Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1265. 遊びほうける

2016年02月05日 | diving
 E-M1のハウジングを持ってゆくときは、オートブラケット機能で露出を±0.7ずらして1度に3枚撮影している。これは結果として画像が増えてしまうのだが、ブログにアップさせるときは選択の幅が広がる。
 まれにこんな画像も撮影できる。何しろダイバーが20人、それに先生が加わるから久しぶりの大所帯のダイビングツアーである。こういうときに魚眼レンズだと、必ずといってよいほどダイバーが写る。それも被写体かと思っている。
 もっと撮影している輩がいた。ダイビングの先生のカメラである。Lineに膨大にアップされた画像の数々。水中だけではなく、夜の宴会もバッチリ撮っていた。そこまでやれば、立派なサービス精神とこちらも恐れ入る。おかげで毎日通勤の時にラインで画像をながめながら、遊びほうけた時間を思い出している。
 全国から集まり、目一杯遊びほうけることが大切なんだと実感。目一杯遊びほうけてまた全国へ散ってゆく。あうこともあれば、あわないこともある。現代の一期一会である。
 利休の一期一会は、「茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを」とたれたが、こちらは誠意を尽くして遊びほうけた。
 現代人は、学生自体に戻ったかのように誠意をつくして遊びほうける。ここに意味があるんだと実感する。

SAIPAN
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
コメント
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