Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし2. 端境期

2009年02月19日 | Kyoto city
 大学も、今開催している作品展が終われば、今年度の学生関連の私の仕事は概ね完了となる。これと入れ替わるように学会論文の投稿などが発生し、これからゼミらと頭を絞らなければならない。調度今頃が仕事の端境期なのだろう。
 ここ数日寒い日が続き天気も今一つなので、HDR(ハイダイナミックレンジ)のための撮影も進まない。ここにあげた写真もHDR処理をしたものである。上部の垂れ幕が風にたなびいているために、画像がずれているいるのがわかるだろう。つまり三脚にカメラを据え、露出を変えながら複数枚撮影したものを、パソコン上で合成するから、動いている要素は原則として扱えないのである。本来ならば、背景の空をもっと描写してほしいのだか、原画より描写が落ちてしまった。
 ここで使用しているFuji FinepixS5proは、元々広いダイナミックレンジで撮影できる素子を積んでいるので、こうした処理には効果が薄いようだ。いずれ時間のできたときにでも、再度トライしてみようと思っている。
 価格.comのデジタル一眼コーナーを見ていたら、もうじき製造終了になるNikon D40+レンズ付が、3万一寸とすこぶる安い。実際にファインダーを覗くと、大変ピントが合わせやすかったと記憶している。つまりピントの合う山がはっきりしているわけだ。画素数は、600万画素と今時のコンデジにも及ばないが、古いNikkorがマニュアルでつくという仕様は、私にとっては大変嬉しいしスペックだ。
 もう一つLUMIXG1というデジタル一眼も気になる。なんと言ってもマウントアダプターを介して、ライカMレンズがつくからだ。手元にあるズミクロン35mm/f2.0の8枚玉をつけたら、昔の写り方になるのだろうか・・・。迷うなー。
 そういえば、大学のサーバーが、SPAMメールのために外部からのメールアクセスができなくなるらしい、といった風評もある。そうなったらインターネットではなく、電話並だすな!。
 どうも仕事の端境期だと、人間はいろんなことを考えたくなるようだ。不景気とはいえ、社会は暇人が多く平和なんだろう。

清水寺
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/f3.5-5.6
コメント
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