自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

絶不調。

2022年05月27日 23時25分08秒 | おしごと日記
3日間 ずっと寝ていた



二之瀬には結局行けなかった
撮影が午後までかかった事もあるが
ロケが終わった途端に 体に力が入らなくなって
へなへなと座り込んでしまった



1週間 自分で撮影するロケで
緊張の糸が切れた途端に疲れがどっと出たらしい




一緒に走ろうと話していた五郎さんに
ごめんなさいと連絡し
一緒に走りたいと言ってくれた伊織くんにも
申し訳ないとメッセージ





仕事のメールも 読んでしまうと答えたくなるので
後回しにできそうなものは 読まないようにガマンした(笑)






ハードな道を一緒に走ったバイクを洗ったら
直せない故障があったので
リンボの優平さんにヘルプ
新しい店員さんが増えていた


たまたま交換パーツがあったから直せたが
次に壊れたら 入荷は来年の夏だそうだ(笑)
コンポーネントも全く手に入らないようで
困っている人は多いでしょうね


ちなみに4年間私に寄り添ってくれたROVALホイールが
ついにダメになり
次のホイールを買おうとしたら こちらも入荷が夏以降だそうで


通勤もしばらくは手裏剣ホイール(ビターボ)とは
なんと贅沢な(笑)






疲れが全然取れないけれど
何かしないと気分が晴れなかったので
100kmほど走りに行った





こんな時は レーシーなウェアを着たくないもので
ちょっとゆったり目のTSHのウェアをチョイス



なんとか200Wほどで回し続けて
アラサイを北へ
吉見町の運動公園まで

行ったは良いが
帰りはパワーが出なくて絶望的なほどキツかった






少し休んだと思ったら 次のロケ



そしてただいま さらに次のロケ
五郎さんから「朝走りましょう」とお誘いが(笑)
「回復してたら」と答えたら「しますよ!」と



なんとか明日は
1時間230Wが出せますように…


2度目の二之瀬。

2022年05月20日 22時16分35秒 | 自転車
ドキドキする


いやはや ドキドキする(笑)



明日は二之瀬でタイムアタックなのだ



ロケの帰りに 近くを通過するので
時間があったら寄りたいと 五郎さんに相談していたら
「走りやすいように清掃しておきましたよ!」と連絡が



ロケで疲れてたら走らないと
言っておいたのに
走らざるを得なくなってしまったではないか(笑)





二之瀬をこれまで走ったのは 一度きり




初めて五郎さんちを取材する時
五郎さんに「二之瀬に行ってきました」と言えるように
走ったのだった




↑2015年の五郎さん
 パン職人として働きながらローラー教室をやっていた
 



あの時は確か21分ぐらいかかったと思う
あれから数年経って
ようやく2度目のチャンスが訪れた


この少ないチャンスをモノにして
良いタイムを出したいと 欲が出るが
今の状態でタイムを出せようはずがない


だからやめようと思ってたのに(笑)





ここ数日のロケの疲れが溜まっているとか
サラリーマンには数字に出ない疲れがあるのだとか
いろいろ言い訳を考えてしまうが
とにかく走ろうと決めた
30分かかってでも走るのだ


人間に必要なのは 覚悟ひとつだ





…と 五郎さんから連絡が


「告看板あたりから勾配キツくなるので
 そこから出せるワットを出し続けて」


すみません
コク看板って何でしょうか?(笑)




とりあえず
上りが何kmあるのか調べておこう……

入部練・おかわり。

2022年05月10日 12時13分35秒 | 自転車
あのキョーレツな入部チャンプ練から4日後…








また筑波山に行ってきた(笑)



「覚悟のいる遊びと書いてから
 たった4日後に来ましたね」と
入部チャンプが笑って迎えてくれた



安心してトレインで走れて
レースに近いスピードで練習できる
こんなチャンスは滅多にない




今回も5時間のコース
強度は低めで 峠が1つ少ないらしいが






強度の高低に関わらず
ケツにへばりつくのが私である
自転車乗りの「今日は楽ですよ」ほど
信用ならないものはないのだ(笑)






