自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

日記。

2018年07月24日 12時26分21秒 | 自転車
朝6時半起床。

去年までの40年間は朝食をとる習慣がなかったが
トレーニング量を増やしてから しっかりご飯を食べるようになった
豆豉醬たっぷりの麻婆豆腐に四川土産の山椒油
鯖の干物から作った冷や汁
ナスの煮浸し
そして大盛りご飯

7時20分
あまりに暑いので 夏の間はチャリ通は8時までに出発
12km


編集室へ
8月放送のチャリダーを編集中
編集しながらスタジオ台本を書く

11時から会議 次のロケ内容の相談
13時から会議 その次のロケの相談
15時からスタジオ収録の打ち合わせ
20時に終わってまた編集室へ


24時に作業を切り上げ 自転車で帰宅 少し遠回りして18km
24時40分に帰宅し ローラーの準備
最近 体調が悪かったので きついローラーメニューをやっていなかった
今日はキツめのメニューにしようと ZWIFTのトレーニングメニューを漁る


で 決めたのはこれ






めちゃくちゃキツかった…(笑)


レスト(休み)が215Wで3分
そのあと40秒で
213W→338W→468W→600W
と10秒ずつ上がっていくメニュー
これを10回繰り返す


3本目まで終わった時点で
「これはヤバい」と思った
4本目からは600Wが出せなくなり
6本目で本気でやめようと思った


でも悔しいので
パワーが届かなくても せめてやり遂げたい


自分には時間が残されていない
と思っている
苦しいことをやらないと強くならない
あと1秒 辛いことに耐えれば
耐えたぶんだけ強くなる


諦めてしまえば そこまでしか強くならない


なんのために強くなるのか? というと
楽しくなるために 強くなりたい


見事にオールアウトして終了
33km




去年までのトレーニングは
例えば220Wを1時間漕ぎ続けるとか
相当しんどいのだけれど 強くならなかった


トレーニングをインターバル中心に変えたら
一気に強くなった


もちろん距離も増やしたけど
体や筋肉ちゃんが「今のままではダメだ!」と思ってくれないと
変わっていかないみたいだ



ローラーを終えて プロテインを飲み 風呂に入る
この瞬間がとても幸せ
イナーメのリカバリーオイルで10分ほど脚をほぐして
200円で売ってるラクロスボールで筋膜リリース
2時40分に就寝
トレーニング後は最高によく眠れます


今日は6時起床
曇っていたので 涼しかった
12km走って 会社で編集中★

今週は坂バカ遠足!

2018年07月23日 14時46分46秒 | チャリダー★



今週土曜日のチャリダーは
「帰ってきた坂バカ遠足」!
去年やった放送が好評だったので
第2弾というわけです


2回目となると 皆さん仕組みをご存知なので
去年のように 「こっそりおかわり」ができなくなって
かなり猪野さんは苦労してました(笑)






遠足名物の「下り坂バス」というのがあって
下り坂が嫌いな坂バカたちが乗るのですが
私は乗る人数に入っていないため 自走で追いかけ

下り坂だから気楽なもんだ と思っていたら
バスの運転手さんが道を間違えて
下った道を再び上ることに…
10kmぐらい余計に漕がされた

その時 自走していたのは私だけ
私が遅れれば 全員が待たなくてはいけなくなる
「お待たせしてはいけない!」
300Wオーバーで延々とバスを追いかける

…という 大変良い練習になったロケでした
どうぞお楽しみに






気温の上下と徹夜続きのためか
7月に入ってから体調が最悪で
ローラーもほとんど漕げなかった
乗鞍も1時間14分だったし 白石峠も27分を切れず
精神的にもかなり参っていた
5月にFTPが上がったのは幻だったのではないかと

でも五郎監督が
「そういう時も漕いでいれば 調子が戻った時に上がってるよ」
と言ってくれたので
信じて走り続けていた



ここ3日 ようやく少しずつ戻って来た気がするのと
編集作業も一段落したので ローラーを再開
まだ1時間のメニューしかできないけど

一昨日:10秒800Wを10本
昨日:6分175Wを6本 ケイデンス120と60で3本ずつ


なんとか週末までに調子が上がってこないかなあ…★

仕事前の白石峠。

2018年07月19日 02時59分21秒 | チャリダー★


暑さのせいか 体調が優れない


だるくて1日トレーニングを休んだが
あまり効果なし
それなら走りに行こうか ということで
仕事前に白石峠へ向かうことにした


白石峠までは片道70km
6km 平均勾配8% を一本タイムトライアルしたら
そのまま帰ってくるプラン
一見無駄なようだが そうではない
ロードレースで勝てるようになるには
レース中盤や終盤でのアタックに対応できなくてはいけない
70km走って全力で走るのは効果的だろう


