先日、名古屋で飲み会があった。
東海道新幹線は私の通勤電車だったから、乗るのも苦痛だ。それに人混みの雑踏をかき分けてゆくのも難儀。そこで東海道線の普通列車で、関ヶ原の中山道旧街道宿の柏原で途中下車して名古屋に向かうことにした。
ちなみに旧東海道は、三重県桑名から今の第2名神高速道路に沿って京へ上がるので関ヶ原は通らない。関ヶ原は中山道が通過しており、東海道線と東海道新幹線は名古屋から中山道に沿って京都に向かうわけであり、ここだけ中山道新幹線といってもよい。
安藤広重が木曽街道69次で描いた柏原は、当然往事の賑わいはないが、大きな屋敷位は残されている。雨の中、静かに街が沈んでいる、いずれは本当に沈んでしまいそうだ。そんな絶望感を感じつつ、とりわけ被写体があるわけではないこの街の最近の新しい出来事といったら、駅前住宅の一部にカフェが設けられたぐらいかもしれない。里山の木々は色づき始め、マダラに実った柿の木の先に伊吹山がみえるが、まだ雪は積もっていない。
ツァイスのレンズをつけているのが意欲回復の1つだが、こんな雨の風景にツァイスもへったくれもない。1時間半の徘徊を終えて大垣行き普通列車、そして大垣で新快速に乗換えて名古屋金山までは40分ぐらいだ。金山で宴会をして、お泊まりのミニ旅だった。
さてダイビングの画像も一時小休止して、このブログも1週間ほどお休みいたします。
滋賀県米原市柏原
SONYα6000、Carl Zeiss Vario-TesserE 16-70mm/F4 T*
1)ISO640,焦点距離53mm,露出補正-0.5,f/11,1/90
2)ISO2000,焦点距離70mm,露出補正0,f/11,1/125
3)ISO6400,焦点距離41mm,露出補正-0.1,f/11,1/90
4)ISO2000,焦点距離70mm,露出補正-0.5,f/11,1/125
5)ISO800,焦点距離34mm,露出補正-1,f/11,1/60
6)ISO1000,焦点距離35mm,露出補正-0.5,f/11,1/60