最近のデザイン手法を紹介しよう。それは、言うまでもなくエスキースといった初期段階から3DCGを用いた方法である。私の研究室の公式ホームページの中のprogram1や2、そして、このブログがあるカジュアル判のトップでは、私が制作してきた3DCGを用いた編集としている。
一般に多用されているCAD系ソフトは、図面を描けば、容易に3DCGに起こしてくれる。手をかければ正確で緻密な表現もできる。だがこうした精密さや緻密さを追い求めるのであれば、それはパース屋(今はCGデザイナーと呼ぶべきか)の仕事であって、私がいうところのデザインを考える手法とは、異なっている。
私は、もっと概念的なデザインを3DCGを用いて感覚的に表現し、可視化したいと考えている。スケッチや模型によるエスキースは、空間の形はわかるが、それ以上のものではない。3DCGでは、光とテクスチャー、そしてランドスケープに置かれた空間が加味されて表現できる。それは私達が、日常眼にしている風景に近いといってよい。
私が言うところの概念的(スケケマティック)な3DCGであれば、エスキースそのものを比較的容易に扱うことができる。3DCGからエスキースを始めると、スケッチや模型で考えるのとは異なった新しい空間が生まれてくる可能性もあるだろう。それが新しい設計方法だといえよう。
このページの写真では、poser6とVue5を用いて、10分ほどで試験的に制作した。ソフトウェアのバグもあり、水着のボトムが読み込まれなかったのは、愛嬌だが。
制作日:2008.12.24
一般に多用されているCAD系ソフトは、図面を描けば、容易に3DCGに起こしてくれる。手をかければ正確で緻密な表現もできる。だがこうした精密さや緻密さを追い求めるのであれば、それはパース屋(今はCGデザイナーと呼ぶべきか)の仕事であって、私がいうところのデザインを考える手法とは、異なっている。
私は、もっと概念的なデザインを3DCGを用いて感覚的に表現し、可視化したいと考えている。スケッチや模型によるエスキースは、空間の形はわかるが、それ以上のものではない。3DCGでは、光とテクスチャー、そしてランドスケープに置かれた空間が加味されて表現できる。それは私達が、日常眼にしている風景に近いといってよい。
私が言うところの概念的(スケケマティック)な3DCGであれば、エスキースそのものを比較的容易に扱うことができる。3DCGからエスキースを始めると、スケッチや模型で考えるのとは異なった新しい空間が生まれてくる可能性もあるだろう。それが新しい設計方法だといえよう。
このページの写真では、poser6とVue5を用いて、10分ほどで試験的に制作した。ソフトウェアのバグもあり、水着のボトムが読み込まれなかったのは、愛嬌だが。
制作日:2008.12.24