自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

カンパ~~イ!!

2009年09月30日 22時53分45秒 | 茂山家
昨日からまた京都生活です。

もっぴー(茂山宗彦くん)の30周年「花子」まで
あとわずか、という今日、
撮り続けていた「花子」までのドキュメンタリーが、
ついに、ついに放送決定しました。


去年の3月に、もっぴーと「最高の記録を作るんだ」
と誓いあってから、1年半。
本当に形になるのか分からないのに、
行く場所すべての撮影許可をとり続けてくれたもっぴー。
どこの馬の骨ともわからない私を
家に居させてくれた茂山家のみなさん。
ようやく恩返しのチャンスが巡ってきました。
…感慨深いなあ。


もっぴーはいま、花子に向けて禁酒中だから、
私もみかんジュース(期間限定・豪華つぶ入り)で祝杯。
もっぴーとは明日、超~旨いものでも食べに行けるといいな。


番組の詳細は、後日。
放送は来年の春になります。


乾杯!!!!!!

あと少し!というところで…

2009年09月27日 20時55分02秒 | 自転車
もっぴーへの納車期限が迫るなか、
今日で塗装を完了させようと、朝からぬりぬり。

どうです?
だいぶ傷が見えなくなったでしょ?

しかし。
あとはクリアー塗装で仕上げ! というところで、
携帯が鳴り出した。

お相手はNHK大阪のドラマ部さんから。
ななななんと!
明日のスタジオパークでの番組説明原稿にNGが~~!!


急いでNHKに向かう私。
生放送は、直前までこんなことの繰り返しなのです。

塗装の仕上げは、放送後だな…

おんな旅?

2009年09月27日 10時18分11秒 | おしごと日記
こんど、「男自転車ふたり旅」から派生した番組をやるらしい。
旅人は女優さん、らしい。

これは、私がチェコでてんてこ舞いだったころに、
社内の別のディレクターが書いた企画。
当然、そのディレクターがつくります。

ついに、私が育てて来たものが、
私の手から離れる日が来たのです。

心境は複雑です。
他のディレクターによって違う風が入ったら、どんな番組になるか
ものすごく楽しみな気持ち。
私の汗と涙で育てた番組に便乗しやがって、という気持ち。
この番組が私の手から離れて行くことを
待ち望んでいた気持ち。
「やっぱり林くんがやらないとダメだね」
みたいなことになっちまえ! という気持ち。

ああ、心の中は善と悪。
まるで娘の結婚相手と初対面する日のよう……かも。

私にも「オブザーバー」として手伝ってほしい、
と言われたけど、
そのディレクター、私より先輩で意見言いにくいし、
(ディレクターとしては、私はいちばん若年なのです)
できれば私と違う作り方をしてもらって、
それを新鮮な気持ちで見てみたいですし…。

複雑。

斎藤工くん。

2009年09月25日 00時16分05秒 | おしごと日記
前々から気になる存在だった、斎藤工(たくみ)くんと夕ごはん。

物腰柔らかいのに、強い意思のある、
信頼できる男前です。


肩書きに旅人とあるだけあって、
本物の旅好き。
フランスでの貧乏暮らし。
中国の旅で出会った人々の話。
リュックひとつで世界を、しかも辺境を巡る姿は、
私がやりたくて仕方なかった旅を実現していて、
話を聞くのが本当に楽しかった。

彼と話していて気付いたことがひとつ。
私は学生時代、彼のような旅ができなかったので、
今こうして無茶な旅ばかりしていたのだという事。
話をしていて、自分の何かに気付けるというのは、嬉しい。


近い再会を約して、固い握手を交わしまして。

もっぴーと斎藤くん、冒険心と優しさを持っている2人で旅したら、
面白くなるだろうなあ。

打ち合わせ。

2009年09月23日 18時45分07秒 | おしごと日記
場所は国立劇場の演芸場。

楽屋口に奉られている稲荷神社の前で頭をさげているのは、
講談師の神田山陽さん。
本名は稲荷さんといいます。


神棚と違う方向に頭をさげていますが、
そういう儀式があるわけではありません。
そっちにどうやら偉い人がいるみたい。
(稲荷神社よりも)



別な番組が形になりそうで、
今日はその打ち合わせでした。

放送は来年の秋かな?

