Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fish eye9.  アントニオ・ガウディ

2019年10月29日 | diving

 

 初めて宮古島にきた。

 この洞窟のポイントに誰が名前をつけたかはわからないが、少なくとも建築家アントニオ・ガウディを知っていた人間だ。水深12m位の所から洞窟に入り31mで抜け出してくる。どうしてこんな形態ができたのか不思議な水中の空間である。少し華奢な柱状の岩は、いずれは水流や台風によって崩れ去るかもしれない。そう思わせる危うい構造でもあるが、ともすれば撮影することを忘れさせてぐれるぐらいみとれてしまうダイナミックな景観である。

 こうした水中の狭い洞窟から、いきなり大きく開けた開口部を撮影するならば魚眼レンズしかない。それ以外のレンズでは1枚の画面に入りきらない。魚眼レンズを持ってきてよかった。ノートリミングでアップさせよう。

 洞窟は、どうやって撮ればよいのか悩むが、もう後からダイバー達が続いてくるので、とりあえず撮ってとする、撮り逃げで撮影していた。それに暗いから十数カット撮影した画像の2/3はぶれていた。このあたりの暗さになるとGoproの限界かもしれない。

 それにしても、この洞窟の穴がどうやってできたのか。もちろん人為的にはできないから、海の中のどんな力が働いていたのかは、まったくわからない。海の中は、たいして調べられているわけではないから、わからないことの方が多い。

 宮古島では、もう一つ魔王の宮殿と呼ばれる著名なポイントがある。ボートは行こうとしたが、他のボートが満杯であきらめた、いつかまたですね。その頃には、洞窟撮影の方法も覚えているだろう(笑)。

 

沖縄県宮古島 

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO721,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

2)ISO2233,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

3)ISO1409,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/176

4)ISO919,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120

 

コメント
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