ポルトガル編で太郎ちゃんが乗っていた
グラファイトデザインのMETEOR。
今回は日本が誇るカーボンフレームを旅人のバイクに選びました。
ポルトガルのチャリダーたちは、見たことのないフレームに興味津々でした。
(ポルトガルの経済状況からするとフレーム40万は高すぎるようですが…)
私もちょっとだけ乗らせてもらい、私のコルナゴで先を走る太郎ちゃんを追いかける、の図。
適度な柔らかさがありながら、踏んだときの反応が気持ちよい。
硬めのホイール(キシリウム)とよく合ってました。
FFWDみたいな柔らかホイールと合わせちゃうと、
フレームの良さが出ない気がしますが、どうでしょう。
それはさておき。
自転車のサイズが近いとき、私はよく旅人とバイクを取り替えっこして走ります。
そのバイクの持っているクセも、旅人の心に積もって行く要素の1つなので
知っておきたいのです。
まったく違うバイクを選ぶと、きっと旅人の気持ちもずいぶん変わると思っているわけです。
そして旅人をほったらかして走らせておくことの大切さ。
1人になったとたんに襲って来る心細さこそ、海外旅の醍醐味ですし、
探検部で大事にしていることなのです。
むふふ。細かいことをいろいろやって
旅人の気持ちを上げ下げしているわけです。
これ、意外と重要。
自分で反省を言うのも何なのですが、
その点で言うと、最近のチャリダーはそこに神経を使えていないのですね。
今回のチャリダーの北海道旅のことで言うと、
「とうきび」を食べる必然性もなく、
「ソフトクリーム」を食べるテンションにもなっていないのに食べている。
それは単なる「モノ」の紹介なだけ。
旅人たちにかなりの距離を走ってもらっておきながら、
その走った「疲れ」「達成感」「空腹感」などの感情を生かせていなかった。
たった10キロの道を走るだけでも、
感動のあまり涙するシーンを撮ることも、
お気楽に撮影をしただけのシーンにすることもできる。
それは演出の腕次第。
まずはそこらへんを何とかできないもんかいなあ。
そんなことも合わせて、
「チャリダー★」と「世界自転車探検部」をこの先どうしようか思案中。
やってみたい「面白アイデア」はたくさん湧いて来るんですけどね。
みなさんはどんなものが見たいと思っているのでしょうねえ。
悩む猶予はいくらでもあるので、もうちょっと悩んでみようかと思っとります★