自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

土曜練。

2019年07月28日 00時16分06秒 | 自転車




白石峠に上りたくなったので
久々に行って来た


今月は遠方のロケが多く
移動日のため乗れない日が重なって
トレーニングメニューをこなせていない


乗鞍まであと1ヶ月
ここいらで強度の高いメニューをやっておかないといけない
本当は栃木の太平山ぐらいの山で
10分走を何本かやりたいのだが
車で行って2〜3時間だけ走って帰って来るのでは
さすがにもったいない


行きは台風の強烈な追い風で
あっという間に物見山へ
いつものように 動物園手前の信号から
全力で走るが
ゴール直前の信号に引っかかる
2分44秒 316W


白石峠は休憩なしでタイムアタック
自己ベストは26分17秒
274Wだった
そろそろ25分台に突入しておきたいが
パワーを見ると どうやら今日の感じでは
265Wぐらいがギリギリのようだ

それ以降 パワーを見ずに走る
体と対話しながら
「ここを超えてはいけない」ラインを探る


中間地点の展望ポイントで13分50秒
まあこんなもんか


残り0.8km看板で23分台
これはもしかすると もしかするかも⁉︎
と淡い期待を抱いたが
そう甘くはなかった

26分07秒
264W

一応 自己ベスト更新だが…


体重は現在56kg
乗鞍に向けて着々と減量中なので
パワーは低いけどタイムは良かったと思われる



峠は 今年一番の賑わい
女性が白石峠にいるのを初めて見た





あとでFacebookを見たら
男子部の健さんも来てたらしい
ニアミスでした
健さん何分だったんだろ?


健さんは ロードレースだと良いとこなしなんだけど(笑)
パワーの数字は20分320W
平坦はめちゃくちゃ速い
白石峠を何分で上るのか 非常に興味ある
予想は…29分半ぐらいかな

もっと速く走れるだろうって?
壱岐で健さんの上りを見た感じでは そのぐらいかなあと…







初めて堂平まで上ってみた


寒かった…







いつもは折り返して
白石峠を下るのだが
今日は初めて定峰側へと下り
小川町を経由して 熊谷からアラサイへ


小川町では 夏祭りのため迂回
いいなあ 立ち寄りたかった


179km TSS322
夕方から仕事へ


あ そうそう
「魔の150km」は 普通にやって来ましたよ(笑)
ロケの時は やはり気が張っていたんでしょうかね…★

ロングの効用。

2019年07月26日 12時44分43秒 | 自転車



東北で320km走って
面白いことが起こった


まずは「魔の150km」を超えても
体が痛くならなかったこと


これについては 明日の土曜練で
どうなるかを観察してみたい
やっぱり「魔の150km」がやって来るのかもしれない(笑)




そして 右足を肉離れして以来
崩れていた左右バランスが
元に戻ったこと


この超ロングライドをする前は
ずっと左右差が54:46で
どうしても右足に上半身の体重を
乗せられていない感覚だった


でも ロングライドが終わってみると
51:49まで戻っていた





ひたすら乗り続けたことで
一体何が変わったのだろうか?


以前はどうにもならなかったのが
右足と上半身の連動の悪さ
足と上体が別々に生きている感じ
それが前のようにバラバラな感じではなくなっていた


たくさん走ったことで
自然と体が効率の良い使われ方を
するようになったのだろうか?

こんど福田さんに会った時にでも
聞いてみよう…


あとは壱岐以降 一向に復活しない
「やる気」をどう復活させるかだ
乗鞍まであと1ヶ月なのに
ぜんぜん闘争心が湧いてこないのよね…

連続ロケ。

2019年07月24日 11時27分52秒 | チャリダー★



2019年最大の山場がやってきた



ロケが4本連続なことが厳しいのではなく
その内容がハードなのだ


1本目 ある選手の取材&インタビュー
2本目 300km超のイベント取材
3本目 100kmのイベント取材&インタビュー
4本目 海外ロケ(現地2日だけ)


各ロケの日程は連続しているので
夜中に移動し早朝から撮影となります
いや〜 ため息しかでない(笑)



1本目はある選手の練習に同行&インタビュー
長野の山間部にて


150kmで4本の峠を走るメニュー
1本目の峠は250Wほど → 一緒に走れたので色々話ができた
2本目の峠は300Wほど → ついていったが話なんてできなかった(笑)
3本目の峠は320Wほど → ちぎれた


夜中に帰宅 自転車をパッキングし
昼頃の新幹線で輪行 東北へ


2本目は東北で300km超を走るロケ
制限時間は14時間
休憩込みの平均時速22kmは 完走率20%ほどだとか…

実はこのロケが私にとって最難関だった
300kmなんてもちろん走ったことないし
そもそも普段 150kmを超えると身体中が痛くて
「修行」にしかならない

全く走れる気がしない(笑)