朝5時に出発し 国道254号を北西へ
早朝なら車も少なく走りやすかろうと思ったが
1kmおきに信号待ち…
白石峠の麓まで3時間半もかかってしまった


さて 白石峠アタック
前回は27分半ぐらいだったから
今回の目標は25分台
260Wで走る


白石峠はチャリダーたちの人気スポットで
多くのチャリダーたちがタイムアタックしていた
ゆったりペースで楽しそうな人も多い

いいなあ 私もゆったり楽しみたい…
しかし私はトレーニングに来たのだ
心を奮い立たせて進む
バケツの水をかぶったような汗だ


しかし3kmを過ぎて ペースが落ち始める
めちゃめちゃ暑いのだ
暑さのせいにしたくないので頑張るが
最後は230Wぐらいまでタレた…


ゴールしてサイコンを見た
27分34秒
前回と変わらなかった…
全身からいろんなものが出て行った





峠の移動販売車でCCレモンを買って むさぼり飲んだ
プハー!
うますぎる!
全身が生き返って行く
炎天下の部活の休憩時間に 水道水をガブガブ飲むうまさ
このうまさのために頑張ったと言っても良い気がした





引き締まった体躯のお父さんが声をかけてくれた
「五郎さんのチームの人ですか?」
そう 今日は男子部ジャージで走って来たのだ
チームの人であることには変わりないので「そうです」と答える

お父さんは秩父の方で
白石峠にはよく来るのだという
あまりに鍛え抜かれた体なので「レースに出られるのですか」と聞くと
レースには出ず 体を鍛えるために走っているのだという
かっちょええ
「こんなところでお会いできると思っていませんでした」
と喜んでくれた


「すいません 私は画面には出ない男子部員なのです」
と言いたかったが 言えなかった…
ごめんなさい、お父さん。





峠を下りて サイクリストのために有志の方々が運営してくれている
「ときがわベース」に立ち寄る




有志でこの施設を運営するのは さぞ大変だろう
ここに来るときは必ず立ち寄って
寄付金ボックスに500円を入れることにしている
また来ます





さあ ここからが問題だ
気温は35度を超えてしまった
国道は地獄なので 遠回りだが入間川→荒川サイクリングロードで帰る

暑すぎるので 180Wに抑えて走っていると
面白いことに気づいた
体にまとわりつくサウナのような熱風の中に
時折 涼風が混ざっているのだ


その割合は 8対1ぐらい
水辺のそばを通ったわけでもなく
突然ひんやりした空気の帯が体をかすめて行く


空気を必死に感じ取ろうとしてみると
熱風にもいくつかの帯があり
まるで温度の違うオバケたちが空気中を泳いでいて
それをかき分けながら走っているみたいだ


時折やって来る涼風オバケ
サウナのような熱風オバケ
空気は1つのようで1つではないと分かって
暑さも結構楽しくなった





土手沿いに ラジコン用のコースがあって
おじさんが一人 熱心にラジコンを走らせていた
キュルキュル キュイーーーン
暑いのに 一人なのに 楽しそうだ
変人だな と思ったが
そういえば私も一人だった





喉が乾くと 土手を降りて自販機へ
プハー!
うまい!
このために走って来たと思っても良い
暑いってのも 悪くない





と思っていたら なんと道が終わってしまった


一体どこで土手へ上がる道を見落としたのか…






うろうろしていたら 道はどんどん悪くなった(笑)
戻ろうかと迷ったが 悔しいので進んでみる
しかし一向にサイクリングロードへ戻れる気配はなし





最後は草むらを突っ切って
なんとか土手へ上がることができた



150kmを過ぎて また面白いことを発見した
体が疲れ過ぎてダルくなったあと
なぜかパワーが出せるようになったのだ

不思議だった
疲れ果てて 体に力が入らなくなると
ペダリングがスムースになったのだ

体が脱力して鞭のようにしなって
私の域値である260Wで延々と楽に漕げる
ただし 270Wになると途端に疲れが出始める
これは一体なんだったのだろう
まだまだ分からないことだらけだ


そのまま会社へ着いて 会議室に直行
ジャージのまま会議に出席した

177km
かかった飲料代 1500円
めっちゃ燃費悪い(笑)

