ダイナミックな久米島から、慶良間に戻るとまったり感が心地よい。しかも船はアジュメール号だ。
さてPADIのテキストには、「魚の名前を知る」というレクチャーはあったが、「魚と遊ぶ」はなかった。ならば実地で魚と遊んでみよう、いや、魚に遊ばれているのかもしれない。
岩穴の中になにやらイボのついた物体が色変わりしている。
蛸だ!!!、ならばひっばりだそう!。二人で足をつかみ・・おっ!、背後の穴から逃げようとしている・・・、そうはさせないぜ!!、ついに足をつかんだ!!!、蛸は猛烈に抵抗する、やっと引きずり出したぜ、こっちの勝ちだ!!!!。
そうなると蛸も最後の手段で盛大に墨を吐きまくる。まるで忍者の葉隠の術か・・、おいおい、インストラクターを隠してどうすんだい、全て吐ききっても、蛸の墨はまた生成される。そして、今晩のおでんの具にしようなどということは考えずに、逃がしてあげた。
人間と魚の共生関係ができているとは思えないけど、ダイバーは魚には原則として手を触れないので、ロンセンスズメダイも安心できる餌だと思っているのだろうか。まあ執拗に群がってくる。今度はソーセージでも持参するか・・・。
どうもこのコクテンフグは、随分とダイバー達にもてあそばれた経験があるのだろう。逃げることもなく膨らんでいる。それをビギナーダイバーに手渡ししたらフグは気持ちよさそうな顔してんの。そりゃダイバーの方が驚愕の顔をしてるわけさ。そりゃフグも私もおもろいですよと眺めていた。
そんな風に、魚と遊び、魚に遊ばれる、慶良間の癒やし系のダイビングだった。
沖縄県慶良間諸島
GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD
1)ISO770,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/901
2)ISO288,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/692
3)ISO490,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962
4)ISO325,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962
5)ISO325,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962