ようやくイタリアから最後のパーツが届き、
初代ジョカトーレからのパーツ移植も無事完了!
会社までの往復だけですが乗って来ました☆
超高級フレーム(60万円)なのに
他人のインプレを頼りに買ってしまったもんですから、
乗り心地が気に入らなかったらどうしようかと心配…
(みんな「硬いから大変だよ~」と脅すし…)
しかし。
乗り出した一瞬でその不安は吹き飛んだ。
何という心地よい硬さ!!
とにかくフレームが極度に乾いた一枚板のように頑強で、
どんなにもがいても決してヨレない。
かといって、不思議と硬さで体が疲れるということはない。
後ろ三角のQSTAYとC59フォークが上手に振動を緩和してくれているのだろうか。
安定性はすさまじく、今までスピードを抑えて下った坂道も
恐れずに突っ込んで行ける。
体の動きを自転車のスペックに合わせて躊躇する必要が無い。
「反応の良さがずば抜けている」と言われるのは、こういう意味だったのか。
C59のインプレで良く書かれる「自転車がもっと漕げと言って来る」というのが
どうにも不可解だったのですが、
これは「どんなに踏んでも余裕で受け止めてくれるので、もっと踏みたくなる」
という意味だと理解。
これは「もっと漕げと言って来る」ではなく
「私の走り方に合わせてくれる」という感じでしょうか。
ちなみに私の「二代目ジョカトーレ」のスペック。
フレーム:COLNAGO C59
コンポーネント:カンパニョーロ SUPER RECORD
ホイール:カンパニョーロ BORA ULTRA TWO
ステム:RITCHEY WCS CARBON MATRIX 4AXIS
ハンドル:CINELLI NEOMORPHE
ペダル:SPEEDPLAY TITANIUM
サドル:SELLE SMP FULL CARBON LITE
これで車重は6.7kgなので、フレームは超軽量というわけではありませんが、
どんな力も推進力に換えてくれる感触からすると、もはや重量はどうでも良い気がして来ます。
これまで多くのハイエンドバイクに乗らせてもらいましたが、
印象がDE ROSA KING RSと似ている。
KINGの方がクッション性が強く、悪路のロングライドも行けるオールマイティーな印象ですが、
「気持ち良い硬さ」の場所が似ている気がする。
鉄のフレームとカーボンの軽さの同居、を目指している感じ。
ピナレロとかトレックは、万能フレームを目指すあまり個性に欠ける印象が拭えないのですが、
KINGやC59は、目指すところ(個性)がはっきりしている気がする。
だから似ているように感じるのかもしれない。
コルナゴ氏とデローザ氏が、クロモリフレームの乗り心地を目指している意志を感じる。
ああ、これで早く超ロングライドに出かけてみたい!
でも、明日から「峠」の群馬ロケ!
それが終わったら休みなしにミャンマーロケ!
お正月は北海道の山陽さんちに行く予定だから…
ロングライドは4月くらいまで無理かも!?