その「ロング苦手」な私が300kmをカメラ持って…
さらに天候は雨予報…
ダメでしょこりゃ



いざスタート
30分後 山間部に入るとずっと雨
この日のために買った RaphaのProTeamレインジレ(防水ベスト)が
素晴らしい効果を発揮する
(結局14時間雨に濡れ続けたので 買って本当によかった…)


パワーはとにかく抑える
スタート直後は元気な参加者たちは 楽しそうに上り坂でガンガン上げていくが
私はパワーを抑え あえて遅れた
その間の撮影は諦めた
でも ここで張り合ったら絶対最後まで走れないのでガマン
200Wを超えないように


そして下り坂で追いつき 仕事に戻る



150km地点あたりで
首の後ろや腰がヤバくなったのですが
ひたすら脱力を心がけて走っていたら
そのうち痛くなくなった


残念ながら 撮影対象が250kmあたりでタイムアウトになったため
私もタイムアウトになった

本当はここで回収車に乗ってゴール地点に向かうべきなのだが
何か撮り足りてない気がした
これで番組になるのだろうか?
係員に聞くと 前を走る参加者との差は
そんなに無いらしい
頑張れば追いつけそうだったので 追いかけることにした


しかし 290km地点で
あることに気づいてしまった
目の前にゴールのアーチが見える…
つまり私は コースを間違い
ショートカットしてゴールに着いてしまったのだ


愕然とした
撮れるものが撮れなくなってしまう


迷っている暇はない
近くにいた人に道を聞き 戻ることにした
来た道を15km戻り 正しいルートへ入り直す

だが この30kmの寄り道のおかげで
参加者は誰もいなくなっていた



実はこの 道を間違ってからのラスト40kmが 一番パワーが出た(笑)
13時間走り TSSは500を超えていたのに
平均270Wオーバーで走り続けられた
まさに「飛ぶように走れた」気分だった


怒りによるパワーだろうか?
このパワーが判明すれば 私は強くなれるに違いない(笑)



というわけで 何にも撮れないまま
ひとりで330km走ってゴールへ





14時間のうち 13時間雨だったが
日に焼けていた


そして この写真を最後に
携帯(iphone X)が壊れた
雨には直接濡れてないんだけど…
この日以降 電話とラインが通じない状態です すいません
(アップルストアに行く時間がなくて…)


体を拭いて すぐに出発
深夜の移動で福島県へ


福島着がイベントスタート後になってしまい
スタッフと撮影モトはすでに出ていた
自転車で追いかけて合流 無事撮影


深夜に会社に戻り 自転車のパッキング
6時間後には成田空港に行きます



で 海外へ(笑)





お約束の自転車店を開店





フロントのディスクブレーキのシューがなくなってた(汗)


予備のシューを持って来といてよかった…






取材先に向かう移動

そして取材後のホテルまでの帰り道は自転車で






疲れはマックスなんだけど
2度とこの道を走れないかもしれないので
時間の許す限り走っておいた


都合よく 携帯も壊れているので
道を間違えまくって 距離が伸びた(笑)
しかし 目的の町の名前をド忘れした時は
全然辿り着かなくて さすがに焦ったが
それも海外ならではの思い出ですな



↑帰る町の名前を忘れて どっちへ行ったら良いかわからないの図(笑)



2日半の滞在で200kmほど
せっかくならもっと滞在したかったが
帰国後すぐ別の撮影があるので帰ります





取材した方が めちゃくちゃ料理が上手で
言葉が出ないほど美味しかった
「また来てください」と言ってくれたので
また行こうと思います
きっと次も弾丸ツアーになると思いますが★




日本代表特集!

2019年07月17日 08時56分40秒 | チャリダー★


チャリダーのハルヒル特集 いかがでしたか?
私を見つけられましたでしょうか(笑)


さて今週のチャリダーは「日本代表特集」!

ついにチャリダーも日本代表に密着取材が許されました





レースはウズベキスタンで行われたアジア選手権
あの うんこまみれで走ったウズベクのやつです
さすがにアジア選手権ともなると モトでの撮影は許されず
我々はスタート・ゴールとチームカーの撮影のみ
オフィシャル映像だけの編集は大変でした





今回の番組を救ってくれたのは 窪木一茂選手
その重さゆえに誰もが付けたがらないオンボードカメラを
「僕が付けます」と言ってくれた
窪木選手のオンボードカメラがなければ だいぶ内容は薄くなったと思います
窪木選手の心意気には 感謝の言葉もありません

そして窪木選手はパワーのデータも提供してくれました
去年の全日本タイトル5冠のスピードとパワーを ぜひご覧ください


レースの結果をご存知の方も そうでない方も
男子エリート日本代表の4名の選手達がどう戦ったか
そしてロードレースの美しさを感じていただけると思います


チャリダー 日本代表特集
7月20日(土)夜6時〜
@NHK BS1









ちなみにスタジオゲストは宮澤さんと土井ちゃん
宮澤さんがアジア選手権で勝った時の話は必聴ですよ





こないだ引退した土井ちゃんの脚


ハムみたいでうまそうですね と土井ちゃんと笑い合ったのだが
選手でこんなに綺麗な脚をしてる人は見たことがない
よほど落車をしなかったのだと思う




ちなみに私 ただいま海外におります
その話はまた後日★

休むのが下手?