乗鞍合宿。

2018年07月16日 19時29分42秒 | チャリダー★



うじきさんとドクター竹谷が
乗鞍でプライベート特訓をすることになり
他の出演者やスタッフもご一緒にどうですか、という運びになった


編集中で時間はないが 行きたい…
となると スタッフ全員を巻き込んで
「みんなで行くぜ!」的な流れにしてしまえば
仕事が終わってない件をうやむやにできる(笑)

というわけで 出演者は朝比奈さん以外の全員と
スタッフも数名が参加の乗鞍合宿となった
もちろん撮影はしないので あくまでプライベート扱いで

集合場所は乗鞍観光センター
ヒルクライムのスタート地点
平日なのに 多くの方が走りにいらしていた





張り切るうじきさん
速さは求めていないけど 自分なりに頑張らないと気が済まない
そんなオーラが出まくっている

13時ちょうど 全員でスタート
猪野っちとドクター竹谷が先頭で
そのあと うじきさん マリンちゃん ふるやさん
スタッフ軍団と続く


私は1本目からタイムトライアル
体力がないので 2本目は絶対にタイムが出ないからだ
スタート後 まずは250Wをキープ
30mほど前方に猪野っち&ドクター竹谷がいる
早くあそこにくっついて ドクターの着き位置で楽させてもらいたい…が
なかなか近づけない


ペースが同じなのにパックで走れないのは損なので
265Wにあげて追いつこうとする
じわじわと2人の背中が近づいてくる
三本滝を過ぎたところで ようやく捕まえる


まずは猪野っちの後ろにへばりつく
「やっと追いついた! ちょっと後ろで休ませて」
「いいよ〜」と猪野っちが答えるが
ちょっと息が切れて辛そう?


ああ〜人の後ろって楽だ 245Wで休ませてもらう
…と思ったら 猪野っちが着き切れしやがった(笑)
ドクター竹谷の背中が遠ざかってゆく
「ドクターにもうちょっと着いていこう!」
私が前に出て ドクターと猪野っちの間を埋める


ドクターが後ろを気にしてチラチラ見るので
「これはどういうペースですか?」と聞くと
「4倍ちょっと」という


「4倍」とは 体重の4倍のパワーで上っているということで
坂を上る時の大切な指標である「パワーウエイトレシオ」のこと

これは体重1kgあたり何ワットで漕いでいるかを表したもので
300Wの場合 体重60kgだと 5.0W/kg
        体重80kgだと 3.75W/kg
となる
坂道でこの数値が同じだと だいたい同じペースになる


ドクターが「4倍」と言ったのは
4.0w/kgで走っているということ
猪野っちは体重57kgだから228W
ドクターは体重65kgだから260W
これで走ればペースはほぼ同じ
つまりドクターは猪野っちのペーサーをして前を引き
アシストをしてくれていたのだ


しかし…
8km地点で振り向くと
猪野っちははるか後方に居なくなっていた…


ドクターも後ろを振り向き
猪野っちがいないことに気づいたらしい
一瞬 猪野っちを待つかどうか逡巡したように見えたが
私がいたのでペースを維持することにしたようだ


ここからドクターとの2人旅
着き位置の私が250Wほどなので
ドクターは270W以上は出ていると思う
全くブレることなく 同じ動きを淡々と繰り返している
これがドクターのすごさだ
同じ動きを続けるというのは 相当な鍛錬の賜物で
かなり難しいのだ


10km地点 スキー場を過ぎたカーブの連続区間
ヘアピンカーブで ドクターがわずかにパワーを上げた
もともと域値で走っている私は その20Wアップがキツイ
次のヘアピンでも ドクターがわずかにパワーを上げる

ドクター!
この20Wアップがキツイんだってば!
と 心の中で叫ぶ(笑)


そして4つ目のヘアピンで このままではオールアウトしてしまうと判断
「ドクター! ありがとうございました! ここで千切れます!」
するとドクターは「おや?」という具合に振り向いて
「はーい」とのんびりお返事してくれた

