12年目に突入します


いやはや
応援してくれるみなさんのおかげです
ありがとうございます



「チャリダー」がなくなってしまったら
自転車専門の番組が失われてしまう
いつもそんな危機感を胸に頑張っていますが
番組なんてそんなに偉いものではないし
無くなったところで 何の影響もない気もします



でも許された以上は 感謝を胸に
あと1年頑張らせていただきます






新年度のロケに向けて
バイクを整備


整備というか お掃除というか
実はこのZIPPのロゴ
アリエクで頼んだ中国製ステッカーで
貼っておくと確かに 傷からリムを守ってくれたのだが





微妙にズレてるんす(笑)


グラベルを大量に走り 傷だらけになったので剥がしてみたら





のりがベタベタに残ってしまった





養生テープでペタペタと
2時間かけてキレイにした





傷だらけになったら
また違う色のステッカーでも貼ろうかな







冬になるたびに
地球がこのままだったらどうしようと考えるが
思い出したように暖かい風が吹き 
土手にはオオイヌノフグリが咲いていた


また巡ってくれた季節に感謝
そして 半年以上前から考え続けてきた新企画のロケが始まる
みなさんに楽しんでいただけるよう
頑張りますね☆


ツール・ド・ラヴニール特集。

2023年12月23日 21時05分46秒 | チャリダー★
青森650kmをご覧いただいたみなさま
ありがとうございました



体調最悪の状態で走ったので
ツラい思い出しかありません(笑)




その最悪の体調の原因となったのが
このロケでした







「ツール・ド・ラヴニール」



フランスで行われる
U23(19歳〜22歳)カテゴリーの世界最高峰ステージレース
8日間9ステージを戦うのは 各国代表チームで
我々は日本代表チームに密着


次回1月放送のチャリダーで
この特集が放送されるのだが






番組公式ロケではなく プライベート取材で
しかも8日間連続のモト撮影は
地獄でしかなかった(笑)




フランスから帰国した時は 体がボロボロで
駅の階段が上れず 立ち止まってどうしようか悩んだ
もちろん自転車になんてまともに乗れなかった
なので2週間後の青森650kmは 本当にキツかった





でも 出場していた日本チームの若者たちは
ピュアで清々しく 全員がナイスガイだった
ただ「強くなりたい」それだけのために命を燃やしていた



あの魂に触れてしまったら
こちらも全力で返さないといけない
こうして体はさらにボロボロになったのである(笑)



「チャリダー ツールドラヴニール特集」
前編 1月 5日(金)夜9時30分〜
後編 1月12日(金)夜9時30分〜



世界の頂点で戦うとは どういうことなのか?
コケて骨が折れていても とりあえずバイクをもう一度こぎ出す
そんな若者たちをご覧いただき ぜひ応援してあげてください


1番の応援は 彼らのレース資金のクラウドファンディングに
一票投じていただくことですよ☆

今週は 五郎さんとの高知旅。

2023年10月25日 19時28分53秒 | チャリダー★



五郎さんの一人旅も5作品目ですね
高知の旅が 今週放送になります






高知は圧倒的な自然美の宝庫





美しい映像を期待されていたので
ディレクター兼カメラマンへのプレッシャーは
けっこう大きかった(汗)







しかし自然というのは人間にとって都合が良いものばかりではなく





撮影中にススメバチの餌食に(笑)



刺されたのは走行中で
「痛ええ!」とストップした私に 五郎さんが
ポイズンリムーバーを持って駆けつけてくれた


その場で毒を吸い出せたので
腫れたのは太ももぐらいで済んだが
その後2日間ぐらい 自転車を漕ぐのも カメラ回しながら歩くのも
脚がギンギン痛んでしんどかった






私はリムーバーというものを知らなかったので
出演者が刺されたら 毒を吸い出さねばならんと思っていた

女性の出演者が刺されたら?
毒を吸わねばならんだろう!
と覚悟を決めていたが
そんな覚悟は不要だった(笑)









高知の大自然と 素敵な人たちとの出会いを
ぜひ番組で堪能してください


10月27日(金)夜9時30分〜
「チャリダー ひとり旅in高知」
@NHK BS1








今週・来週はロードレース男子部!

2023年09月21日 17時05分11秒 | チャリダー★
今年もロードレース男子部の放送があります


初戦はニセコクラシック!






