Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1314. 続・観光地の評価

2016年05月25日 | Nagoya city
 日本の観光地というのは、アカデミック的とはいわないまでも好奇心を刺激してくれるところが皆無に等しい。
 温泉地に行けば、さあ温泉入って形式的な宴会して、はい従業員は帰さなきゃならないから早々にお終い。退屈な夜をお過ごしくださいというわけだ。しゃあない街を徘徊しようと思えば街がない。
 誰がそんな退屈な観光地に行きますか?。観光振興なんか論ずる前にそういうところを考えたことがあるのかな。退屈な夜、不倫の愛人とすごすのには長い夜が丁度よいでしょうけど、そうでない人達はどうすんのかな。
 そう考えると日本の観光地は不倫愛人同伴と義理的家庭サービスが同居するというなんとも相性が悪いマーチャンダイジングで成立する不可思議な世界だ。まあどちらも夜は早く寝るから旅館の従業員にとっては手間が省けるけど。
 やはり夜の街へ飲みに出かけて、地元のお姉ちゃん達と仲良く慣れて、夜ふけまでお酒とディスコなどでではしゃげる世界がいるよな。こう書くと気の早いプロモーターは、それっ!ディスコつくろうになるが、そうではないのだな。つまり地元の人達がいつも出かけたい地元の評価が高いスポットであることが大切なのだ。そういうところも含めて観光地の評価なのだ。だからジモティー達の人気のお店があるかどうかが評価の基本さ。
 そうしたジモティー達と意気投合できるところが、異国の土地に来たという体験さ。そこが旅なんだよね。そういう思想が日本の観光地にはない。だから私などは友達のいる都市にしかゆかない。観光地!、義理的仕事でもなきゃ行かないよ!!。
 さて画像は萬乗醸造だ。あの「醸し人九平次」をつくっている醸造所だ。

名古屋市緑区大高地区
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG12mm/F2.0
ISO200,露出補正-0.3,f6.3.1/640
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