◇エバー・アフター(1998年 アメリカ 118分)
原題 Ever After
監督 アンディ・テナント
◇灰かぶり娘
どうしてこうもハリウッドはシンデレラが好きなんだろう?
5年に1度くらいの割合でシンデレラの映画を作ってるような気がするんだけど、そんなことないのかな?いやもちろん作っちゃいけないとかってわけじゃないし、童話の中では群を抜いてロマンチックな物語だし、つねに若い人達は入れ替わってるわけだから、それくらいの頻度でシンデレラも作っていかないと新陳代謝にならないのかもしれないしね。
で、たいがいの場合、ちょっとずつ中身が変わってるんだけど、それはまあ小細工といっていいようなもので、このドリュー・バリモア版シンデレラもそうだ。グリム兄弟の導入からシンデレラの生い立ちと環境について語られるあたりはそれなりに新鮮で、ふ~んって感じで観られたんだけど、途中からどうにもこうにもなんだか単なるシンデレラ物語をなぞっているだけのように見えてくるのが辛いところだったわ~。