Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1283. うるう年

2016年02月28日 | diving
 明日はうるう年だから1日余計にあるというのが助かっている。先ず査読論文の推敲で時間が稼げるし、税金も郵送で送られてくる振込用紙が間に合えば延滞金は免れる。手前味噌な都合ばかりだけど、そんなふうに1日余計にあることで手前味噌な都合で助かる人間は多いだろう。
 さて今日の休日通勤には、桑名の三八市場へたまにはEOS1Dsを持参して・・・と考えていたら持ってくるのを忘れた。なんでも世界中で1秒間に25万枚の画像が撮影されているとする記事があった。だから撮影する意欲がわかないのも当然か。
 最近のデジタル機材は、大変優秀なためか被写体以上に美しく写る。それがあたりまえになってしまった。そうなると撮影もつまらなくなってくる。
 それに被写体もつまらなくなった。旅をしていても大方の民家は新建材の家に建て直されており、まれに古い民家があっても文化財として保存され、邪魔な柵等で囲われ高札まで立っている。景観地区は生活感がなく博物館の陳列のようだ。もう日本中民家と環境との関わり合いなんか無関係という風景ばかりになってしまった。そうなると撮影意欲もない。
 だから機材は優秀、ただし被写体無し!、というのが現状。であれば撮影機材もいらない。唯一PEN E-PL1にキャップレンズを付けて、画質をラフモノクロームに設定したときだけ少し面白い画像が撮れる。つまり画素数だのオートフォーカスやレンズの画質などどうでもよく、かってのアレ・ブレ・ボケ画像のような、よく写らない機材の方が魅力的だったりする。
 だから、うるう年の2月29日だけ撮影に行くぐらいで調度よいか。1日で乱写して4年分をストックし、あとは画像編集加工でプログの素材に使うとか・・・。でも、こうして撮影した画像の羅列もあきるしな。

SAIPAN
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-,f9.1/200
コメント
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