５月の走行距離。

5月の走行距離は
１２４１kmでした


前半だけで７５０kmだったので
これは人生初の１５００kmかと思ったが
反復性耳下腺炎という 耳の下が腫れる病気が再発
痛さで身動きがとれなくなってしまった





病院で久々に脈拍数を測った


幼い頃から心臓が弱くて
ある医者に「死ぬなら心臓の病気だね」と言われたことがある
脈拍数は常に８０近かった


なので ５２という数字を見たら
ちょっとは強くなったのかもと
嬉しくなってしまった



心臓にとって 徹夜は大敵だ
だが 楽しみながらの仕事は寿命を延ばすという
楽しく徹夜ばかりする仕事を続けていたら
どっちになるのか楽しみだ（笑）






日曜日は 半日休みをもらって
ひさびさの白石峠へ





白石峠を目指していると
沖縄を目指して頑張っていた頃の気持ちが蘇る

自宅から３時間 ７０km走った後の
３０分弱の全力走
かなり気合のいるメニューである


自己ベストを越えようと思うと 苦しくて逃げたくなるので
２７分ぐらいで走ろうとスタート
だいたい２７０Wぐらい


中間地点　１３分
心が折れかける
「やめよう」という心と
「ここでやめたら何になる」という心が葛藤する
漫画のような 悪魔と天使のささやきが
リアルに心の中で展開する（笑）


