いくぜシルクロード。

何の番組でやるかはまだ教えられませんが、
シルクロードを西へ向かう１万キロの旅を計画中。
早ければ今年の５月から撮影開始。
うう～ん、これはテンション上がるぞ！

数年前、ユーラシア大陸横断の番組企画を
１か月会社に泊まり込んで書いたのですが、
その知識と熱意が今回のシルクロード横断実現につながった。
結局ユーラシア横断は実現しなかったけど、
必死にやったことが無駄にならなかったということでしょうか。

画面はグーグルマップの「地図から距離」でつくったルート。
中国・西安からトルコのイスタンブールまでおよそ１００００キロ。
５月から何回かに分けて、２年がかりで撮影することになりそう。


そして今日は「街道」カンボジア最終回。
舞台はアンコールワットです。
カメラの後ろに私が立っていることを想像しつつお楽しみ下さい☆

５月の探検準備。

きょうはスタッフ全員が愛車で集合！
ファンライド編集部のみなさんと合同取材で、
外苑前周辺で走行会をしたんです。

何を取材したのかというと、
５月放送予定の「アジア自転車探検部」部員No.２のお方。
分かりやすくいえば、出演者の女優さん。
…そうです、ついに私は「禁断」の
「女優さんが自転車で走る番組」という領域に
攻め込もうとしているのです。
ちなみに舞台はハワイじゃないよ★

とにかく、この模様はカンボジア探検の模様とあわせて
自転車雑誌「funride」４月２０日号に掲載されますので
お楽しみに。

カンボジアの旅人（探検部員No.1）の名前や放送日は
まだ公表できませんが、
こちらの番組内で放送する予定です。
(いまは日本の非常事態ですので、なかなか放送日を告知できないのです…すみません）


http://www.nhk.or.jp/elmundo/index.html

ファンライドの記事執筆中。。

こちらの２台のカメラ。
自転車探検部の撮影機材です。
SONY HDR-V1J（プロ用の小型ハイビジョンカメラ）と、
Canon　EOS 60D（レンズ17-55mm。今回のロケでは写真のみ）。
ちなみに両方とも私物です。
この２台を肩から下げて、出演者といっしょに自転車で走りながら、
映像を撮り、スキを見て写真を撮るんです。

自分でいうのも何ですが、これができるのは世界に私だけでしょう！
というより、そんなアホなことをする人は、他にいないでしょう。


とにかく、ロケ中に２５００枚もの写真を撮影したのは、
雑誌「ファンライド」の記事のため。
今回の旅の報告と、次の旅の準備編を、
４月２０日発売号で大特集にしてくれるというのだから、
これは頑張らねばなりません。


しかし。
大特集は良いのですが、
編集部からの以来は「3000字でお願いします」とのこと。
…3000字って、けっこうな量だぞ～～～。

かっちょええじゃん！

水道水も飲めなくなるし、
原発での闘いも終わらず、
被災者の気持ちを考えれば
夜も落ち着いて寝られない日々が続くなか、
久々に明るい気分になれた！

狂言ＤＶＤのデザインがあがって来たんです。
パッケージも、メニュー画面も、
ものすごくかっちょええ～～‼
（まだ公表できないです…すいません）

自分の想像を超えた仕事をしてくれる人を
久しぶりに見た気分。

ああ、テンションあげあげ。

旅のこと。その３

なんと！
道中、こんなことになってたりして！？

詳細は申し上げられません。
この波瀾万丈ぶり、
放送できるのでしょうか…？

旅のこと。その２

涙が出る思いで見ています。
原発の電源を復活させ、注水を続けている英雄たちを。

……

旅の話を続けましょう。

初日の走行距離は、寄り道などしたために
９０キロにもなりました。
コンクリートが少ないために風は涼しいとはいえ、
気温４０度の中での走行は過酷です。
いくら水を飲んでも、出て行く汗の量が多すぎて
すぐに脱水症状になります。
実は出演者よりも、撮影中は水分補給しにくいために
私が脱水症状でダウン。。