息が荒れている様子は微塵もなかった…



ドクターのヘアピンのせいで(笑) 危うくオールアウトしそうだったので
しばらく220Wで安静に 体力回復を図る

位が原 52分
…ありゃ?
去年のレースでは 確かここからゴールまで20分だった
これでは自己ベストと変わらないぞ

どんなに悪くても1時間10分で走れると思って来たのに
しかしこれでは自己ベストすら危ういペースだ


ゴールが見えてくる
ドクターはもうゴールしただろうか
森林限界を超えたところで200Wを下回らないように踏ん張る
4号カーブを過ぎる
まだ結構雪が残っていて 雪山特訓をしている人たちがいる
ゴールまであと500m
キツい
おや ドクターが降りてきた
あと300m
なんとか自己ベスト以下というのは免れたい!
ドクターが後ろを走っている気がするが
苦し過ぎてよく分からない
とにかく腕と肩を脱力して踏ん張る
苦しい!
やめたい!
「ダメでしたー」とか言って
楽したい
でも後悔したくない!
先を見る…ゴールまであと数十メートル
ダンシング!


タイムは1時間14分13秒
自己ベストの1分落ち…

ゴールしたあと 苦し過ぎて10分ぐらいあえいでいた
ドクターがやってきて「ナイスランでした」と手を差し伸べてくれた
「せっかく後ろに着かせてもらったのに ベスト出ませんでした」と答えた



あとでドクターが 動画を見せてくれた





ゴール前 一緒に走ってくれているのかと思ったら
私のことを撮ってくれていたのだ

※ここに動画はアップできないため
 キャプチャ画像でお楽しみください





かかとが下がり始めるのが12時ちょい過ぎぐらいだった
そんなにペダリングは悪くないみたい





かかとが下がる動きは4時ぐらいで終わって
下死点ではかかとが下がっていない
踏み込み過ぎたりは していないようだ
五郎監督にダメを出されたおかげです





ダンシングの時に 腰がクニャクニャ動くのも
だいぶ少なくなっていた


自己ベストは出なかったけど
ドクター竹谷に初めて走りを見てもらえた
「追い込み、前のり、ダンシング、素晴らしい走りでした!」と言ってくれた
まあダメではなかったのだと思う


もっと頑張ろう


乗鞍1時間の文平くんに「ダメだった」と送ったら
「きっと次登る時はタイム縮んでますよ」と答えてくれた
涙が出た






頂上付近で 後から来るメンバーたちを待っていたら
どうにも体調がおかしい
悪寒がし始めた
手を見ると…真っ黒…
これはどこかで見たことあるぞ…


そう ペルーのアンデス越えの時
標高4000mで高山病になった時の色だ
私の顔を見たスタッフが「真っ黒ですよ」と
体内酸素が低くなると皮膚が真っ黒になる


ゴールで追い込み過ぎたようだ
これはやばい
放っておくとマズいことになる
うじきさんたちが来ていないが すぐに下山準備
高山病は とにかく酸素が濃いところまで降りるのが第一


降り始めたら うじきさんとすれ違う
「高山病になりかけてるので先に降ります!」と伝える
降っていると 頭がぼーっとして眠くなって来る
休みたい バイクを降りて眠りたい
でもそんなことしたらここで仏になっちまう





ぼーっと遠ざかっていく意識を奮い立たせて
なんとか下山
スタート地点の観光センターに着いたらなんとか落ち着き
駐車場の端っこで みんなが降りて来るまで寝ていた


おかわりは自粛し おとなしく宿へ…





宿に泊まり みんなで食事
これまでのいろんなロケの話とかで盛り上がった
マリンちゃんが思いの外タイムが伸びなくて(1時間28分)
もっと頑張れよという話になり
明日は朝食前に一本上ってこい という話でまとまった(笑)





2日目は昼前に乗鞍を出る必要があったので
4時半に起きて 朝食前に乗鞍を上ることにした

マリンちゃんの自転車は 宿の玄関に置かれたままだった…


スタートしてすぐ 250Wをキープするのが厳しい
昨日のダメージが残っていた
2km地点でサイクリングに切り替え 180Wで上る





美しい景色と べらぼうに美味い空気
松本方面は雲海になっていた
山を下れば天気は曇りだ





猪野っちはコースのことをめちゃくちゃ覚えていて
どこにどんな勾配の坂があるのか
路面がどうなっているのか よく知っている
私は全然詳しくない
少しは詳しくなろうと思い 観察しながら走るが
目が行くのは 静かに佇む植物とか 虫ばかり





花は静かにひっそりと咲いているようで
実は全身全霊で自己主張をしているのだと気付いた
目立って 虫たちをひきよせて
花粉や種子を運んでもらう





トレーニングではない走りは 何ヶ月ぶりか
めちゃくちゃ楽しかった
自転車を楽しむのに 速い必要なんてなくて
そこそこに走れさえすれば こんなに素敵な体験ができる
速さを求めて得る感動と
のんびり走って得る感動
その両方をしっかり見られる番組でありたい





