自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

坂バカ女子部!

2016年01月15日 18時00分19秒 | チャリダー★



念願の!

坂バカ女子部を発足させます!



芸能人に限らず、一般人からも広く募集して
最強の坂バカ女子チームを作ろうという作戦です。
苦節1年、ようやく実現の運びとなりました!


→応募フォームはこちら。

しかし、やはりテレビ番組ですので、
残念ながら年齢制限がございます。

18歳以上~80歳未満とさせていただきます。

高校生以下の方と、80歳以上の方は
ご応募できませんのでご注意ください☆




チームを結成して、年間5回はヒルクライムレースに出てもらいたいと思っています。
お住まいが遠い方も、遠征費などの心配はないようにする予定です。
これであなたも芸能人!
どしどしご応募ください!!



監督はこの人。





一人も集まらなかったりして…
どうなることやら!?

ローラー台選手権の楽しみ方講座。

2016年01月12日 16時39分49秒 | チャリダー★



「ローラー台選手権をやりたい!」
という問い合わせを、けっこういただくので、
安全に楽しむためのノウハウを公開しちゃおうと思います。
単純なようで、けっこう気を遣ってたりするんですよ☆



1、ブレーキは殺しておくべし


ローラー台を愛用している方なら
みなさんご存知でしょうが、
実はローラー台には「やってはいけない」ことがあったりします。

それは「ブレーキをかけること」。

ローラーが高速で回転している状態で
ブレーキを強く握ると、
タイヤの回転だけが止まってしまうため、
周り続けようとするローラーと反発が起きます。
するとどうなるか?
自転車はローラーに吹っ飛ばされてしまいます。
三本ローラーでこれをやると、
自転車は後方に吹っ飛びます。

固定ローラーは後輪軸が固定されているため
さすがに吹っ飛ぶことはないと思いますが、
固定が甘かったりすると…危険ですよね。


番組では、安全のために
「後輪のブレーキを完全に効かなくして」あります。
人前に出て緊張したり、興奮したりしてしまう参加者が
不必要にフルブレーキをかけてしまっても、
ブレーキが効かなければ安全!

この一点だけは、くれぐれも守るようにしてくださいね。






2、使用するバイクに気をつけるべし


さて、参加者が「フルもがき」をする自転車。
この選び方も、安全に関わってきます。

ローラーに固定した自転車で「フルもがき」すると、
シートステイ(フレームの一部)に膨大な力が加わります。
体重ある男性がフルパワーで漕ぐと、
割れることもあるそうです。
ローラーで「もがき練」をする人は
カーボンフレームを使わないのが常識らしいです。


なので、間違っても「超軽量フレーム」を使わないこと!

できればクロモリやアルミなど金属フレームで。
カーボンフレームを使うなら、重量のあるフレームで。
(安価な重いフレームはカーボンが分厚い)


シートステイが割れたところで、さすがに大ケガにはならないと思いますが、
そこで競技が終わっちゃうし、なんか残念な空気になりますよね。
まあローラー選手権でバイクがぶっ壊れたら、
その人を「計測不能」とか言って優勝させれば
盛り上がるかもしれませんが…






3、ローラー台のセッティング

ここからは「演出上」の問題なので
安全には関わりませんが、
盛り上げるための重要ポイントをご紹介。


「ローラー最高速選手権」で面白いのは、
「ええ~! こんなに速く漕げるの~!?」
という驚きです。
普段ママチャリにしか乗らない人が、
ローラー台で時速50km出したら
けっこう嬉しかったりしますよね。


そのためには、ローラーの「重さ」を
いちばん軽くしておきましょう。
ローラー台には重さ設定があって、
ペダルが軽く漕げる設定から重~くなるようにもできる。
それを「いちばん軽く」しておきましょう。
割と普通のオジサマでも、時速50kmぐらい出るはずです!





ちなみに番組内で統一して使用しているのはこれ。
ミノウラさんの一番シンプルで壊れにくいやつです。
イベント中に壊れたら困りますからね。
これで宮澤さんの時速74kmに挑戦してみるのもいいかも!?






4、ストーリーを考えるべし


たとえば、「ローラー台選手権」を
結婚式でやりたい、というお問い合わせも来ています。
そんなとき、どんな展開になれば最高に盛り上がるかを考えましょう。



「新郎に挑戦!」
 新郎が新婦をもらうのに適しているか会場の全員に試される。
 どっちかといえば、新郎がコテンパンに負けたほうが盛り上がるような気がする。
 ポイントは「新郎が最後にこぐ」ことかしら。

「新郎 VS 新婦の父」
 新婦の父は、このイベントには最高の素材ですね。
「負けたらお前に娘をやらないぞ!」と言わせれば楽しいし、
 お父様もそのセリフは満更ではないはず。
 全員が漕ぎ終わって、最後にお父様が出て来れば
 演出的には◯でしょう。
 
「新郎 VS 新婦」
 これも楽しいですね。
 もちろんドレス姿で漕げれば最高ですが、
 ギアとかに絡まっちゃうと残念なので、
 ぜひ「レーパンにお色直し」して臨みましょう。






5、ハンデを決める。

ハンデは重要です。
番組では、

 12歳以下 +30km
 女性    +20km
 60歳以上 +10km

でやってます。
一般的には、これが盛り上がる黄金律だと思われます。
だって、お子様と女性に花を持たせるほうが
納得感あるからです。


たとえば結婚式でやる場合で考えると、
新婦にもっとハンデを盛ってあげてもよし。
新婦の父には+50キロぐらいのハンデをつけて
「絶対勝てないラスボス」にしてあげましょう。

新婦の父がチャリダーの場合は、ハンデなしで
オヤジの剛脚を見せつけても良いでしょうね。






どうでしょう、参考になりましたか?
ローラー選手権は安全に楽しみましょうね~☆

正月の旅もロケハンっぽい。

2016年01月07日 13時40分05秒 | おしごと日記



あけましておめでとうございます。
正月はがっつり1週間バイクにまたがらなかったので、
初出勤=初筋肉痛。
ハムとケツ筋が良い具合にパリパリ痛みます。



所用あって、萩と津和野を旅してきました。





畳の教会。素敵。
たしかスリランカの教会も、靴を脱ぐスタイルだった。
時間を忘れて、じっと座ってた。





正月で休みだったけど、この自転車店気になる。
田舎の自転車店って素敵。
萩はたぶん日本で一番好きな町で、
何度行っても飽きることがない。
石垣がつづく城下町を歩くだけで満足。





焼き物が好きな私は、ひたすら窯をめぐってました。
欲しい焼き物は50万円したので買いませんでしたが…
今回のお気に入りは、萩の枇杷色の井戸茶碗。
祖母が持ってた古い朝鮮の井戸茶碗と、とても似ていて懐かしい。
なるほど、萩焼の祖は毛利家が朝鮮から連れてきた陶工だったのね。





旅すると、いつの間にかロケハンになっちゃうのは
職業病みたいなもの。
あの町から100キロ走って萩について、この辺をぶらぶらして、
ああして、こうして…


今年も頑張ってまいりましょう!
今から始まる新年度の打合せで、さっそくこの旅を提案してみよう☆