個人的には思い出すだけで気持ちが重くなりますが(笑)


あのコースで男子部はどう戦ったのか
見届けてください






ロケ中って やること山積みで
自転車に乗る時間が本当に取れません


例えば 地上スタッフの撮影ポイントを決めるにも
景色が良いところで撮りたいし
どこでアタックがかかるのか レースの展開を予想して
編集後に どのタイミングで定点カメラの映像が欲しくなるかを
考えておかないといけない
1ヶ所決めるにも意外と時間がかかるんです



さらに 交通規制の網をかいくぐって
スタッフを先回りさせ もう1発撮りたい


現地では延々と地図を見ながら 脳内シミュレーションをしています




自分もカメラ付けてレースに出ようなんて
考えなければ楽なんですけどね
(どうせすぐに千切れるし)






でも
男子部の良いところは
仲間を知り尽くしている連帯感
やっぱり私も一緒に走っていないと
その輪の中には入れないのです







2週連続 前後編でお届けです!

「新生ロードレース男子部 ニセコクラシック前編」
9月22日(金)夜9時30分〜
@NHK BS1


ちなみに後編は29日(金)!
ステキな新メンバーにも注目です★





歴史旅。

2023年08月25日 06時28分09秒 | チャリダー★
海外におります



初めての経験ばかりで 超絶ハードな毎日を送ってるので
番宣が遅くなりました



25日(金)のチャリダーは
歴史街道の旅 第3弾!





最近「人間国宝の息子」となった
茂山宗彦くん(以下もっちゃん)と
武田信玄の「西上作戦」ルートを探検してきました



歴史ファンなら一度は行ってみたい「躑躅ヶ崎館跡」から
徳川家康をたたきのめした三方ヶ原まで
延々と続く山岳ルートを走って
もっちゃんは足腰が立たなくなりました(笑)




↑あのビターボ後輪40万がパーになった山道です




8月25日(金)夜9時30分〜
「チャリダー 歴史街道の旅 武田信玄編」
@NHK BS1


もちろん今回も撮影&ディレクターは私です
ぜひご覧くださいませ






ただいまこちらは夜12時
さあ仕事に戻ります
明日もハードだ!



五郎さんの物語。

2023年03月05日 22時19分38秒 | チャリダー★
年度末
ロードレース男子部の総集編の話が持ち上がったとき
私の頭に どうしても描きたい物語が浮かんだ



監督の筧五郎さんの物語だ







チャリダーという番組で大事にしていることの1つに
「有名人に頼らない」というのがある


これはテレビを始め 商業ベースで考えたときに
ダメな考えだと思う
人気があるものや 有名人に群れ集まるのが人の性だし
どんなに中身が良くても 流行を取り入れていない限り
売れることは限りなくゼロに近い


だからといって
福山雅治に出てもらうために
100kmのルートの撮影する要所だけ走って
あとは車でワープする
そんなことをしたくなかった
100km走り切った感動を大事にしたいし
それを体感してくれる人だけに出演してもらいたかった


なので
チャリダーの出演者は世間的に無名な人ばかり
「ドクター竹谷」と聞けば「お医者さんですか?」と言われるし
猪野さんを紹介すると「お笑いの人ですか」と聞かれる



よくここまで続いたものだと思う
おそらくNHKでしかあり得ない企画だろう




そして世間的に言えば超無名の
筧五郎という人を主人公にするなんて
普通のテレビ番組では常識はずれもいいとこだが
有難いことに作らせてもらえた






ロードレース男子部と 五郎さんの人生



この2つは 沖縄210kmが終わったとき
私の中に一本の線でつながった
苦労と絶望と 見果てぬ夢
「総集編」という制約がある中でどう描けるか?