落車して ヒビが入ったままのクランク
漕ぐとギシギシ言う
早く買い換えないと…と思うけど
何を買おうか迷い中
やっぱりセンサーとしてはパイオニアが最高なんだけど
シマノのクランクが好きではないのです
やっぱROTORの手裏剣みたいなやつかなあ…


フレームやコンポーネント、ホイールは
色々と試乗したり 意見を聞いて
何を買うのか決めました
ディスクブレーキにするので 総取っ替えです(泣)
愛してやまない 特注カラーのGOKISOともオサラバとなります
こないだGOKISOの会長に会ったので
「スルーアクスルのモデルを作ってください」
と要望はしておいたけど…


とにかく色々注文したのが届いて
組み上がるのは たぶん秋
それまでなんとかC59に走ってもらわないと…★







AACAカップはDNS。

2018年07月09日 15時43分01秒 | 自転車



近頃は 選手のインタビューで全国を駆け回っています


勝った選手 敗れた選手
インタビューするにあたって レースの映像を見てもらうのですが
それぞれの選手に合わせて編集しています

全員に同じ映像を見せても良いのでしょうが
やはり見せる映像によって 話し手の気分は変わるもので
例えば自分が全然写ってない映像を見せられても
レースの瞬間の気持ちをリアルに思い出せるものではないでしょう

もちろん 逆にその選手が写っていないシーンを見せて
気分転換をさせたり 「後ろはこうなっていたのか」と思わせたり
頭の中に新鮮な風を送り込んだりもします


インタビューって とても難しい
同じ質問でも 聞き方によって答えが変わる
一人一人に向けて映像を編集し その選手の戦歴などを調べて
著書があれば読みます
時間がいくらあっても足りないです






私は選手にサインをもらったりしませんが
脚の写真を撮らせてもらうことはあります
さあ これは誰の脚でしょうか?
良い選手は 良い筋肉をしている
この選手はきっと もっと速くなる気がします



休みをとる余裕が全くないので(高プロだから)
他の撮影と何とか抱き合わせを画策して参加予定だった
AACAカップ(愛知県)
残念ながら雨のため中止となりまして


レースがないのに愛知県の新城(しんしろ)まで行って
抱き合わせた取材だけをしてきた
車で往復8時間
抱き合わせたことが仇となった(笑)


今回出場予定だったのは
五郎監督と文平くん
五郎監督の指示を受けて走ってみたかったなあ


走る気満々だったのに走れないとストレスになるので
帰宅後にZWIFT
1時間ぐらい220Wぐらいで淡々と漕ごうかと思ったが
たまたまレースをやっていたので参加





深夜1時半のスタートなので
日本人は私だけ


周りは体重80キロ級の外国人だらけで
とにかくパワーを出しやがる
私がいるのは先頭から10番手〜20番手ぐらいのパック
(先頭の奴らは300Wオーバーばかりでムリ)
250Wぐらいは余裕のようで
平坦がとにかくキツイ
下り坂はさらにキツイ
向こうは漕いでなくてもスピードが出るが
体重の軽い私がそのスピードを出すにはある程度のパワーで漕がなければいけない

逆に上り坂になると 体重が軽い自分は250Wで体重の4.3倍になるが
彼らは250W出しても体重の3倍ちょっと
簡単に千切ることができる


坂で差をつけて
平坦で追いつかれる
その繰り返し

最後にどこでアタックしようか考えて
ラスト2km(残り3分)でアタックしようと思っていたら
ラスト3kmでイギリス人がアタック
300Wで追うがついていけず…





約50分 平均219W
77人中12位
ラストは350Wまでしか上がらず
そんなに調子は上がってなかったみたいだ
五郎監督の指示通り走れたかどうか 微妙なところだ





次のターゲットは 今月末に大分で開かれる
椿が鼻ヒルクライム
距離13.6km
平均勾配は5.2%ですが 最後が激坂だそうで


撮影で行くのですが
スタート前に出演者をしっかり撮影し 一緒にレースを走り
ゴール後にもちゃんとインタビューできる
完璧なプランでございます
問題は インタビューできる力を残せるかどうか…(笑)
去年は気温35度オーバーだったとか
暑さに弱いからなあ…