そこで我々、旅の２日目から
朝日とともに出発することにしました。
まだ暗い５時に宿を出て、午前中に
その日の目的地まで走ってしまおうというわけ。


しかし！
そう計画通りに行かないのが旅というものでございます。
…波瀾万丈の続きはまたあとで。。

帰国…。

電気も何も無い国を旅すれば、
我々よりも遥かに涼やかな笑顔に出会える。
モノがない、という不満を訴える人間は１人もいない。

帰国して、停電パニックで人が溢れ出した駅を見ると、
この経験は日本人にとって
必要なものだったのではないかとさえ思えて来る。
私もきっと、胸に刻み込もう。

さあ明日から編集が始まります。
放送できるかどうかも分かりませんが、
必死に作ります。
今、この時だからこそ、
心に響くものがある気もします。

祈り。

旅のゴール、アンコールワットへ辿り着きました。
まさに大冒険でした。
そして、久しぶりの大きな街でテレビを見ました。
言葉が出ませんでした。

ああ、いますぐにも駆けつけて、
出来ることをしたい。
瓦礫を退けることも、人々を元気づけることも、
何でもしたい。

しかし、今できることは、
祈ることだけ。

旅人と、私と、たったふたりの祈りですが、
どうか、遠い故郷の地へも届きますように！

撮影まずまず快調。

日本が大変だと、先程聞きました。
みなさん、どうかご無事で。
私も、家が心配です。
作ったばかりの本棚（重さ９０キロ）が倒れて
自転車（重さ６キロ）がブッ潰れてたらどうしよう…。


とにかく、考えてもどうしようもないので、
必死に楽しく旅を続けています。
こちら、日中の気温は３８度。
カメラ片手の自転車はシビれます。
１０キロ走ると３０分の休憩が必要です。

でも、出会いがとても感動的。
カメラ回しながら泣きそうになります。
おかげで、頭がオーバーヒートしそうでも、
気合で回し続けられます。
私のカメラで、どこまで上手に撮れているかが
また心配ではありますが…。

初日、奇跡。

カンボジアはプノンペンに到着いたしました。

雨予報にたがわず、飛行機の窓から見えるのは
分厚い雲ばかり。
こりゃあダメだと思いながら、入国審査。

しかし、暗澹たる思いで空港の外へ出てみると、
みるみるうちに雲が流れ去り、
眼前には抜けるような青空！
出演者と２人で「我々がいかに晴れ男か」という話で盛り上がった。


そしてプノンペンでの撮影を終え、
日本から預かって来た茂山もっぴー宗彦氏からの
「あやしい餞別」の紙袋を開ける。


……………………。


もはや、中身が何であったかは言うまい。
しかし、凝りに凝った趣向の「餞別」には、
４通もの「気分の晴れ渡るような」手紙が入っていた。
私が思わず「最高の晴れ男はこの男だった」と口にすれば、
王宮のハトたちが、ウンウン頷いた。


※何も言うまい、と言いながら、
　ちょっとだけ餞別の中身を披露いたしますと、
　西洋のお姉ちゃんたちが「ウッフ～ン」な感じで
　様々な台詞が書かれていました。
　「ひざかけ、というより、貴方たちにはよだれかけね。
　ちゃんとフキフキしなさい★」
　みたいな…。
　これを開ける瞬間もカメラ回したんだぞ！！

行ってきます！

羽田空港の国際線、深夜発でプノンペンへ。
スタッフは私ひとりで身軽とはいえ、
荷物は全部で35キロ。
（私物はシューズ袋ひとつ分。あとは撮影機材）
空港に来るだけでもはや疲れ気味…。
でも、普通のロケなら荷物は120キロを超えますから、
これでも超コンパクトなんですよ。


さあ明日はプノンペンで撮影開始！
なんと乾期なのに雨予報★
やっぱりなあ…

さいごの和食。

早いなあ。
明日はもうカンボジアへ出発です。
そう、アジア自転車探検部の初探検なのです！

出発前ということと、
誕生日がもうすぐ（私も出演者もロケ中に誕生日を迎えます…）
ということもあり、
湯島の「くろぎ」でゆったり和食。

どうも予約がとりにくいと思ったら、
この店、ミシュランの★をもらったみたい。
常連客らしき男のしょうもない自慢話を横耳で聞きながら、
関サバ、ばち子、筍、などなど、
超一級の旬の食材に舌鼓。

