Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1013. 夏の風物詩

2014年08月06日 | Shinkansen commuting
 名古屋では、午後3時をまわると激しい雷雨がやってきた。近くで雷の炸裂する音が何回も聞こえる。昨年は大学の電柱に落ちてすべての電源がストップしたっけ。今年は電源が落ちることもなく、雷は通り過ぎていった。雷は、夏の風物詩だ。大学もようやく前期の授業が終わったようだ。学生が昨日と比べると一気に少なくなった。
 さてつい先日までは、湖のように水がはっていた水田も随分稲が成長してきた。青い空、強い陽射し、濃い緑、それは毎年繰り返されるどこにでもある日本の夏の風景である。今年も夏がやってきた。
 私は、小さい頃の記憶なのだろうか、夏というといつも田舎の農家の風景を思い出す。強い陽射しと青空、ザリガニ釣り、蜘蛛の巣でつくったあみを持って蝉取り、西瓜、花火、そして夏の人々の顔、それらは私の記憶にしっかりすり込まれたようだ。民家がプレハブになっても、夏の暮らし方は今もあまり変わらないだろうと思う。そうした記憶も夏の風物詩である。
 だからさあ夏だ!、と思いたいのだが、この時期こそ授業がないので、溜まっている仕事を思いっきりかたづけたい。だが土日出勤が続き代休日をとらなければならないのだが、そんな暢気なことをしている時間がないぐらいに忙しい。オマケに夏期休暇までとらざるを得ない。はてどうしたものかと別の頭の痛い問題が発生する。結局休みを取りたくないという気分の方が強く、こりゃ完全にワークフォリックだな。
 そんなことを言っても夏は夏だ。少しは夏の空気を吸いたものだ。ただし仕事が終わればだが。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS E-P5,MACRO ELEMARIT DG45mm/F2.8
ISO2000,露出補正±0,f2.8,1/8000
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