時間のない私の代わりに
林塾の5期生 ダイキADがディレクターとしてロケに行き
連日泊まり込んで編集をし
私は30時間以上かけてナレーションを書いた力作です



力作が名作とは限りませんが
3月11日(土)のチャリダー「ロードレース男子部 ポンコツたちの挑戦」
どうぞご覧ください







2月の走行距離〜11年目へ。

2023年03月01日 02時51分32秒 | チャリダー★
モーレツに忙しかった2月の走行距離は
1071kmでした


まったく乗れない日が11日もあったのに
よく1000km超えたなと
自分を褒めてあげたい(笑)





ロケの移動は貴重な睡眠時間





ロケハンする時間がないので
撮影開始前の数時間で猛ダッシュロケハン





もっとのんびり走りたい(笑)





ビターボのタイヤを4年ぶりに交換

日に当たらないように保管していても
ゴムがだいぶ硬くなっていた
新品の28Cにしたら 乗り心地抜群すぎて楽しい




試しに買ったブレーキパッド
Absolute Black(以下AB)のグラフェンパッド
日本で売ってない(たぶん)し 超高級(1ペアで1万円ぐらい)だが
使い心地は素晴らしかった


でもさすがに1万円は高すぎる
次は3500円の純正でいいかな




ふだん電車にまったく乗らないので
ホームでまごまごしてしまった
2回に1回は逆方向に乗ってしまう(笑)






さて
気がついたらアナウンスされていましたね
チャリダーは11年目に入ります



35歳で企画したこの番組
まさか45歳になるまで続くとは…


坂バカ部にも新メンバーが入り
新しい部も新設します
自分にとっても番組にとっても
大チャレンジになります
どうぞお楽しみに




さあ 深夜3時を回りましたが
沖縄210kmに向けてトレーニングしときます☆



チャリダー5分版。

2023年02月09日 22時43分43秒 | チャリダー★
2月になって 全国を飛び回っています





男子部オーディションで引きずり回されたり






五郎さんの青森旅でお世話になった
ひとみちゃんの店に立ち寄ったり


ちなみに ひとみちゃんのナポリタンは
おかずが4品も付いて500円
儲けが出ているとは思えない…


「さいきん原価が上がって大変でしょう?」

と聞いたら

「頑張るよー!」

と元気な答えが返ってきた


ステキな人を見ると
自分はもっと頑張らんとあかんなあと思う






さて
チャリダーの5分版というのを作りました


これまで2分版のチャリダーが放送されていたのを
ご存知でしょうか?
竹谷さんと朝比奈さんが 愛車の点検などを
マジメにやってるやつです


誰が作ったのか(うちのスタッフの誰かなんだが)
全然面白くも何ともないので
作り替えたくて仕方なかったのですが
今回 チャンスを頂きました


どんなものを作りたいか? と聞かれ
速攻で答えたのが「交通ルール」だった


林塾の一期生 根来ディレクターが
一生懸命作ってくれた力作です
私は脚本で一部参加してます
「チャリダー小劇場」の交通ルール版です


2分版のように 何度もリピート放送されると思いますが
とりあえず初回放送は以下の日時です

2月10日(金)夜9時50分〜 #1「走る前の準備」
2月11日(土)午後4時50分〜 #2「道路の安全な走り方」
2月12日(日)午後5時50分〜 #3「交差点の走り方」
2月12日(日)午後6時45分〜 #4「子乗せ自転車と保険」
2月13日(月)午後9時45分〜 #5「夜の走り方」


笑ってください…いや しっかり交通ルールを確認してください☆



今週はツールドおきなわ!

2023年01月16日 01時51分43秒 | チャリダー★




感慨深い



チャリダーの放送が始まったとき
いつかはロードレースの駆け引きを描きたいと思っていた



番組が始まって6年目
夢だったロードレースチームを立ち上げた




そして10年目
ついに
国内最高峰のレースに挑戦できた





感慨深い
それ以外の言葉が見つからないっす(笑)
ハンカチとティッシュを準備してご覧ください★


「チャリダー」めざせ日本一! ロードレース男子部
1月21日(土) 午後6時〜 @NHK BS1

次回は青森の旅。

2022年11月26日 23時05分35秒 | チャリダー★
王滝での 猪野さんの表彰台には泣かされた


番組が始まって10年
立ち上げたスタッフの間では
「イノッチが表彰台に乗るまで番組を続ける」
を合言葉にがんばって来たが
いつでもやめられるようになってしまった(笑)



前回の乗鞍
今回の王滝
感動巨編の次にやって来るのは…







五郎さんの旅!