最後はやっぱり いつも通り追い込んで
ヨダレ垂れながらゴール

２５分４６秒　２７９W
（ベスト＋２６秒）


自己ベストの時より体重が２kg重いので
軽くなればもうちょっと行けるかな？







峠のやっちん茶屋で コーラで乾杯
体の隅まで染みわたる
このうまさこそが 自転車の醍醐味だと思う






帰りは豪雨をかいくぐって移動
虹はキレイだが あそこから遠ざからないとヤバい（笑）



１７２km
TSS３３５



家に帰ったら
家族が増えていた





トイレ掃除は私の仕事だな…

ひさびさの２０分走。

緊急事態宣言がのびのびになって
ロケも全部延期になった


仕事が減るのは がっかりだが
がっかりしていても何もならない
時間ができたなら
やることはひとつ





トレーニング（笑）


そろそろやっておかないと
秋のレースで悲惨なことになってしまう



一人で車で移動して
山奥を一人で走って
すっかりご無沙汰の８分走など


８分走はマジできつい
１本走ると その１日は廃人になるので
大っ嫌いなのだが
嫌いなことをやるのがトレーニングだと
自転車番組で紹介していた





地図を見て ３kmほどの坂道があったので
だいたい１５分ぐらいかと予想しスタート


１５分なら２８０Wぐらいで走っておきたい



峠まで走るつもりでスタートしたが
１５分経っても峠が現れない
結局 ひさびさの２０分走になってしまった


２０分　２８５W（５倍）


まったくやる気が起こらなかった頃に比べると
少しはコンディションが上がって来た気がする





雨が降ってきた


寒くなったので 暖かい飲み物でも飲もうかと思ったら
車に財布を忘れて来ていた…


持って来た補給食は５００kcalぐらい
ボトルの水はほとんど無い


超省エネ走法で そろりそろりと帰る（笑）



すると






パンクした…




ヴェロフレックスのタイヤは
サイドカットに弱いとは聞いていたが
一瞬で空気が逃げていった
見るとバッサリ２cmほどサイドに大穴





持っているのは
チューブレスタイヤの穴を塞ぐパーツと
CO2ボンベ




しかしこんなので空気を入れられるのか？
と思いながら
やるしか無いのでやってみた



ベタベタするパーツで穴を塞ぎ
ボンベの空気をゆっくり注入した


塞いだパーツとシーラントが吹き出して
どこかへ飛んでいった
全身シーラントまみれになってしまった






美しい景色の中
絶望感と一緒に タクシーを待つ



シーラントまみれの自転車を タクシーに乗せるのが忍びなくて
自転車を洗おうと見回すと
小さな湧き水があった


湧き水の水溜りへ 自転車を突っ込んだら
溜まっていた泥が暴れて
今度は自転車が泥まみれになってしまった（笑）



自転車は全てが冒険だ（笑）





そんな５月は １５日の時点で走行距離７５０km
今月は余裕で１０００kmいけるだろう
と思っていたら
そうでもなかった（笑）



続きはまた後日★

イタリア再放送。

何度目の再放送になるのでしょうか


私やイノッチの自転車番組の原点と言っていい番組が
今週放送されます

「男自転車ふたり旅」イタリア1200kmをゆく
１９日１５時０９分〜（１２０分）
＠NHK BSプレミアム





ロケは２００８年１１月（１２年半前…）
イタリアを２週間かけて旅した
超ゼイタクな番組です


２週間あっても 早朝から深夜まで
ひたすら撮影していたっけ…





この番組 私にとって初めての海外ロケ
不安ばかりで押しつぶされそうだった


今作ったら どんな番組になるかなあ
とりあえず 不安を乗り越える力は身についたかな



１２０分と 今ではありえない長尺番組ですが
ぜひごらんください





さて 海外といえば
こんな知らせが届きました





サイクリングのデータ管理サイト
「ストラバ」から
私がKOM（区間最速の称号）を持っていた峠で
他の人がKOMを奪い取ったよ
と言うお知らせが届いた



どれどれ どの峠だ？
と思って地図を開くと





ブータン王国だった（笑）

今からちょうど１０年前
講談師の神田山陽さんと
首都ティンプーの東
標高３０００mの峠越えをした時の記録が
未だに破られていなかったのだ


ブータンは 独自の文化を守るために鎖国状態にあるため
サイコンを持ってる人が そもそもいなかったと思う
そのブータンにも ついに近代化の波が
押し寄せているのかもしれない



ちなみにKOMを奪ったのは この人だ






チェンダ・ドルジさん



圧倒的なタイムで 奪え返しに行きたいところだが
ブータンを再訪できるのは 果たして残りの生涯で
ありえるかどうか…



ドルジさん
その時まで しっかり鍛えておけよ！

４月の走行距離。

４月の走行距離は
９０２kmでした


４月になって ようやく目標が定まって
調子も上がりつつあったのだが





まさかの落車……


前の方で人がコケたのを
どうしても避けられず
２号機がゴミと化し
右脚を痛めて １週間走れなかった



こけた瞬間は 痛すぎて
骨をやってしまったかと思ったが
奇跡的に打撲と擦過傷で済んだ





ようやく痣が消えてきた








２５日の時点で５００kmしか走れておらず
月末に頑張って仕事の合間をこじ開けて走ったが
１０００kmには届かなかった



でも こういう悔しさは良い
「やれたのに届かなかった」という思いは
絶対に強いエネルギーになり
５月はきっと調子がグンと上がっていくに違いない



私はタダでは転ばない男なのだ（笑）






カメラを買った



迷ったが やっぱりEOS R5にした


レンズはとりあえず２本
15-35mm F2.8
24-240mm F4-6.1
両方ともIS（光学手ブレ補正）つき
これさえあれば 最低限の撮影はできる




よく見ると ボディが迷彩色になっているのが
お分かりだろうか
よくできた防護シールが売っていたので（2000円ぐらい）
貼り付けてみたが
かなりキズ防止に役立ちそうだ






レンズ２本と カメラ本体で
およそ１００万円
高けぇ〜〜！ と思ったけど
ちょっと待てよ と思い直した
自転車なら１００万円と聞いても「ふーん」ぐらいなのに
本業で使うカメラをケチるとは何事だ（笑）


１号機の修理に金がかかり
２号機は壊れてしまい
カメラを買い換えざるをえず


大好きなものをたくさん買えて
幸せだと思うことにしよう…