しかし2度目ともなると
いろいろと余裕が出て来て
選手たちのクセや能力の観察を始める



明らかに能力が高いのは2人
香山くんとアユミくん(余裕ないので写真なし)
走りのレベルも高いが 何と言っても性格がロードレース向きだ


どんな性格が向いているかというと
精神が安定していて
ブレないのだ

迷ってばかりの性格だと
「どうしようか」と考えているうちに勝機を逃してしまう
迷わずスパッと判断できる選手は やはり強い



アユミくんが「大学卒業後 就職しようか迷ってる」というので
こう言ってやった

「就職なんて30歳でもできる
 その体があったら 僕なら迷わずヨーロッパへ行く
 とりあえず行ってから考えな!」


アユミくんがワールドツアーで走ることになったら
背中を押した第一人者は私だ(笑)





トレインはだいたい時速40〜42kmで進む
最後尾にいると 平均210Wほど
ちょっとした坂で 瞬間的に400Wぐらいまで上がるが
脚を止めている時間もけっこうある




前に6人も走っていると
路面がほとんど見えないので注意が必要だ
そういう時 私はその6人より前の路面を見ているので
前の選手が反応(ハンドサイン)する時には
もうその穴を避けている







先頭交代を終えて下がってくる選手を見ていると
ハッとするほど「乗れている」選手がいた

「乗れている」というのは 言葉を変えれば「人馬一体」に近い
自転車との一体感が素晴らしい
その一体感とは何かを考えてみると
自転車の上で 自由に過ごしていることである気がした
自然体で自転車の上に居られる
効率よく前に進むために 自転車を自在に操る


この人馬一体感が圧倒的なのは一体誰だ!?
と思ったら
入部チャンプだった



その点で見ると
アンダー23の選手ばかりの今日のメンバーには
入部チャンプほど「乗れている」選手は少ない


明らかに速いのに「乗れてない」選手がひとりいた
個人的に気になる選手 セイヤくんだ(これも写真なし)
静かでまったく喋らないが メンタルはおそらく強い
入部チャンプに聞くと ポジションどりが素晴らしくセンスあるという

だが 自転車との一体感はまだない
いつかコケそうで心配だ
シクロクロスでもやって
人馬一体感を手にいれたら 大化けするかもしれない


セイヤくんがワールドツアーで走ることになったら
影で背中を押したのは私だということにしよう(笑)






完全プライベートで来ているのに
若者たちを観察していると
若者たちを取材して何か番組が作れないかしら と
考え出してしまう

悪いクセである




↑りんりんロード




ラストはまさかの大雨…



114km 休憩含めてちょうど5時間
TSS 195






ずぶ濡れになったので
銭湯でひと風呂浴びて 外に出たら
なんと入部チャンプが待っていた
一緒にメシでも食べましょうと


PCR検査受けといて良かった…



ここでも悪いクセが発動する
入部チャンプが食べるところを
見てないフリをしながら こっそり観察したのだ(笑)



まず驚くのは とてもよく噛んで食べていた
私もよく噛む人(1口200回以上)なので
他人と食事をすると 圧倒的に食べるのが遅いのだが
入部チャンプは 私と同等に遅かった


理由を聞いたら簡潔な答えが返って来た それは



「内臓を疲れさせないこと」
だという



トレーニングの際に
パワーの数値や 負荷レベルと同じ具合に
内臓のフレッシュさを重視しているのだ


「内臓を動かしているのも筋肉なんですよ」
と言われれば ハッとする
内臓の筋肉が疲労していると
外側の筋肉に影響があるのは自明の理だ



食べてから2時間は風呂に入らない
風呂から寝るまで2時間以上あける
できるときは16時間以上何も食べず 内臓を休める


この積み重ねが 入部チャンプの
あの爆発力の源になっているのだ



これはやってみる価値あり
自分を使った人体実験大好きな私は
さっそく実践してみよう★

筑波山へ。

2022年05月04日 08時58分59秒 | 自転車
2日間 ひたすら眠っていた


会議はすべてリモートで参加
スキあらば眠って体を回復させた



なぜならば



10周年スペシャルにも出演してくれた入部正太朗チャンプから
「チーム練習に遊びに来てください」と誘われていたからだ




そのチーム練習は5月3日
怪我をしたのが その2日前
立つのも歩くのも 寝てることすら辛いので
無理だと思っていたが






ダメ元で行って来た(笑)
入部チャンプの所属チーム
「弱虫ペダルサイクリングチーム」のチーム練習だ




絶対無理だと思っていたが
痛めたのが 自転車で走るのに必要な筋肉ではなかったようで
なんとか走れそうだ


絶対無理だと思い込んで
諦めなくてよかった
ずっこけた際 自転車に必要な筋肉を
天才的に庇っていたのだと 思い込むことにする(笑)








