◎英国総督 最後の家(2017年 イギリス、インド 106分)
原題/Viceroy's House 印題/Partition:1947
監督/グリンダ・チャーダ 音楽/A・R・ラフマーン
出演/ヒュー・ボネヴィル ジリアン・アンダーソン マイケル・ガンボン
◎1947年、ニューデリー
インドの最後の英国総督となったマウントパッテン卿の物語なんだけど、なるほど、国民会議派のヒンズー教徒とシーク教徒が統一インドを望む一方、ムスリム連盟のイスラム教徒は分離独立を望んでる中の赴任は大変だったろうけど、インドが制作に加わってる分、いかにもインドらしいほんわかとした映像と展開になってるのがなんとなく好ましい。ただまあ、パキスタンの分離独立の話だから内容はそれなりに難しいし、安穏とは程遠いけどね。
ちなみに、二本柱が無数にならんでいる石造りの円形の中庭だけど、つい最近、ほかの作品でも観た。それもアングルがまったく同じだった。歴史映画じゃなかった気がするけど、なんの映画だったんだろう。これ、どこかの博物館じゃなかったかな、たしか。ま、勘違いかしらね。
映画の中で、マウントパッテンの使用人と彼の令嬢の秘書とが恋愛するんだけど、これを演じてるマニシュ・ダヤルはおじいちゃんがマウントパッテンの秘書だったらしく著作もあるらしい。ま、それはともあれ、秘書役のフマー・クレイシーがとびきり綺麗だった。ほんと、インドの女優さんは綺麗すぎるな。