Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1312. 新幹線の窓

2016年05月23日 | Shinkansen commuting
 この画像は5月12日に撮影した。田植え直前、いまごろはもう苗が植えられている。湖のような独特の風景がひろがって眼を楽しませてくれる時期もそろそろ終わりだ。水面は光の状態で見え方も異なる。毎日出勤時の京都7時32分発「ひかり508号」で車窓撮影をしている。
 車窓撮影では、新幹線の信号ケーブル、道路の多数の架線、誰が見るのだろうか意味のない看板と様々な物が写り混む。こんなに日本の風景は混沌としていたかと思う。もちろんたまには架線だけ撮ってみる、それはそれで面白い風景になる。障害物を入れたり外したりと後でトリミングが必要な場合が多い。
 だがそれでも解決できない障害物がある。新幹線の窓ガラスの汚れである。雨は走行すると飛ばされるので多分車体の洗浄液の跡なのか、眼をガラスに近づけると結構な縦縞模様が見える。これって撮影機材の解像度を低下させてくれるわけね。毎朝N700系にのるが、やはりよく見ると跡が残っている。なかには鳥にぶつかったのか傷も付いてたりして。こちらとしては、photoshopで後処理するのが唯一の改善策なのだが。
 これが700系になるとさらに汚れてきて、あまり洗浄されていないらしい。さらに在来線の各駅停車になると1年以上掃除をしていないだろうなと思われるぐらい黄ばんでいて一目瞭然の汚れ方であり遠目に見ても霞んで見える。
 世界の新幹線を豪語するなら窓ぐらい綺麗に掃除してこいよ。
 そんな中で比較的綺麗なのがデッキの出入り口の窓。ここは進行方向の左右どちらも撮影ポジションに選べるので車窓撮影に向いている場所なんだな。やむなく混んでいる「のぞみ」に乗ったときは7号車で立って陣取っている。喫煙コーナーも洗面台もあるし名古屋駅ホームの階段の近くだし、隣の駅まで35分もあれば着くしさ。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA MACRO ELMARIT 45mm/F2.8
ISO2000,露出補正0,f2.8.1/100
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする