自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

イノッチへのプレゼント。

2016年10月28日 14時47分02秒 | 自転車



チャリダーでは、出演者への誕生日プレゼントは欠かしません。

私生活でもそうですが、
プレゼントって、たいへん悩ましい。
あげるなら喜んでほしいのだけれど、
何をあげれば良いか分からない。


たとえば旅先で何かを見つけて、
「これはあの人にあげたい!」と思った時に
買うようにしているのだけれど、
そうすると、誕生日まで待てなくて、
次の日とかにあげちゃう。
けっきょく誕生日の直前になって、アタフタする。



まったく、誕生日を祝うなんて、
誰が考えたんだか…。


ちなみに私は、人に誕生日を教えません。
こういう面倒をかけたくないから。



で、迷ったあげく、今年のプレンゼントは
サイクルフォトグラファー・辻啓くんの写真(額装)。
世界選手権の撮影でドーハにいた辻君にムリヤリお願いして、
イノッチのための1枚を選んでもらった。



さて、スタジオ収録のとき、イノッチにプレゼントしたら、
「辻さんのサインなんてもらえないよね…」
と、珍しく要望を口にされた。


もらって来てあげようじゃないの!





宇都宮まで行って、ジャパンカップの撮影に来てた辻くんを確保。

ちなみにジャパンカップを観戦する時間はなく、
編集室に直帰。
でもね、これでイノッチも喜んでくれるでしょう。



イノッチのお部屋が素敵になって
いい嫁さんが来ますように〜!

おもいで雑誌が復刊してた。

2016年10月24日 23時51分03秒 | 自転車



バイシクル・ナビ。
かつて「男自転車ふたり旅」のオンエアのあと、
初めてイノッチを取材してくれた雑誌だ。
その後、相次ぐ自転車雑誌の創刊の波に押されたか、
ながらく休刊となっていたのだが、
最近復刊した。


どうして知ったのかというと、
イノッチ&ドクター竹谷の対談を企画してくれて、
がっつり写真付きで特集してくれたからだ。
失礼ながら復刊していたのを知らず、ようやく手に入れて拝読した。


一読した印象は、独自の取材がすばらしかった。
自転車雑誌に多い「よく読むと結局広告だった」的な記事はなく、
膨大な労力をかけて取材されていた。

さて、イノッチと竹谷さんの記事。
知ってたけど、2人の信頼の深さが小気味よい。
そしてふたりの自由な雰囲気に、インタビュアーの力量を感じた。
私もお二人の会話のツマミになれたようで…光栄でございます。


編集者は「チャリダー★」を見てくれてるっぽい構成。
番組の出演者が多く取材されていた。
こんど担当の方と会って話してみたい衝動に駆られた。



雑誌の売り上げは下がる一方だというが、
それに全力で対抗しているかのような雑誌。
突き抜けていて、気持ち良い。
ご覧いただいて損はないと思いますので、
ぜひお手に取ってくださいませ!!

メンテナンス。

2016年10月19日 23時13分52秒 | 自転車



ある自転車チームの監督が、こんなことを言っていた。
「落車する選手は、自分で自分のバイクをメンテナンスできない人が多い」

ブレーキの絶妙な効き具合。
好みのグリップを得られる空気圧。
そういった「最終チェック」を自分でできないと
落車などの事故につながるらしい。
言われてみれば、一理ある。
ジロ・デ・イタリア優勝のニバリ選手は
自身でバイクをかなりいじるし、
新城選手もメンテナンスはお手のものだ。



私はバイクを自分でメンテナンスするので、
この言葉を聞いてたいそう嬉しかったわけだが、
最近メンテナンスをサボっていたことも思い出した。
というわけで、深夜2時からのメンテナンス開始。





新しいバーテープが手に入ったので、
巻き直すことにした。
ここ数年は「SUPACAZ」を使い続けている。
カラーが綺麗なのは基本として、
厚くて握りやすいし、伸縮性が良いので巻きやすい。
そして何よりすばらしいのは、接着材にシリコンを使っているので、
剥がしたときに両面テープで汚くなる心配がない。





バーテープを変えるなら、
ついでにブレーキワイヤーも交換したくなった。
これまで3度「あきらめ」てきた「NOKON」のワイヤー。
アルミのピースをつなぎ合わせて、ケーブルアウターにする。
昔から「引きが非常に軽い」と言われ続けているが、
何度試しても「引きが軽かった」ためしがない。

