◇サンシャイン 2057(2007年 イギリス 107分)
原題/Sunshine
監督/ダニー・ボイル 音楽/ジョン・マーフィ アンダーワールド
出演/真田広之 キリアン・マーフィ ローズ・バーン ミシェル・ヨー マーク・ストロング
◇マンハッタン島なみの核爆弾
ずいぶんとキャストを揃えてる気がするけど、どうなんだろ?
知的ながらも甘ったるいあどけなさが魅力のローズハーンは見ていて気持ちいいけど、真田広之の場合、台詞をとちらないかとおもわず心配になっちゃうのは身内意識があるからかもしれないね。
けど、途中、警報がなる。ベネディクト・ウォンが針路変更の操作をしたとき、いろんな計算と入力で頭がいっぱいになり、うっかり船を太陽熱から守るための1.1度シールドの設定変更をするのを忘れていたためなんだけど、ちょっと待てくれ、船を守るためのいちばん大切な設定について搭載されてるコンピューターはなんの注意もしないのかって突っ込みをいれたくなるわ。でも、まあいいか。
しかし、映像はなかなか凄い。
要するに『エイリアン』なんだけど、怪物のかわりになるのがイカルス1号のキャプテン、マーク・ストロング。ま、わからないじゃないよね。孤独な日々で精神がおかしくなったところへなんらかの作用によって悲劇が起こるわけで、まあなんにしてもマーク・ストロングはこういう役どころが納得できちゃう。