そして来月はAACAカップと乗鞍!
体調的には乗鞍に合わせていきますので
今月末に体を絞る計画
でも 絞ってるつもりは全然ないのですが
体重が自然と落ちてきて ただいま57.8kg
夏バテだったらどうしよう…★

6月の走行距離。

2018年07月03日 02時10分01秒 | 自転車



6月は仕事がきつかった上に
月末に体調を崩し 1週間全く乗れず…
774kmでした(涙)


せめてあと3km走るんだった(笑)


ツールド沖縄までの残り時間を考えると
今月が低調だったことがけっこう痛手な気がする…



6月は下手をすれば500km以下になりそうだったが
ロケ先の島根で稼げたおかげで
なんとかそれだけは免れた





島根に何のロケに行ったかは内緒
…今年もあるレースの特集をするためである
レースのコースに何日間か張り込んで
到着した選手たちの取材をした


選手たちが到着する合間に
私もコースを試走した
実際にコースを走ることで 撮影ポイントを割り出すためである
周回コースは1周14km
獲得標高は300m弱
全力で走って25分かかった
ここを選手たちは22分ぐらいで走ってしまう
しかもそのペースで15周…

とにかく走ることで どこがアタックポイントで
どこが意外にキツくて 風向きや天候によってキツさが変わることも理解した
放送は夏の終わり頃の予定
どうぞお楽しみに





撮影はだいたい 朝10時ごろからだったので
島根にいる間は毎朝5時出発の朝練をした
何で朝練ができるのかというと ここでは会議がないからである(笑)
私の仕事のほとんどは会議で
いつもは1日に2時間を超える会議が3〜5本入っている
それがないのだから 朝練もできるというわけだ






島根から山口の秋吉台まで90kmだというので
行ってみた

私は普段 通勤の距離ばかり走っているため
長距離が本当に苦手だ
100kmを超えると途端にパワーが出なくなる

朝10時までの5時間で 走れるだけ走りたい!
と心に決めて出発


しかし…





今日は寄り道をしないと決めていたのに
つい 素敵な入り江の漁村を見つけて
フラフラと立ち寄ってしまった


集落に入ると 良い香りが漂ってくる
魚介を干したような香り
猫ちゃんになった気分で匂いにつられていくと
いくつか工房のようなものが並んでいた





テーブルの上で何かを仕分けしている女性たちに声をかけると
喜んで応じてくれた





仕分けていたのは 煮干しだった
形が悪いものを選別するだけでなく
魚の種類まで選り分けているのだと教えてくれた





左から ウルメイワシ サバ カタクチイワシ キビナゴ と
丁寧に教えてくれた





お孫さんがロードレースをやっているといって
私の来訪をとても喜んでくれた女性
私がおやつに煮干しを食べていることを話したら
お土産にポケットいっぱいの煮干しをもたせてくれた
「これなら走りながら食べられるわよ」と





扱っている煮干しは どれも上等品だった
今度煮干しを買うときは この漁村で作ったものを買うことにしよう






秋吉台に到着し(もちろん煮干しを食べながら)
9月にレースで走るコースを試走
撮影ポイントもしっかり押さえて150km
いろんな意味で貴重な朝練になった






2時間しかなかった日は 津和野までの往復90km





道中 2つの峠越え
とても美しい農村を走る





津和野の手前 畑迫(はたがさこ)という谷あいで
モーレツに立派な建物が現れた

江戸時代に石見(いわみ)銅山(銀山ではないらしい)で栄えた豪族の邸宅跡だとか
歴史好きにはけっこうたまらないエリアだ





島根の益田を出てから40km 信号なし 自販機もなし
でも最高の練習コース
神社の鳥居群が山の中腹に見えてくると
津和野に到着





三重の桑名と並んで
私の大好きな町
ゆっくりお茶でもしたかったが
朝7時に開いている店はなし


仕方なくコンビニに立ち寄ったら…





何と取材するレースに出場する
中村龍太郎先輩と遭遇
サラリーマンチャリダーなのにプロに勝って日本一になってしまった
すごい人
また一緒に走りましょうと約束
よし! もっと速くなろう





島根に5日間いて
朝練できたのは3日のみ
でもそのおかげで何とか700kmは突破できた


7月は練習量を盛り返したいところだが
残念ながら今月もずっと睡眠2時間生活が確定
流行りの「高プロ」か(笑)

でも今月は
7日にAACAカップ
29日に椿が鼻ヒルクライムに出場するので
恥ずかしくない走りができるように頑張りますよ★