設計がうまくなる方法、芸術系について記します。つまり私の場合ですが。芸術系だから、入試には、6時間程度のデッサンなどの実技試験があります。だからみんな、プロの画家についたり、美術研究所に通って勉強をします。3年ぐらいデッサンを勉強すると、形のバランスをとる感覚が磨かれ、対象への人間の認識の仕方、法則性、といった基本が解ったりできるようになります。具体的に言えば、机の上に乗っているコップの絵を創造してください。コップが倒れないのは、机の上に垂直に乗っているからです。垂直という事実をデッサンとして表現できれば、良いのです。後は枚数を重ねれば、コップの丸さや質感や重さなどは、表現できるようになります。
バランス感覚、認識、法則性といった 事が解ってくると、設計は簡単で楽しくなります。例えば計画系設計の最後辺りに出題される病院設計の課題などで、グロス&チェンジを前提とするクラスタープランによるデザイン等は、ホントにバランス感覚だとおもった。
こういうことは、デッサン以外にも、専門書を読んだりしても、解ってくることですね。人間が持っている基本的な情報伝達媒体は、文章、図、絵、写真や映像、或いは数式の5種類位でしょう。私の場合は、その後幾つもの論文を書いても同様の感性で仕事をしており、大学で教えるときも、デッサンで学んだことを基本にして、現在に至っています。
さて本学の芸術工学部でも、デッサンの授業があります。1週間に1枚を6時間かけて描いたとして、1年で50枚。それぐらいやれば、物事の基本は解ります。デッサンの授業などは、通例他の芸術系大学でも週に2コマ程度ですから条件は同じです。授業では、ほんの一部分しか教えないので、あとは自主的に行うしかないですね。芸術系では午後5時の授業が終わると、夜半12時近くまで実習室でデッサンですね。そういうアフターファィブは、仲間が集まり楽しいときでもありますが。要は専門書を読み、デッサンを数多く行えば、設計上手になれる可能性は高いですね。そこが芸術系のポイントでしょう。
広隆寺お火焚祭
Fuji FinepixS5pro,AF-S NikkorF3.5-5.6/16-85mmmED
バランス感覚、認識、法則性といった 事が解ってくると、設計は簡単で楽しくなります。例えば計画系設計の最後辺りに出題される病院設計の課題などで、グロス&チェンジを前提とするクラスタープランによるデザイン等は、ホントにバランス感覚だとおもった。
こういうことは、デッサン以外にも、専門書を読んだりしても、解ってくることですね。人間が持っている基本的な情報伝達媒体は、文章、図、絵、写真や映像、或いは数式の5種類位でしょう。私の場合は、その後幾つもの論文を書いても同様の感性で仕事をしており、大学で教えるときも、デッサンで学んだことを基本にして、現在に至っています。
さて本学の芸術工学部でも、デッサンの授業があります。1週間に1枚を6時間かけて描いたとして、1年で50枚。それぐらいやれば、物事の基本は解ります。デッサンの授業などは、通例他の芸術系大学でも週に2コマ程度ですから条件は同じです。授業では、ほんの一部分しか教えないので、あとは自主的に行うしかないですね。芸術系では午後5時の授業が終わると、夜半12時近くまで実習室でデッサンですね。そういうアフターファィブは、仲間が集まり楽しいときでもありますが。要は専門書を読み、デッサンを数多く行えば、設計上手になれる可能性は高いですね。そこが芸術系のポイントでしょう。
広隆寺お火焚祭
Fuji FinepixS5pro,AF-S NikkorF3.5-5.6/16-85mmmED