入部チャンプに
「最初は着いて行って いつの間にか切れて居なくなりますんで」
と言ったら

「いや、それはないです。
 責任持って最後まで連れて帰りますから。
 安心して走ってください」

とおっしゃるではないか





マジか…
疲れたらこっそり千切れて
のんびりサイクリングしようと思ってたのに
切れられないじゃねーか(笑)






今日はエンデュランス系の5時間コース
注意すべきは 彼らの「エンデュランス系」は
私にとって「全力系」になるってことだ
およそ120kmのルート上に 峠が3本待っているらしい



平沢駐車場をスタートし
いきなり不動峠へ突入
しまった ぜんぜんアップしてないぜ…


入部チャンプが
「ここはフリーです。選手によって強度が違いますんで
 林さんも自分の好きなペースで走ってください」
というが
全員がトレインを崩さず 入部チャンプについていく


平均290Wぐらい


アップなしには モロに応えて
10分で千切れた


不動峠 14分 276W





峠で選手達全員が待っていて
なにやらミーティングをしていた
次のレースの話らしい



とにかく選手達を待たせることは避けたいので
トレインの先頭交代には入らず
ひたすら最後尾にへばりつき 体力温存を図るが
微妙なアップダウンで 脚が削られていく


60km 2時間走って
初めての休憩
立つとやはり腕(胸)が痛む
自転車に乗ってるのが一番痛くない





みんなでコンビニのおにぎりを食べたとき
サングラスをとった選手達を見てビックリした
顔が「少年」なのだ


聞けばほぼ全員が大学生
「10歳以上僕だけ年上なんですよ」
と入部チャンプが笑う


みんな清々しいほどピュアで
褒めると空気がとろけるほどの笑顔で喜ぶ
なんと気持ちの良いチームだろうか




1人だけ年上の入部チャンプは
居心地悪かったりしないだろうかと思ったが
杞憂だった
ジョークを飛ばしたかと思えば
レースの駆け引きを教えたり
フォームについてアドバイスをしたり
年齢の差は全く感じさせないほど打ち解けていた


そこにあるのは
「年齢の差」ではなく「経験の差」だけ






走りながら
入部チャンプのヨーロッパ時代の話を
たくさん聞いた


ヨーロッパに行った日本人選手が
人種差別にあってメンタルをやられる話をよく聞くが
それをどうやって乗り越えたかなど
詳しくは書けないが
私が聞くと「それは新人いびりでは?」と思える事も
「こんなオイシイ出来事から始まってラッキー」
という具合(笑)


話が面白すぎて
1年分ぐらいゲラゲラ笑った





すごい人だとは思っていたが
ここまでとは思わなかった
知ってたら着いていって撮影したのになあ…






汽車の写真を撮る選手たち
中身はやっぱり男の子なのだ



1日へばりついて 114km
休憩入れて ちょうど5時間
TSS 265


「また遊びに来てください!」
と入部チャンプ



なんと覚悟のいる「遊び」だろうか(笑)



チームの皆さん
ありがとうございました
またへばりつきに行きます★



やってもうた…

2022年05月01日 16時42分24秒 | 自転車
階段で 足が滑って怪我をした


うちの階段は メリノウールの靴下だと
滑り止めが無かったかのように滑るので 長い間封印していたが
春夏の服を出した際に 新品が出てきたので
「やったぜ新品発掘じゃ」
と喜び勇んで 滑ることもすっかり忘れ
履いてしまったのだ(笑)


やってもうた…
まさに「ずっこけた」という言葉がふさわしい
妙ちくりんな悲鳴をあげて ガタガタと滑り落ちる姿を
誰にも見られなかったのが不幸中の幸いである(笑)





7段ほど滑り落ちて 肘と腰を強打したが
一番ひどいのは 支えようとして出した左手の付け根だ
靭帯を痛めたようで 胸から先が全く動かせないのである



これは困った



まず 昨日から松戸競輪で
元坂バカ女子部の三谷尚子が競輪デビュー戦なので
なんとか行こうとスケジュールを空けたのだが
あと1時間で出走という現時点で まったく立ち上がれない(笑)



さらに 五郎監督から男子部の全員に
二ノ瀬18分20秒という課題が出されていて
もちろん私も出してやろうと意気込んでいたが
(一応自分も部員なのである)
これじゃあそもそも 二ノ瀬に走りに行けないではないか



今年のロードレースは 走らずに大人しく
モトカメラとして撮影に徹せよという
天の思し召しか⁉︎



とりあえず動けるようになったら
整形外科行ってきますわ…