久々に五郎さんのローラー教室に参加した
出演者のためのオンライン教室
私の目的は 出演者たちの様子を見ること
現状の能力を見てトレーニングへの向き合い方を見れば
今年どれぐらい伸びるかも予想できる
出演者の力量を把握するのは
ディレクターにとって大事な仕事だ
その人の何%の力を引き出すかによって 作品の出来は大きく変わる
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様子を見てさえいれば トレーニングまで参加せずともよさそうな気もするし
実際に担当ディレクターは無言でZOOMにだけ参加していた
だがそれでは出演者と同じ地平に立つことはできない
出演者の誰よりも追い込んで「こっち側の人間」であることを分かってもらうのだ
ところがいかんことに
実験のために パワーメーターを2つ付けていたことを忘れていた
しかも2つのメーターの数値が全然違う(笑)
片方が270Wで もう片方は240W
キャリブレーション(校正)する時間がなかったのだ
どちらかを選ばねばならない
やっぱり高い数値を表示する方だよな!
と思ったが 思いとどまった(笑)
「誰もがやること」なんて選んでたまるか
しっかり低い方のメーターを選択した
おかげでメニューの数値は地獄のキツさになったが(笑)
ラスト2分インターバルは 太ももとふくらはぎが同時に攣った
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たぶん4年ぶりのローラー教室
終えた時に 前にはなかった安心感があった
なんだろうこの安心感は?
以前はなかった感覚だ
しばらく考えて 合点がいった
五郎さんが 褒めるようになったからだ
かつての五郎さんは 教室中はほとんど無口で
褒めることなどまず無かった
「いいね! ◯◯さんその調子」
「◯◯ちゃん もう少し踏ん張ろう その数字キープできるから」
「◯◯さんの漕ぎ方気持ちいいね。狙った数字をスーッと出し続けられるのは才能だよ」
・・・・・・・
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昔の五郎さんは 自分の話ばかりだった
いかに自分がすごいか
いかに昔強かったか
インタビューで「あの人をどう思いますか?」と聞いても
「あいつが強いのは自分が◯◯をしてあげたからだ」
という答えになってしまう
どこを切っても「自分」
たぶんそうやって 自分を一生懸命に保っていたのだと思う
だが今回のローラー教室の間
見事なほど 自分のことは喋らなかった
そして生徒たちを褒め続けた
「全力で立ち向かえば 成績が悪くても良いんだ」と思いながらトレーニングできた
これがあの安心感につながるのだと思った
こんなに清々しい気分は久しぶりだった
出演者のためのオンライン教室
私の目的は 出演者たちの様子を見ること
現状の能力を見てトレーニングへの向き合い方を見れば
今年どれぐらい伸びるかも予想できる
出演者の力量を把握するのは
ディレクターにとって大事な仕事だ
その人の何%の力を引き出すかによって 作品の出来は大きく変わる
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様子を見てさえいれば トレーニングまで参加せずともよさそうな気もするし
実際に担当ディレクターは無言でZOOMにだけ参加していた
だがそれでは出演者と同じ地平に立つことはできない
出演者の誰よりも追い込んで「こっち側の人間」であることを分かってもらうのだ
ところがいかんことに
実験のために パワーメーターを2つ付けていたことを忘れていた
しかも2つのメーターの数値が全然違う(笑)
片方が270Wで もう片方は240W
キャリブレーション(校正)する時間がなかったのだ
どちらかを選ばねばならない
やっぱり高い数値を表示する方だよな!
と思ったが 思いとどまった(笑)
「誰もがやること」なんて選んでたまるか
しっかり低い方のメーターを選択した
おかげでメニューの数値は地獄のキツさになったが(笑)
ラスト2分インターバルは 太ももとふくらはぎが同時に攣った
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たぶん4年ぶりのローラー教室
終えた時に 前にはなかった安心感があった
なんだろうこの安心感は?
以前はなかった感覚だ
しばらく考えて 合点がいった
五郎さんが 褒めるようになったからだ
かつての五郎さんは 教室中はほとんど無口で
褒めることなどまず無かった
「いいね! ◯◯さんその調子」
「◯◯ちゃん もう少し踏ん張ろう その数字キープできるから」
「◯◯さんの漕ぎ方気持ちいいね。狙った数字をスーッと出し続けられるのは才能だよ」
・・・・・・・
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昔の五郎さんは 自分の話ばかりだった
いかに自分がすごいか
いかに昔強かったか
インタビューで「あの人をどう思いますか?」と聞いても
「あいつが強いのは自分が◯◯をしてあげたからだ」
という答えになってしまう
どこを切っても「自分」
たぶんそうやって 自分を一生懸命に保っていたのだと思う
だが今回のローラー教室の間
見事なほど 自分のことは喋らなかった
そして生徒たちを褒め続けた
「全力で立ち向かえば 成績が悪くても良いんだ」と思いながらトレーニングできた
これがあの安心感につながるのだと思った
こんなに清々しい気分は久しぶりだった