Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1305. 純米酒

2016年05月16日 | Nagoya city
 現在大高地区に3軒ある酒蔵の一つ萬乗醸造の建築群は、中庭を囲んだサイトプランが当時の姿を残しているし、建築自体も古く文化庁の登録有形文化財だという話を聞いたことがある。純米吟醸山田錦は、ミシュラン三つ星レストランでも供されるとWEBには記載してあった。まあわてが現場を見たわけではあらしまへんのでようしりまへんが。3軒の酒蔵は、どこも古い時代の空気を大いに留めている。
 上の井酒造は純米美山錦だし、山盛酒造は鷹の夢と日本酒のブランドが並ぶ。名古屋市の酒は、全国ブランドなのである。
 純米酒というのは、米と麹だけで造られたお酒であり、麹がアルコール分を発生されるのである。これに醸造用アルコール(焼酎)を加え、吟醸酒とか大吟醸酒といった具合に製造過程の精米の割合で日本酒の種類が多様化してくるのである。
 何か一番旨いかといえば、当然醸造用アルコールを全く加えていない純米酒なのである。これこそがまさに日本酒の王道といってよい。味は上品なワインのように甘くフルーティなのである。私などは、あとは全部焼酎の親戚だと思っている。
 学生達と酒を飲むと決まってチューハイなんかを飲むやつばかりだ。あんなのは焼酎どころか、水にアルコールを混ぜただけでなんの味もないといっても良いぐらいだと私は思っている。そんなのが当然身体に良いわけがない。安い酒なんて言うのは、もはや酒ではない。
 彩り鮮やかなチューハイカクテルなんか気取ってのんで、煙草の煙が煙たいなんて言うお姉ちゅん達は、ホンマに無知でっせ。だってそれって煙草より害がありますけどと私は笑って無視するけどね。人間はどんな酒を飲んでいるかでおつむの程度とお里が知れるわけだ。面白いですね。

名古屋市緑区
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG12mm/F2.0
ISO200,露出補正-0.3,f4.1/250
コメント
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