Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1263.  E-M5礼賛

2016年02月03日 | Photographic Equipment
 今日はフェチ的話。誰しもが経験することだが、時折撮影する意欲が失せてアホらしくなることがある。スマホの便利さに引き替えデジタル機材の面倒なこと等々理由は様々である。
 そんな時、このレンズを使うと元気になる。それが、M.ZUIKO DG12mm/F2.0レンズだ。発売開始時はシルバーカラーしかなくやむなくPEN E-PM2などに付けてシルバーコンビでまれに使っていた。今、PEN E-M2はあげてしまったし、シルバーレンズにブラックボディというのは一寸違和感があるがE-M5に付けている。セーム皮などを巻き付けているのが、いかにもライツ時代の名残だ。
 何よりもオリンパスのレンズの中で、12mmのレンズは画像が大変綺麗に描写され一番よい写りをしてくれる。それは同社のPROレンズシリーズと同等かそれ以上とさえ思われるほどだ。焦点距離からみれば、いつも使えるスタンダードとはいえないのだが、気まぐれ的に発売されたこのレンズは実に異色の存在の名鏡玉である。
 だから、このレンズをボディE-M5に付けて京都の街を撮り歩きたいと思うようになる。だが今は街も寒すぎるので、そう思うだけに留めているが。
 またE-M5のプロダクトデザインが結構優れている。ライツのレンズはもとより、どんなレンズを付けても全体の格好が良い。だから今でも大切に使っている。その割にはつまらないところが外れたり、連写の最初のカットの露出が全くあっていなかったりするが、まあいずれオイルでもさしてもらえば直る程度のものだと思っている。それに当時ヨドバシカメラで8万で変えたE-M5ボディは、今のアマゾンでも10万はしている。この後継機種もあるが、デザインも少し複雑でゴミがたまりそうだなという予感もして買い換える意図はない。
 オリンパスが渾身の力をこめて開発したE-M5、その使い勝手の良さとスタイリングは失われることはない名機だろう。M.ZUKI DG12mmレンズとともにE-M5礼賛である。

NIKON Df,AF NIKKOR60mm/F2.8
コメント
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