Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし78. 筋雲

2009年08月18日 | Kyoto city
 昨日は、筋雲がでていた。積乱雲は皆無であり、 もう少し夏の風景を楽しみかったのだが、やはり秋の空になったかと思う。お盆の時に、我が家へ泊まりに来ていた美山のアーティストも帰っていった。お盆があけて、また街が、いつものように動き出した。夏の終わりは、いつも名残惜しい気分にさせられる。
 このブログでも、夏だ秋だと書いているが、そんなに風景が違うのですか、と問われればやはり違うと私は応えるだろう。夏は光が強く、時に透明感があるクリアな風景であり、物の陰影もはっきりしている。それに対して秋は、透明感が無くなってくる。光も少し弱くなってくるので、物の陰影も少し弱いと感じる。そんなことを、我が家の裏の寺院の軒先をみながら思った。そうした差は、写真にはうつらなくても、人間の眼では感じる事ができるようだ。そんな変化が寂寥感を感じさせてくれるのだろう。
 ところで、休暇モードの気分から、少し日常の生活時間に戻そうと思うのだが、なかなか戻りそうもない。さしあたり街が動き出したので、その余波で次第に日常の生活に戻るのだろうと、楽観している。
 それにしても、この一方通行のブログも大いに飽きた!。といってアンサー付にする案もあるが、お義理のアンサーなどもらったところで、空々しい限りだ。
 ブログ以前にPC自体に飽きている。つまりはバーチャルライフスタイルということに飽きているのだろう。やはり大切にしたいのはリアルライフだ。
 こんな台詞をこれまでに何回もはいてきた。その都度なんとか続けているのは惰性なのだろう。惰性も2年続けたし、この辺りが潮時という考え方もある。だがブログは、本来日記なのだから、飽きたなどという以前のモノであって淡々と日々を記録すればよい、という見方もある。さてどうするか、明日の気分次第だね。

京都市・東大谷万灯会
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED
コメント
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