私のいちばん大好きな企画だし
今回は今までの中でも最高の出来になる見通し(まだ完成してない)だが
乗鞍・王滝という感動シリーズの次に並ぶと
こんなにユルくて良いのだろうかと思えてくる…







今回の舞台は 紅葉の青森県
どこを走っても絶景の連続で
出会う人は細やかで 信じられないほどに親切だった


そして 出会った人全員が
聞くだけで頭がくらくらするような
重いものを背負って生きていた



どん底と優しさが同居して
それでいて明るい
青森は そんな魅力的な人ばかりだった







「温泉県」と呼んでも良いくらい
どこへ行っても温泉がある青森
半年にわたって雪に閉ざされる青森で
温泉はどれだけ人の心を救っただろうか


農民たちの心の拠り所だった温泉に
五郎さんはしっとり 大人しく入ってくれたのだろうか(笑)


ちなみに 五郎さんの風呂シーンは
撮ろうとして撮っているわけではなくて
五郎さんが 風呂と聞けば吸い寄せられていくから
毎回出てくるのである(笑)






旅の終わりに ある歌手の歌が頭の中に聞こえてきた
その歌手は「村下孝蔵」
ピュアで 哀愁と優しさに満ちた旅だったのだと思う


「自転車ひとり旅 青森編」
12月3日(土)午後6時〜
@NHK BS1


ぜひ!



帰還。

2022年10月19日 11時12分45秒 | チャリダー★
ロケから戻りました



今回も無事だったことに感謝^_^






4回目となる五郎さんとの旅


旅のロケは シリーズ化が難しい
1度目は緊張と気持ちの昂りがあるのでうまく行くことが多いのだが
2度目以降は「慣れ」が生じて
テクニックに走って感情がおろそかになったり
スタッフと出演者の間に身内感が出て
内輪話のような旅になりやすい


五郎さんとの旅は
適度な緊張感を維持しながら
友人同士のような旅ができる
奇跡のようなシリーズだ


カメラを持っていても 持っていなくても
何も変わらない
それは素敵な関係だ
もちろん裏を返せば 友人ではなく
常にディレクターと出演者という関係ということになるが…



今回は 景色も最高だったし
記憶に焼き付くような出会いもあったが
撮影が難しかった
その理由は 放送後にお話するとして
編集力でカバーできるかどうか…悩みは尽きない(笑)






荷物を少なくするために ウェアは毎日洗う
私の負担を少なくするため 洗濯してくれるADさんを連れて行くのだが
その担当ADさんが 洗濯を忘れて寝てしまうのだ(笑)


五郎さんに洗濯させるわけにいかないので
私がやるわけだが
2層式を久しぶりに使ったら
ほとんど付きっきりじゃないかこれは(笑)






おかげで寝る時間は削れる一方…


みかねた五郎さんが 洗濯をしてくれた日もあった




ちなみに「ADさんも大変なんでしょう」と思うかもしれないが
私のロケでは ADさんは車に乗ってるだけなので
たいへん楽である
仕事内容は「林の仕事ぶりを見て学ぶ」ことなのだ


なのでせめて 洗濯ぐらい助けてほしいのである…







珍しく 好天に恵まれて
すばらしい旅だった
オンエアはたぶん年明けになると思います









帰宅したら ロケ前に買った自転車用のリュックが届いていた






ずっとRaphaのリュックを愛用していたが
さすがに10年近く使ってボロボロだったので
先日 金町のバイシクルコーヒーというカフェで見かけた
EVERGOODSというメーカーのリュックをウェブで購入した



私がリュックに求める条件はこれ





ガバッと開くことだ


袋型だと どうしても奥底に入れたものが取り出せなくて
結局全部出すのがうっとおしい


見開きになるリュックって 意外と少ない上に
機能性重視のため デザインがつまらないものが多いが
久々に機能性とデザインを両立したリュックを見つけ
即買いした





26リットルか 30リットルで迷ったが
ポケットが多い30リットルをチョイス
値段は4万円ぐらいとお高いが
どうせまた10年近く使うので良しとしよう





背負いやすいので 今のところ重さは気にならない
長距離を走るとどうなるか 試してみたい





マジックテープで四角いワッペンを貼れる
私が選んだのは 蓄光して100ルーメンで光るというワッペン
いろんな色のワッペンと取り替えられる



沖縄にはこのリュックで行こう








さて
ロケの疲れを回復させて
この月はもっと走り込みたいところ
どこかで1日250kmぐらい走っておきたいな…