自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

へいたんなみちで寂しい。

2014年06月21日 00時24分10秒 | 世界自転車探検部



ポルトガルの最高峰は2000mちょっと。
しかもその山は大西洋に浮かぶ島にあって、本土最高峰は1900mほど。
南部の国土はゆるやかな稜線を描きながら、穏やかな波のようにどこまでも見渡せる。

そうです。
坂道という坂道がないのですね。


これだけ坂道が無いと、100kmはあっという間。
気温は30度と高いけど、とても乾燥しているので
汗はあっという間に塩に変わる。
顔を洗うと、ミネラルたっぷりの塩味がする。


10年前にポルトガルに来た時に立ち寄ったカフェを通りがかったので、
みんなでカフェしてみました。
味は変わらず、店はちょっとだけ大きくなっていた。



リスボンから300kmほど旅して来て、明日はついに
すごい坂道が待っているらしい。
プロのレースでも脱落者続出する、とか。
車で上がるのも一苦労、とか。
でも頂上の絶景は最高だ、とか。


ほんとかなあ???



※自転車探検部の紹介ページが
 NHKのホームページ中に出来たんだって!
 これって大変なことなので、ちょっと嬉しい。

 http://www4.nhk.or.jp/worldbicycle/




リスボン自転車店。

2014年06月19日 00時12分26秒 | 世界自転車探検部


飛行機のって20時間(含トランジット)。
ヨーロッパの最西端、ポルトガルの首都に着きました。
20時間は長いけど、アルゼンチンの34時間にくらべたら
となりの国に来た気分です。


そして毎度おなじみ「自転車店」を開業。
素敵なホテルも台無しです。





今回連れて来たスタッフは木下くん。
前にも紹介しましたが、
「男自転車ふたり旅・東北編」のADさんだった男で、
今は「チャリダー★」のディレクターをしてくれています。
今回はディレクター修行のために無理やり連れて来たわけです。
そう、自転車探検部は、ディレクター養成ギプスでもあるのです。


自転車探検部の修行は、バイクの整備から。
なんと木下くん、整備を覚えるために
ロードバイクを買ったらしい。
うむ、その心意気やよし。


てなわけで、ポルトガルの旅が始まります!


※コメントのお返事できずスミマセン。
 帰国したら、ちゃんとしますのでご勘弁☆

ポルトガルへ。

2014年06月13日 18時13分26秒 | 世界自転車探検部




明日は会社の入社試験の面接官(終日)。
明後日は富士山国際ヒルクライムの出場&撮影(朝2時出発)。
その次の日には、ポルトガルに出発します(朝5時出発)。

あちらは乾期で
気温は20度~30度。
メインのウェアは半袖3枚に限定。
聖堂などに入るだろうから、シックなジャージも
ラインに加えました。



10年ぶりのポルトガル。
前に行ったときは、会社に辞表を出して
小ちゃい車を運転して旅をした。
あのときの風景と、何か違って見えるかしら?



5分版もできました。

2014年06月12日 17時11分10秒 | 世界自転車探検部

 

自転車探検部アルゼンチンの旅。

5分版も完成しました!

 

 

50分版では出て来ないシーンを中心に

何度見ても楽しめる感じに作りました。

放送は6月中旬からあるらしいので、分かり次第アナウンスします。

(もうすぐ海外ロケなので、気付いたら終わってるかも…)

 

 

写真は、ガタガタ道を走ったら

自転車の〇〇が無くなっちゃって、

これはもう走れないか!? と思ったら

ビックリな人が助けてくれた、というシーン。

 

私は、ホンマに自転車換えないとダメかと焦りました。

サノッチは、深刻さが良くわかってないのでニコニコしてました。

天使のようにいい人です、サノッチ。


昇格したよ!

2014年06月08日 14時39分02秒 | 茂山家




6月7日。「四世 茂山千作を偲ぶ会」。
能楽堂は熱気ムンムンの中、大いに盛り上がりました。
本当にありがとうございました。


おおまかな内容は前もって決めていたのですが、
ようやく台本を書けたのは、前夜に京都へ向かう新幹線の中。
夜11時に到着して、モッピー宗彦氏に京阪三条まで出て来てもらい
喫茶店でパフェ食べながら打合せ。


構成は生放送のトーク番組の要領で書き、
迷ったところをモッピーに相談。細かな動きを決めていく。
狂言を初めてご覧になる方から、古典芸能に携わる方まで
どんな人も満足できる会をめざす。

第一部の秘蔵映像を一緒に見てもらうメンバーは誰にするか。
茂くん腰悪くしてるけど前転してくれるか。
千作さんの「またか」のセリフを再現させるなんて
超ムチャぶりだけど本当にやるのか…?


演者さんたちとは事前に一度も打合せできないので、
ほとんどの演出が「賭け」でした。
でも、たくさん喜んで頂けて、ホッとした。
宗彦氏の司会力の高さを信頼しての構成でしたが、
カンペキ以上にやってくれた。





ただ千作さんを思う気持ちと、
いつも応援してくれる人たちへの感謝をエネルギーに変えて、
私たちがたくさんたくさんもらってきた愛情へ恩返しが出来れば、万歳。
だから今、とても嬉しい。


会が終わり、すぐに京都駅から帰京。
帰ったらすぐ、次の仕事の打合せが待っている。
すると、こんなメールが届いた。
偲ぶ会の「もう1人の」実行委員の宗彦氏から。


………


お前ホントバカ野郎だ!
いい個性を見つけてやったぞ。バカだ!こんな清々しいバカはダイスケぐらいだわ。
またまたお前に甘えちまったわ。悪かったな!

また旅に行こうぜ!一緒にな!今回はたった1日のステージやったけど終盤のアタックも決まって良かったな。
今日も明日もバカ野郎らしく走れよ!
こっちは俺なりのスケベでカリカリ走るわ。

ばーさんから携帯で電話あった。滅多にない事だ。
『家帰って仏さんに報告してたんやで。ほしたら涙が止まらへんねん。嬉しいてな。またお父さんと話し出来てんわ。ありがとう!あのぉ~テレビの人にもよろしゅう言うといてや!』
やてさ。

ありがとう!ダイスケ!
ちゃんと寝ろよ!3時間!
へなちょこドスケべmoppyでした!

………


ただの「へなちょこ」だった宗彦氏と私は、
今日から昇格して「バカ野郎」と「スケベ」になりました。

これ、プライスレスなギャラやね☆



最終段階!

2014年06月06日 03時28分15秒 | 茂山家



水曜日。ようやく自転車探検部5分版×5本の会長試写があり、
編集の方針が固まる。
加えて、とても名誉なことに自転車探検部が選ばれるという
吉報をもらう。
(何に選ばれたのかはまだナイショ)


夜半過ぎから、
会社の入社試験クリエイティブテストの採点をし、
時差のあるポルトガルとやりとりして
16日に出発するロケの準備を進める。


そして木曜日。ようやく「茂山千作を偲ぶ会」のためだけに
動ける体になった!
「秘蔵映像」の編集の最終仕上げにとりかかり、
資料を読みあさって、イベントの進行と構成を考える。
(この段階で使いたい写真が1枚足りないことに気付く…ごめんモッピー)



そして今、金曜日。
遅くても18時の新幹線に乗って京都入りして
進行役のモッピー宗彦氏とVTRのチェック&構成の打合せをしなきゃアカン。
てことは、あと15時間しかないじゃん!



というわけで、「偲ぶ会」最終段階に突入しました。
ユルくて自由で、でもしっかり面白い会をめざしますよ!