あげくの果てに、盆◯自転車のお兄さんに
「ちまたの噂を信じて、そんなもん使ってるんですか。
 バカみたいですね」
と言われた、嫌な思い出の一品だ。


思い出すだけで忌々しいのだが、
NOKONのケーブルはかっこいい。
もう一回トライしてみよう、というわけで、やってみた。


…やっぱり重いわ。
でもまあ、しばらく使ってみよう。
これで諦めるのも「忌々しい」から。





ついでに、やっとこさ手に入れた
サイコンのマウントも新調。
「ROTOR」のアルミ削り出しマウント。レアでしょ。


これ、すばらしいです。
軽量なのに、アームの強度は絶好調。
上にサイコン(60g)、下にカメラ(250g)を取り付けてもビクともしない。


ちなみに取り付けたカメラは「FLY12」。
ライト(400ルーメン)とカメラ(フルHD)が一体化されていて、
なんとバッテリーは実測で8時間以上持つ。
ドライブレコーダーとして使える優れものです。



メンテナンスの時間って、楽しい。
無心になれるから。
ただ、バイクは良くなっても、
ロングを走りに行く時間がない。
ここはひとつ、これでも眺めて
走った気分になっておくかな…★



※ブルガリア東部の国境地帯。このあと公安に取り調べを受けた思い出の地です。

こんな旅に出てみたい。

2016年10月17日 17時36分05秒 | おしごと日記



秋が来て、空気が澄んでくると、
また今年も一年が過ぎていくことを実感する。


山ほどある映像素材をカンヅメで編集していると、
旅に出たいなあ、と思う。
カメラを置いて。


本当に行き先を決めずに旅をしたら、どうなるだろう?
ふと右に伸びている小径とか、
遠くに見える山道とか。
行き止まりかもしれないけれど、
思いもよらない場所へ連れて行ってくれそうな気もする。
行き先があると、どうしても近道の国道を離れられない。





ミハル君は元気だろうか。
スロバキア出身のカメラマン。
映画「007」の撮影もした、ステディカムのプロ。
スロバキアで仕事をしたあと、ブラジルに行くと言っていた。
スロバキアは小さな国だから、腕一本で世界に飛び出さないと
世界は広くならいのだと、静かに夢を語り、
「ハヤシも英語ができれば世界で戦えるよ」と言って
ずいぶん私を買ってくれていた。
ブラジルへ行って、音信が途絶えた。


そんな、会いたい人を探して
自転車ひとつかついで旅をするのもいい。



この編集が終わったら!
次のロケが終わったら!
今年こそ、どこかに旅に出てやるんだ。

走りを撮られるショック。

2016年10月04日 21時54分40秒 | 自転車
自転車番組を長らくやっておりますが、
実は自分の走りを人に見てもらうことって
ほとんどないんです。

竹谷さんに「ちょっと見てもらえますか」と頼めば
見てくれると思うけど、
そんな特権を振り回すようなこと
したくない。

なので、私の走りは
番組をご覧いただいている皆さんと同じく「自己流」です。
番組で学んだことを「こうかな?」とやっているだけ。


もちろん、自分の走りを映像で見たことも
ほとんどありませんでした。



今回、東北のロケで、初めてバイクに乗るカメラマンがいて、
本番前にテストしたい、ということになった。
走れるのは私だけなので、被写体になりました。
めずらしく、走ってるところをがっつり撮られてます。

走ったのは、ちょうど10キロほど。
時間がなかったので、必死に走りました。


→Dさんが走ってる動画。


いやはや、こんな走りだったとは。
体がずいぶんクニャクニャしてまんがな。
このクニャクニャ、たぶん骨盤が動いちゃってるのですね。
おそらく体幹が弱いためだと思われます。
膝もまっすぐ踏めてないですし、
「全力で走る」のがオーダーだったとはいえ
ちょっと前座り気味です。
いわゆる「足がすぐ売り切れる」走りですね。


ほかにもご意見あれば、みなさんもぜひ。
この機会にDを言いたい放題しましょう。


いやー、しかし、
思ったより良くなかったので
ちょっとショックだな…★