やりたいことをやるには、
自分から動かないとね。

けっきょく。

2009年09月23日 01時04分48秒 | 自転車
昨日は宇都宮から日光、中禅寺湖、夜の白根山を越えて片品までの99キロ。
(ホンマに辛かった…)

そして今日は、
片品から奥利根ゆけむり街道を通って川湯に向かい、
道の駅川湯田園プラザで休憩。
その後、沼田、渋川、前橋、高崎と下って、埼玉県へ。
熊谷、最後は久喜市まで走りました。

走行距離は161キロ。
(なお、写真は途中で食べた鴨汁うどん)


データ的な事を言って喜んでくれる方がいるのかは分かりませんが、一応。

心拍数は140台をキープ。
スピードは32キロ以上をキープ。
(4%以上の坂道は除く…)

まあ、最後までこれを維持できたので、よしとしましょう。

というわけで、お送りしてきました
行き当たりばったりの旅。
女の子とこんな旅をすると、たいてい
呆れられちゃいますな。。

こんな無謀な事を喜んでくれるのは、もっぴーくらいでしょう。
他にこんな旅が好きな人がいたら、
チームでも組みましょう。

タマムシ。

2009年09月22日 22時20分29秒 | 自転車
みなさんは、タマムシをご覧になったことありますか?
あの「玉虫厨子」のです。
私は生涯で三度目の出会いでした。

道を走ってたら、地面にいたので、
すぐさま確保&写メ。


昔、うちの親が、
タマムシをタンスに入れておくと虫除けになる、
と言っていましたが、
本当?


それにしても、美しい。

サイクル部員のみなさん。

2009年09月22日 10時11分39秒 | 自転車
花咲の湯というところで出会ったのは、
会社のサイクル部員だというオジサマたち。
会社が助成してくれるサイクル部なんて、
サイコーじゃないですか。
うちにも「サイクル派」なるものがありますが、
ロード乗りは2人だけだし…。

この「部員」のみなさん。
みんなすごい足してる。
私が先に行っても、すぐに追い抜かれちゃいそうだから、
先に行ってもらいました。。

去り際に、
ノーマルペダルですか?
辛くないですか?
と、不思議そうな顔で聞かれちゃった。


あ、ちなみに強打した足は、
ものすごく腫れてしまいましたが、
ペダルをこぐ筋肉とは別の部位らしく、大丈夫そうです。
歩くと痛むんですけどね。

温泉にありついた!!

2009年09月21日 23時13分51秒 | 自転車
空を見ながら走るんです、とかいって
カッコつけたくせに、
やっぱり一度コースアウトしました。

路肩の泥にはまり、横転。
ペダルを左足に強打。

でも、自転車が無事なら走って行けます。


ちょうどいいスピードで走るマイクロバスが来たので、
そのライトを頼りに快走。
というより、車が行っちゃったら、また真っ暗なので、
必死についていきました。

そしてついに、片品村に到着~!!



さて。
今日はシルバーウィーク真っ只中。
宿が簡単に見つかるはずもありません。


三軒目の宿のおかみさんが、哀れに思ったんでしょう、
満室だけど、納戸で良ければ泊まっておいき。
と言ってくれました。

ありがたし。


この宿、温泉がまた素晴らしい!
檜の風呂に、源泉かけながし。
私の背中を押してくれたもっぴーに
感謝ですな。


…いかん。強打した左足が腫れてきやがった。
果たしてこの旅、この先どうなる!?

続きはまた明日。

おやすみなさい。

まっ暗闇の走り方講座。

2009年09月21日 22時33分12秒 | 自転車
明智平から中禅寺湖を通り、
めざすは群馬県の片品村です。

しかし、日が暮れてあたりは完全に闇。
見えるのは、遠くにぼんやり湖だけ。

街灯もなし。
ホンマに怖くなってきた。
熊とか出て来られても困るので、
熊よけのために奇声をあげたりして…


と、ここで私に「天の声」が降り注ぎました。
もっぴーからメールが入ったのです。


私、すぐさま返信!
「行くも30キロ、帰るも30キロ。どねしよ?」
と送ったら、
「俺なら行くけどね!」

チクショー、行ってやろうじゃないのさ!!


走り出したは良いものの、相変わらずのまっ暗闇。
道はまったく見えません。

こんなとき、どうすれば良いかご存知ですか?



空を見て走るんです。

山道って、道の軌道上だけ木が無いでしょ?

その空の光を見れば、
道がどう走っているかがわかるんです。



しかも、空を見ながら走っていたら、
標高1500メートルを越えたところは、恐ろしいほどの満天の星たち!!


もっぴー、ありがとうよ!!
でもね、片品まであと20キロなんだけど…

明智平。

2009年09月21日 22時00分31秒 | 自転車
いろは坂は、何てことない坂で、ちょっと拍子抜け。
でも、明智平についた時には、なかなかの達成感がありました。


この時点で時刻は6時。
先へ行ってみようと思った、その決断やよし。
とんでもない苦難が私を待ち受けていたのでした…