足掛け3年(たぶん)
ついに「金継ぎ」が完了した
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欠けた陶器を 漆とご飯粒を練り合わせたボンドでくっつけて
金粉と漆で仕上げる
伝統のリペア方法
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金粉だけだと地味だったので
ミャンマーのゴールデンロックで手に入れた金箔を貼って仕上げた
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欠けた茶碗がよみがえった
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気付かずガスコンロで熱してしまい
ヒビが入った茶碗も
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復活
直した茶碗にご飯をついで
ここまでの長〜い道のりを思い出しつつ食べていたら
人間のリペアについて考えてしまった
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よく「人間はこわれものだなあ」と思う
ちょっとしたことで傷ついて
閾値を超えると壊れてしまう
犯罪者となる人は 本人だけのせいにされがちだが
外的要因から壊れてしまった人である気がする
傷ついた人間をリペアするのは
容易ではない
傷を負った人を修復するには
自分の人生を捧げて一生を添い遂げるぐらいの覚悟がないと
治らない
自分は幼少期に負った傷のために
(それは壊れずに済んでいる程度の小さなものだが)
抗い難い苦悩を手放せずにいる
それが「頑張らないと自分に価値がない」という
今のエネルギーになってはいるが
自分はただ 明るく笑って生きていたかったなあと思う
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「あなたは 頑張らなくても
あなたであるだけで価値がある」
なんて言ってくれる人はいないものかと妄想するが(笑)
たぶんそんな優しいことを言ってもらったとしても
何もせずブラブラしている自分を 自分は受け容れられないだろう
きっと頑張ることに 目的や理由なんていらなくて
頑張ることで自分の存在価値を肌で感じていたいという
壊れかけた人間が自己修復を試みているのかもしれない
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きょうも頑張るために 太平山を2本(笑)
1本目 8分15秒 309W
2本目 8分20秒 303W
激坂区間で 足をついて立ち止まっている
体の大きな女性チャリダーがいた
苦しそうな表情で 追い抜く私を見ていた
2本目に上ったら そこから数百メートル先で
同じように苦しそうに足をつき こちらを見ていた
彼女はなぜ そこまでしてこの坂を上るのだろうか?
きっと彼女にも
そこまでして頑張らねばならない理由があるのだ
ついに「金継ぎ」が完了した
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欠けた陶器を 漆とご飯粒を練り合わせたボンドでくっつけて
金粉と漆で仕上げる
伝統のリペア方法
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金粉だけだと地味だったので
ミャンマーのゴールデンロックで手に入れた金箔を貼って仕上げた
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欠けた茶碗がよみがえった
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気付かずガスコンロで熱してしまい
ヒビが入った茶碗も
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復活
直した茶碗にご飯をついで
ここまでの長〜い道のりを思い出しつつ食べていたら
人間のリペアについて考えてしまった
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よく「人間はこわれものだなあ」と思う
ちょっとしたことで傷ついて
閾値を超えると壊れてしまう
犯罪者となる人は 本人だけのせいにされがちだが
外的要因から壊れてしまった人である気がする
傷ついた人間をリペアするのは
容易ではない
傷を負った人を修復するには
自分の人生を捧げて一生を添い遂げるぐらいの覚悟がないと
治らない
自分は幼少期に負った傷のために
(それは壊れずに済んでいる程度の小さなものだが)
抗い難い苦悩を手放せずにいる
それが「頑張らないと自分に価値がない」という
今のエネルギーになってはいるが
自分はただ 明るく笑って生きていたかったなあと思う
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「あなたは 頑張らなくても
あなたであるだけで価値がある」
なんて言ってくれる人はいないものかと妄想するが(笑)
たぶんそんな優しいことを言ってもらったとしても
何もせずブラブラしている自分を 自分は受け容れられないだろう
きっと頑張ることに 目的や理由なんていらなくて
頑張ることで自分の存在価値を肌で感じていたいという
壊れかけた人間が自己修復を試みているのかもしれない
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きょうも頑張るために 太平山を2本(笑)
1本目 8分15秒 309W
2本目 8分20秒 303W
激坂区間で 足をついて立ち止まっている
体の大きな女性チャリダーがいた
苦しそうな表情で 追い抜く私を見ていた
2本目に上ったら そこから数百メートル先で
同じように苦しそうに足をつき こちらを見ていた
彼女はなぜ そこまでしてこの坂を上るのだろうか?
きっと彼女にも
そこまでして頑張らねばならない理由があるのだ