Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1172. 行動概念の変化

2015年05月11日 | diving
 先生「はい!、今日はよく潜れました。ご褒美を差し上げ 
 ましょう。」
 生徒「うれしいー!!」
 先生「ご褒美は大きな、な・ま・こ、です」
水の中の人間の動作は、時にユーモラスに見えることもある。
 地上の風景、つまり横移動に飽きたら上下移動しかない。上、つまり空は地上の風景を俯瞰的にみているだけだし、Google Earthでもみられるので、ここはさらに上、つまり宇宙へ眼をむけるしかないだろう。だがそこは容易に行かせてもらえる世界ではない。まあバッフル望遠鏡の画像を楽しむ程度だろう。
 残るは、下、つまり海の世界だ。そこでスキューバダイビングのオープンウォーターライセンスを取得した。そこには地上とは全く異なる景観が広がっている。それに生命を誕生させた環境でもある。
 さて二日間のダイビングの画像もつきた。今月末も休日を挟んで沖縄へ行こうか。グスクと都市構造の関係性に関する調査で。そして週末は潜ろう。週末は役所や大学がお休みだから仕事にはならない。 仕事と休暇がうまいことバランスしているのが沖縄での私的ライフスタイル。
 こんなとき凡人が考えるのは、仕事でゆくから旅費もでるのだろうか、という稚拙な疑問。でませんよ、そんなもの自前で調査に行くのですよ。研究者というのは、研究が軌道に乗れば外部資金がでることもありますが、試掘的サンプル研究では自前。だから研究が根っから好きというのでなければ勤まりませんね。
 幸い、この時期は関西から沖縄までのLCCが往復1万円と格安。京都から東京の実家へJR新幹線で行くのと比較したらおよそ1/3の価格。そうなると人間の行動概念が変わりますね。下手なところを研究したら経費がかかる。沖縄ならば、特有の発展をしてきた歴史もあり研究対象としては興味深い上に、経費が安くすむ。行動概念の変化は、研究目的も変わってきます。

沖縄県・座間味島 ポイント・ドラゴンレディ
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG9-18mm/F4.5-5.6
ISO400,焦点距離9mm,露出補正-1,f/4.1/30
コメント
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