しかし、ちょっと味が濃くて、
５品目ほどでお茶が欲しくなり、注文。
すると主人は、私が味に飽き始めているのを察して
コースメニューに別な料理を加えて来た。
…すごい。


さあ。食ったぞ。
思い残すことなし。
探検部の発足記念の旅へ。
頑張らなくちゃね！
出演者はまだ発表できませんが★

また病気が…。

今日は編集スタジオにて、DVDの映像の整音作業。
自転車旅など、私の番組のほとんどを担当してもらっている
音のプロ・吉田カズアキさん（超ストイックな還暦サイクリスト）に整音してもらうと、
魔法のように聞きやすい、臨場感ある音にしてくれる。

その後ろで私は、いつも仕事が終わりそうになると出て来る病気と闘っている。

お・か・い・も・の。

ああ、Raphaの新しい自転車ウェアが今日から発売開始だし、
ロングライド用の空気抵抗の少ないディープリム・ホイールも欲しい。
円高だから、海外取り寄せには良いタイミングだ。

３日後には次の海外ロケに出るから、
自転車なんてほとんど乗れないんだけど…。


P.S.そうこうしているうちに、無事DVD用の映像が完成した。
　 千作さんの面白すぎる演技を観ているうちに、
　 笑いどころか、涙が出て来た。
　 この舞台が地上にあることが、嬉しすぎるのです。

Ｍt.富士ヒルクライム☆

今日は超人気イベント「Mt.富士ヒルクライム」の申込開始日でした。

エントリー受付は１２時から。
待ち構えて、１２時ジャストにエントリーボタンを押す！

…するとこの画面。


これ、わかります？
受付開始と同時にエントリーボタンを押したのに、
私は３５５０番目だったということです。
そしてエントリー画面に入るまでの待ち時間は４１分。。

すごい。
みんな富士山に登りたいんだなあ、自転車で。


一応私は無事にエントリーできたので、
いつも大会に便乗して連れて行ってくれる猪野学氏のチームに連絡。
すると！
なんと！
監督がエントリーをど忘れしていて、
誰１人エントリーできなかったらしい……………………。

おいおい、わしゃ、チームをあてにして
駐車場の申請を出さなかったぞ!?
これはつまり。
１人で「前日受付け」しに会場まで行って、
近場で１泊して、
現地までまた１人で行く、ということです。
さらに、ローラー台もないので、
会場近くをぐるぐる回って身体を温めねばなりません。

誰か、便乗させて～～～～～～～～！
いえ、もちろん、１人でも出ますよ。
男コルナゴひとり旅ですから。

あの福の神から１年。

あの福の神から１年。
私の今年の３月２日は、アジア自転車探検部員候補の方と面談をしていた。
とても気さくな方で、探検旅行を快諾してくれた。
４月のロケはこの方と、あんな所に行くことになりそうです。


宗彦氏からメールが来て、
あの福の神から１年か…と書かれていた。
この一年、必死で充実してやって来たような、
な～んにもやっていなかったような。
いつかは、僕なりに、
あの福の神と同じ視界が開けるところまで
辿り着けるのだろうか。
と、ボンヤリ考える。

…無理だと思った時点で無理なことになってしまうから、
いつか辿り着けると信じることにしよう。


で、深刻な話の割に
写真はこの話とはま～ったく関係ない「赤まむし」。
１００円ショップで見つけて、懐かしくて思わず撮ったもの。
なぜ懐かしいかと申しますと、
高校時代、生徒会室のコピー機の愛称を
「赤まむし」と名付けていたからです。
「このチラシ、赤まむしで１５００枚刷っといて」と言っては
皆でゲラゲラ笑って仕事してたなあ。
平和なアホですな、男子高校生。。
（福の神の領域を遠く感じざるを得ない話になっちゃった…）