2019年07月09日 03時12分21秒 | 自転車




心の友シンゴちゃんから
「ちゃんと体の声を聞いてください 自転車乗りは休むのが下手です」
というメッセージが来た


肉離れのあと 4日も休んでしまったので
休みすぎた ぐらいに思っていたが
富士国際ではヘロヘロ病で撃沈


確かに休むのが下手なのかもしれない




7月はレースがないので
トレーニングし放題月間かと思っていたが
そう単純には行かなそうだ






ヘロヘロ病が治るまでは
通勤でのトレーニングは抑えることにして
土曜練でしっかりメニューをこなす


といっても先週土曜は5時間しかなかったので
往復110kmコースの入間方面へ







行きはまったりロングライドして
帰り道に1分半走
狙うのは370〜380W



前はずっと2分340Wでやっていたのだが
実はそれでは効果が薄いと教わった
私の場合は370〜380Wでやるのが効果的だそうで


しかしそのパワーだと 2分を1発でジ・エンド
そんなヘタレの私の場合 1分半を何回もやる方が良いという



5本やって 375W 372W 381W 378W 380W


乗鞍までにもうちょっと強くなりたい
しばらくこれで続けてみよう






肉離れをして以来封印していた
ズイフトも再開
1時間でできるメニューのうち
いちばんキツいものをやる


30秒410Wを10本
レスト(220W)を挟んで
5分310Wを3本





あまりにキツくて 唾を飲むことができず
延々とよだれを垂らしながらモガく


5分310Wの3本目が 絶望的にキツくて
パスしよう 途中でスキップしよう と思い続けながらモガいた(笑)


1分だけならできるかも
1分できたから 2分まで行ってみよう
胃の中身が出て来そうだが 頑張って飲み下す(辛)
2分できたから 3分まで行って残りはスキップしよう
3分まで来たら あと1分頑張ってみよう
なんだよ 4分まで来たらあと1分で終わりじゃん!


こうなったら最後まで行ったる!
と思ったところで
垂れたよだれが画面に落ちて
勝手にメニューがスキップ(笑)


もう少しだったのに
と言いたいところだが
あのままやってたら 確実にゲロした
よだれのおかげで助かったと言える

ありがとう よだれ君







シュガーと久々に会ったので
ヘロヘロ病のことを話したら
「自分も壱岐のあとは燃え尽きて走れませんでした
 最近ようやく練習再開しました」
という


剛脚シュガーでもそうなるのか!
それだけ本気だったということなんだな と
ちょっとホッとしていたら
そばで聞いてた伊織君が一言


「話が変わるんですけど、今1分670Wを目指してるんですよ」



「話が変わるんですけど」と言える人って
全く信用できないということも分かった(笑)

恐怖。

2019年07月05日 20時55分38秒 | チャリダー★



レースの撮影だった





軽い気持ちで受けてしまったわけだが
とんでもなかった
1周目の時点で めちゃめちゃ後悔した







雨のサーキットは あちこちオイルが浮き出して
モトのタイヤがツルンツルンに滑るのだ


なんでもないコーナーでツルン

スピードを上げるとヌルン

上り坂なのにカーブの外に車体が流れて行ってしまう


2度コースアウトし
1度転倒
スリップに至っては50回以上したと思う
インカムからは ドライバーさんの絶叫とため息ばかりが聞こえてくる



恐怖で涙が止まらなかった



オフィシャルのカメラモトは 無理をせず
ひたすら集団を後ろから追いかけてばかり
これでは横や前からの映像がほとんどない

泣いてる場合ではない
恐怖はあるけれど それは一旦置いといて
必死に撮影のことだけを考えた



時折 首をもたげてくる恐怖を傍らに置く
そしてまた撮影に集中
6時間 その繰り返し



今まで 世界中でいろんな恐怖と出会ってきたけど
まさか日本で人生最大の恐怖を味わうとは
本気で生きて帰れないと思った





選手とともにゴールした時
命を拾ったと思った
この先 怖いもの無しで生きて行ける気さえした
そしてドライバーさんと私は 熱い友情で結ばれたと思う(笑)






あのコースで走った選手たちは
本当にすごいと思う
そのすごさを伝えるのが私の仕事なのだ








いい脚をした女性がいるなあと思っていたら





坂バカ女子部卒業生の三谷さんだった(笑)
頑張っているんだね
会えてよかった



撮影のあと
丸一日ぐらいボーッとしていた
生きてここにいるのが不思議すぎて(笑)



さて
自転車で撮影ライダーとして走った榛名山ヒルクライムは
13日の放送になりました
出演者の側にべったりだったので
かなり写り込んでます
マニアックなあなたは ぜひ探してみてください(笑)